そこは最早全く何もない真空の空間だった
暗闇か 空白か 色というものは 全く見えない
何もない 何も見えない 眠りのような・・・宙のような・・・ けれども 何かがいるような・・・
僕は祈った 「私を捧げます・・・・・あなたの命に従います・・・・・」 僕は懸命に祈った
そして暫く時間が過ぎた・・・・・
僕は眠っていたようだ・・・・・
そして再び恐怖が襲ってきた・・・ 僕は再度祈った「私を捧げます・・・・・・・」
僕の周りには 何か・・・霊気？のような・・・・漂っていた・・・
そして僕を観察したようだ・・・それはまるで宇宙から来た、宇宙人ではないかとも思った・・・
そして僕の身体を調べ始めた・・・入念に 綿密に
僕の周囲には ５．６人？の人間とは思えない・・・まるで宇宙の・・・
そして 「この人は地球人だ・・・・・救え・・・・・」 こんな言葉が・・・・・
僕の身体は空中に舞い上がった・・・それも早急だった・・・
スーと僕の部屋から 何かに抱き上げられ・・・空を飛んでいた・・・
僕の身体は横になったままだった・・・身体の周りには柔らかいものが敷き詰められていた
下には海が見えた・・・横には雲が浮かび・・・上には青の空が・・・
身体はほぼ斜めを向いて 何処か違うところへ連れていかれた・・・