シルバー席 招き譲られ気にくわず
昨日は土用の丑の日、この暑さを乗り切るために
鰻を奮発した方も多いのではなかろうか。
そういう私も、妻が買ってきたスーパーのウナギで
ささやかに舌鼓を打たせてもらった。
それにちなみ、「うなぎ」の文字を含む川柳を探してみたが、あまり探せなかった。
舌先が笑う天然うなぎだな 川路 泰山
忙しい閻魔鰻の舌も抜く 牧内ヨシ江
キリストのやうな顔して鰻ゐる 川上三太郎
飽きるほど鰻を食べたことがない 田中山海
半額の中国産で鰻の日 田中山海
鰻を奮発した方も多いのではなかろうか。
そういう私も、妻が買ってきたスーパーのウナギで
ささやかに舌鼓を打たせてもらった。
それにちなみ、「うなぎ」の文字を含む川柳を探してみたが、あまり探せなかった。
舌先が笑う天然うなぎだな 川路 泰山
忙しい閻魔鰻の舌も抜く 牧内ヨシ江
キリストのやうな顔して鰻ゐる 川上三太郎
飽きるほど鰻を食べたことがない 田中山海
半額の中国産で鰻の日 田中山海
「掬う」の文字を含む川柳を集めてみました。
透きとおるあしためざしてすくう灰汁 さくら・ことのは
負の行へ忘れて掬う朧月 安藤哲郎
十指みなひろげて掬う春の水 善子
幸せを掬うこの掌が浅すぎる 郁夫
湯豆腐がうまく掬える人が好き 杉山昌善.
掬っても掬っても幸せ落ちる 森田 一
終い湯の慙愧を掬う備忘録 近藤良樹
日がな一日雲を掬っている私 鳥海ゆい
上澄みを掬い小さく生きている 川瀬晶子
こぼれてはまた掬いとる深い欲 萩原大介
すれちがうたびに笑顔を掬い合う 鶴見若子
異形の僧ら金魚掬うて立ち去れり 石部 明
気まぐれに掬うた金魚殺せない 田中山海
コンビニで季節を掬う雛あられ 斎木美佐緒
ごめんねは甖(かめ)に溜まってから掬う 芝岡勘右衛門
湯豆腐が掬えぬひとで寂しがり 明日歌
手で掬う水の零れて夕暮れに 大西俊和
とても大きな網に掬えたものがない たむらあきこ
百選の水の命を掬う和紙 上村 脩
追憶をそっと掬えば砂の音 古俣麻子
錆ついた言葉掬って日が沈む 斎藤はる香
透きとおるあしためざしてすくう灰汁 さくら・ことのは
負の行へ忘れて掬う朧月 安藤哲郎
十指みなひろげて掬う春の水 善子
幸せを掬うこの掌が浅すぎる 郁夫
湯豆腐がうまく掬える人が好き 杉山昌善.
掬っても掬っても幸せ落ちる 森田 一
終い湯の慙愧を掬う備忘録 近藤良樹
日がな一日雲を掬っている私 鳥海ゆい
上澄みを掬い小さく生きている 川瀬晶子
こぼれてはまた掬いとる深い欲 萩原大介
すれちがうたびに笑顔を掬い合う 鶴見若子
異形の僧ら金魚掬うて立ち去れり 石部 明
気まぐれに掬うた金魚殺せない 田中山海
コンビニで季節を掬う雛あられ 斎木美佐緒
ごめんねは甖(かめ)に溜まってから掬う 芝岡勘右衛門
湯豆腐が掬えぬひとで寂しがり 明日歌
手で掬う水の零れて夕暮れに 大西俊和
とても大きな網に掬えたものがない たむらあきこ
百選の水の命を掬う和紙 上村 脩
追憶をそっと掬えば砂の音 古俣麻子
錆ついた言葉掬って日が沈む 斎藤はる香