立体感があって、なかなか良い感じになったスナメリ水槽。(元ジャイアントケルプ水槽~前ゴマフ水槽)
※追記あり
この所、日本海側最大の水族館にするべく少しずつ規模を拡大して行っているのとじま水族館。昨年のイルカの楽園に続き、今回はスナメリ水槽とゴマフ水槽が約1ヶ月前に入れ替わりの形でリニューアルしました。
規模を拡大…と言っても、今の所は古くなった所を新しくしたと言う形ですが、2年後には1500tクラスの大水槽を作ってジンベエザメを入れるとか。
何でそこまでやるかと言うと、県は新幹線「金沢駅」開業に合わせて誘客の目玉の一つとして水族館を利用している訳です。現状ですら利用者の少ない在来線利用者が、さらに減少する分を地元負担させるくらいなら、一部の恩恵を受ける業界のための新幹線なんか要らないんだけど。しばらく恩恵を受けた後で大きく膨らむ借金残して取り返しがつかない。…とちょっとぐちり。
のとじま水族館は大好きだけど、ジンベエザメまで望んではいない。入ればもちろん見に行くけれど、のとじまに海遊館や美ら海と肩を並べる物を求めてもいない。どう考えてみても地理的に、年間100万人も訪れる水族館にはなりえない。ジンベエザメが入って2~3年は急激に入館者数が増えても、その後は確実に減る。無謀な計画?で、実現しなかった函館水族館(仮称)のようにブレーキをかけることも必要。身の丈にあった、(基本的には)地元の水族館であって欲しい。
ここ数年でいくつかの施設が新しくなったものの、どうもしっくりこない。まずは箱ありきの設計で、展示生物は二の次になっている感がする。飼育展示のプロがいるのに、入れ物は素人発想。机上論だけで決めちゃったよ~ってな感じかなぁ。ドルフィン万華鏡でびっくりしたなぁ。なんでそんなもの作るの?旭山に視察でも行って“形”だけ見てきたんだろうな。“お役所仕事”といわれる類の典型やなぁと簡単に想像できる。
のとじまのスタッフは、よくがんばってると思うんだけどなぁ。ちょっと気の毒。新幹線がらみの、人・物・金の流れに呑み込まれないように。
※上記の内容は、私が見ていて推測している事であって、実際には全く的外れな事を言っているのかもしれませんので、丸ごと信じないで下さい。「そんな気がしてならない」と言う事なのです。水族館スタッフには何の責任もないんだけど…と言う部分が多いです。
冒頭に書くには長くておもっ苦しいなぁ。
すまんねぇ~
スナメリ親子、なかなかいいでしょ。
元気(♂)も、もう時期一歳になります。真ん中のが元気で、上がお父さんのスナー、下がお母さんのメリー。大概お父さんだけが単独行動です。
パッと見、親と同じぐらいになりましたね。
約1年振りにスナーとメリーは再会し、スナーは初めて我が子と一緒に過ごすことが出来ましたが、残念ながら10日に亡くなりました。人間で言う所の20歳くらいと言う若さです。我が子と暮らしたわずか1ヶ月は、彼にとってどんな時間だったのでしょう。ご冥福を祈ります。
加茂水族館からやって来た、サントス(♂右・兄)としずか(♀左・妹)。まさか兄妹が、こんな所で再開するとはね。
でも、しずかは将来、他館の♀とトレードされる予定です。
もう少し陸地の部分が広いといいんだけど。ほぼ全面水中です。
浮島でも作ってあげればいいかな。予算的にもその方が得策かと。
アザラシ万華鏡(前ドルフィン万華鏡)に、旭山のような人だかりが。しかし万華鏡のネーミングになんのこだわりがあるのやら…
スナメリもイロワケも入らなかった“万華鏡(面倒なので円柱と書きます)”にサントスが入ってますがな。やっぱアザラシやね。
でもね、私はこの円柱、正直ただ邪魔なだけだと感じています。
アザラシが気に入ってくれて、ここでよく遊んでくれるなら認めるけど。
アザラシとスナメリのいる海の生態館。
ここに、レプリカのカマイルカと記念撮影が出来る様になりました。これと同じ仕組みの撮影ポイントが、各地の水族館にありますよね。鳥羽水ではジュゴンのセレナと、二見ではミナミゾウアザラシの丸子と、海遊館ではジンベエザメ・カマイルカと、名古屋港ではシャチのクーと。まさかのとじまでもやっているとは。
記念撮影などを専門に行う写真館(文京スタジオ…かな?)が、精力的に営業活動をしていますね。温泉旅館が沢山あるため、我が家の近くにもこの会社があったのですが、団体旅行が減って、需要が無くなったのでしょうね、移転してしまったようです。
今日のテヅルモヅルは、まさしく“動物”を感じさせるほど活発にうにょ~うにょ~と動いててうれしかった。
大概植物風動物なので。
はい、おてっ!
こうすけは、ひれをしっかり上に上げます。
他館では、こんなにしっかりとは上げていないような気がするんですが、贔屓目でしょうか。台の上にいるからかなぁ。
なんか、ちょっと自信がなくなって来たぞ。
はい、おかわりっ!
気持ち良さげにパコが寝ています。
最終日とは言えGW中と言う事で、ラッコ館は食事時間を中心にいつも人でいっぱいだったので、イルカショーを途中で抜け出して見に来ました。しばらくですが独占できました。
イルカショーのスタンドは、午後4時からの最終回以外は満席でした。水族館に来た人は、ほぼ100%イルカ・アシカショーを見ると言う事でしょうね。
イルカの楽園横にあるタッチングプールです。
ヒトデなどがいます。真ん中の青い柱に分断されていますが、これが石川県の形になっている事を最近まで知りませんでした。
写真手前が能登半島、柱のある部分が金沢~千里浜辺り。私の住んでいる加賀方面は柱の向こうです。住んでいる町の辺りを見てみると、……配水管がありました…ぎゃふん。
イルカの楽園には、さまざまな魚にペンギン、そしてウミガメもカマイルカと共に飼育されています。潜水掃除中のTだっちさんが、執拗に襲い掛かるアカウミガメ(♀)と戦っています。
判りづらい写真ですが、口の開け方といい、目つきといい獲物を狙うような様子です。遊ぼうとか餌ちょうだいと言うのとは、全く違います。友好的な雰囲気がまるでなく、明らかに攻撃態勢です。
温和なイメージのカメですが、水中では機敏に動き獲物を狙う時もあるわけです。ただ、人を獲物と思っているのか、なにか気に入らない事があって攻撃してきているのかは判りません。もちろんTさんはカメに対して攻撃はしていません。
いただきます。
スナメリたちは、大きな水槽に移動しましたが、同時に魚達とも同居する事になりました。しばらく見ていると、尾鰭で軽くはたいてみたり、追い掛け回したり、噛みつく振り(写真)を見せます。実際には食べていないようなのですが、魚達は結構ストレスたまっているでしょうね。自然を再現と言う点では必要不可欠ですし。
中には弱ってしまい、底でピクピクしている魚もいますし、白いお腹を向けているものもいます。
スナメリにとっては良い環境。魚達には…う~ん、もう少し隠れる場所が欲しいかな。
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