ドゴール空港からレンタカーに乗り、一気にベルサイユまで。いままでのカラッとしたイタリアの気候から一転、どんより薄曇りのフランスは、少し肌寒い。豪華絢爛のベルサイユ宮殿は娘の行きたかった場所。重厚なタペストリーやピンクの壁紙。ゴージャスさとフェミニンのミスマッチがマリーアントワネットの悲劇を一層深く物語っているようです。
南下するにつれて気候もさらに暑くなり、そして色彩豊かになっていきます。テルミニ駅の地下のタイルはまるで人々が行き交う雑踏を表現しているようです。そして、バチカン美術館のタイルも上品なボルドーカラーです。