それはある日のことから始まった
僕はこの町で生まれた けれども大半、大半以上は他の町で生活していた・・・
だからこの町のことはほとんどのことについて知らなかった・・・知っていたのは我が家のことだけだった・・・と、言っても過言ではない
この町の世間などというものはほとんど知らなかった・・・また生まれながらにして、そういうことは気にしていなかったし、あまり頓着していなかった・・・
他の町での生活が多かったから、この町の方言もほとんど知らなかった・・・また生まれてから無口な方の性格というのも加算されていたのかも知れない・・・・だからまず第一にこの町の方言というものが身についていなかった・・・・・
ある日・・・この頃・・・僕は時々夕方、夜のかけて、散歩したり、コンビニへ行ったりしていた・・・
ある日の夕暮れの頃に家の外へ出た・・・すると向かいの家についていた部屋の電気が、僕がその部屋の前を通った時、その電気が消えた・・・・
僕はその当初ほとんど気にしていなかった・・・そしてその時は何とも思わず通り過ぎた・・・