2月25日~26日に実施した、魚沼市大栃山地区での活動の様子を紹介します。
今冬のスコップ活動はこの大栃山地区から始まりました。
※ 今冬初回の活動紹介についてはこちらから!
なんと今冬の活動の締めくくりも同じ地区となりました!
今年は例年よりも少雪と言われているものの、前回の活動から積雪が増加していた様子。
1月30日には最大積雪深が3メートルを超えており、住民の方にとって除雪が負担となっている状況がうかがわれます。
今回の活動では、計9名のボランティアの方々が除雪に汗を流しました。
<1日目> 25日13時~
まずは活動内容の説明や自己紹介など簡単なオリエンテーションを行い、活動の大まかな流れを掴みます。
準備体操も欠かさず、身体を温めてからいざ除雪へ向かいます。
除雪中に足が埋もれないよう、かんじきの装着もバッチリ!
雪が舞う中でしたが、皆さんそれぞれが役割を見つけて除雪作業を行っていました。
1日目は2時間ほどの作業で、2軒のお宅を除雪。
雪に埋もれていた窓が顔を出し、家の中に日光が入るようになりました!
全ての雪をどかすにはいくら時間があっても足りませんが、こうして成果が見えると、誰かの生活の支えになった実感がわきますね!
除雪を終え、参加者の方々は温泉へ。
またこの日はちょうど「春まち雪あそび」が開催されており、そちらに顔を出した参加者の方も。
地元の方々も多く参加し、大盛況だったお祭り。雪像の写真を撮ったり抽選会に参加したりして楽しむ姿が見られました。めったに参加できない地域の行事を体験できることも、「スコップ」の魅力の一つです!
その後夕食を兼ねた懇親会を行い、明日の活動へ英気を養います。
<2日目> 26日9時~
2日目も参加者全員で計2軒の除雪を行います。
何か見覚えのある光景ではありませんか…?
実は1月の活動の時にも、同じお宅を除雪させていただいていました!
あれだけ除雪をしたのに、また同じほど積もっている雪…
日常的に除雪作業を行わなければならない苦労を痛感しました。
途中、地元の方から温かい飲み物などの差し入れをいただき身体を休めます。
除雪後に集合写真を一枚。
皆さんのお顔から達成感がうかがえます!
2軒目の除雪は近くに流雪溝があり、運んだ雪の塊を流して作業を進めていきます。
ちなみに流雪溝とは、水が流れる側溝に雪の塊を流して排雪する設備で、雪国の除雪作業では非常に重要なものと言えます。
2時間ほどで作業を終え、最後には大栃山区長さんから労いの言葉をいただきました。
2日間とも雪の中での作業となりましたが、本当にお疲れさまでした!
今冬の活動はこれですべて終了となりました。
全ての活動において多くの皆さまから参加のご希望をいただき、除雪ボランティアに対する強い熱意を感じました。
担当として、今後の活動をさらに充実したものにできるよう努めて参ります。
皆さま、活動へのご理解ご協力を賜り誠にありがとうございました!
来年度以降も引き続きよろしくお願いいたします。