15年以上も前・・・
土地購入・・・・契約して・・・手付金・・・かなり高額・・・
契約した次の日・・・・その会社・・・倒産の知らせ・・・
少し動転して唖然とした・・・・・
会社へ行ったが誰もいない・・・・・為す術がなかった・・・・・
少しして・・・・知人に紹介された弁護士に依頼・・・・・判決を取ってもらった・・・・・
この当時は全く何も知らなかった・・・・判決を取れば契約金が戻ってくると思っていた・・・・・
苦心の末・・・・・ある不動産関係業者に依頼・・・・
ある程度の金額があれば・・・・・土地を所有できるとのこと・・・・思い切って依頼・・・・
金額もある程度支払った・・・・・
しばらくして・・・・断りの返答・・・・・しかも金額も返さないと言う・・・・・
再度前回の弁護士に依頼・・・・・この業者に返済を求めた・・・・・
月々3万円程度の返済金・・・・・無利子での返済を許した・・・・・
月々の返済をかなり怠っていた・・・・・担当の弁護士が月々何度も返済の請求・・・・・
容易に返さない・・・・・
かなり長期間・・・・・最後の方で・・・・この業者が職に就く・・・・・
残金4.50万円程度残っていた・・・・・
弁護士は給料の差し押さえを通知・・・・・
すると・・・・残りの残金を一度に返済してきた・・・・・
この間・・・・8~10年・・・・・
この土地の件まで僕は職場関係以外・・・・部外者とはほとんど接触していたかった・・・・・
この土地の契約を交わしてから・・・僕の人生が大きく変わった・・・軌道が全く外れた・・・
家族も多大なる精神的被害を受けた・・・・・
今となっては・・・・・
何年か前・・・・・近くの7.8歳上の人のところへ行った・・・・・
それまであまり行ったことがない・・・
すると・・・まあ休め・・・・我が事せー・・・・・
僕は・・・・後で考えて・・・・・僕のことを知っているのかと思った・・・・
この前・・・漁師の夫婦と話をした後・・・・・僕の過去をある程度・・・知っていた・・・・そんな風に思った・・・・
けれども馴染みにくいものを感じた・・・・・
漁師の人と・・・・僕とはまた違う・・・・そう思った・・・・・
とにかく言葉が違っていた・・・・・
それから・・・2.3人の町の人と・・・少しの対話・・・・・・
合わない・・・・・通じ合わない・・・・・そんなような感じがした・・・・・
それから少しして・・・・・
浜のベンチで座っていたら・・・・・ひとりの漁師の人が声をかけてきた・・・・・
うなずいて聞いていた・・・・・
二日ほどたって・・・・
同じ人がまたきて・・・・・僕に頭を下げて・・・・・・僕も頭を下げた・・・・・
その人は10歳ほど年上の人・・・・・・
何かふたりに違和感が漂った・・・・・・
けれども後で・・・・・・この町の人は僕のことがわかっているのでは・・・・・・
そして何も言わなくても・・・・・わかっている・・・・・
気心を知っている・・・・・・そんな風に思った・・・・・
過去を語っても仕方ないけれど・・・・・でも今の僕は・・・・・
大学入試の時・・・・・ひとりで大阪から神戸まで・・・・新幹線で・・・駅員が変な顔・・・
田舎者の僕・・・・・知らなかった・・・・
大学・・・・何とか合格・・・・・父・・・寮へ入れと言う・・・・・僕はいやだった・・・・・母・・・許してくれた・・・・
下宿・・・・となりの部屋・・・・2年上・・・・何やら4.5人ほど来て・・・・論議・・・・・
この頃・・・・学生食堂・・・・1食(140~150円程度)?・・・・ひとりで毎日のように・・・・恥ずかしかった・・・・
仕送り・・・・・・だけではとてもやっていけなかった・・・・・
1.2回生の頃・・・・真面目に勉強・・・・比較的成績はよかった・・・・・
同じころ・・・・京都(河原町)・・・・学生運動・・・・機動隊・・・・ひとりで見に行った・・・・
圧倒されて・・・・・田舎者の僕には・・・・・
大学は・・・・・学生運動禁止・・・・・
僕はノンポリ・・・・・学生運動・・・・全然知らない・・・・・
2・3回生の頃?・・・・・下宿を変えて・・・・学生アパートへ・・・・・
アルバイト・・・・いろいろ経験・・・・・
そして挫折・・・・・またアパートを変えて・・・・・
京都から大阪へアルバイト・・・・・
ほとんど勉強しなくなっていた・・・・・どうにかこうにか・・・何とか卒業・・・・・
帰郷・・・・・・浪人生活・・・・・
それから神戸へ少しの間・・・・・・大阪へ少しの間・・・・・就職・・・・
そしてまた郷里に帰って・・・・・職について・・・・・・・
ある日・・・港のベンチでひとりの年輩の漁師の人と簡単な短い対話・・・・・
初めてこの町の人と話をしたような感じがした・・・・・ほんのごく短く・・・・・
次の日・・・・・また少し話した・・・・・
2.3日後・・・・・また少し・・・・・言葉が漁師独特の言葉・・・・・あまりわからない・・・・・
相手もわかっていない様子・・・・・でも少し・・・・安堵・・・・・
それからまた2.3日後・・・・・その人とその嫁さんと・・・・・三人で少しの会話・・・・・
漁師の関係のことをそのふたりは話した・・・・・僕は僕の過去を少し話した・・・・・
漁師の仕事のこと・・・・・ふたりともこの町の言葉・・・・・僕にはよくわからなかった・・・・・
僕の話もわかったのか・・・どうか・・・よくわからなかった・・・・・
途中で咳払い・・・・話をしようとしたが・・・・・少々怖さのようなものを感じた・・・・・
そこで僕はその場を去った・・・・・
後で・・・・この人達のすごさを感じた・・・・・
その後・・・この町の漁業のことについて少し考えた・・・・・
何とかこの町を・・・・・でもわからなかった・・・・・
そんなことがあった・・・・・
ある日の夜8時頃・・・・・右隣の家からテレビの音・・・・・それと家族の声・・・・・
少しホッとした・・・・・
その他の家のテレビの音・・・・・家族の声は全く聞こえない・・・・・
台所の音さえ聞こえない・・・・・
この頃・・・・・深夜まで起きていることが多かった・・・・・布団の中で・・・・・
スマートフォン・・・・・短文を綴った・・・・・スマートフォンの詳しい操作はほとんど知らない・・・・・
自分と家族のこと・・・・・考えながら・・・・・
若い頃・・・・・仕事に夢中だった・・・・・仕事に追われていた・・・・・
ある日・・・職場の年輩の目上の人が・・・・・僕に・・6人分仕事をしたなー・・・・・
よくわからなかった・・・・・もしかしたら僕のことがわかっていたのかも知れない・・・・・
次の日・・・・・このまわりの野良猫?の鳴き声・・・・・僕の家の庭にも入ってくる・・・・・
夜・・・・・朝方・・・・・
そして昼は犬の鳴き声・・・・裏の犬・・・・近所の近所の家の犬・・・・・3.4軒離れた家の犬・・・・・
そして自動車の音・・・・・単車の音・・・・一日に数えたら7.80回・・・・・
そしてドアを閉める音・・・・・ひとつの車に4回ほど・・・・・こんな音も・・・・・