新江ノ島に来て冒頭に持ってくるような写真じゃないんですけど、私の中ではちょっとした引っ掛かりのある1カットなんですよ。
左に見えているプールの一部はウミガメが展示されています。右は1階~2階にかけて「なぎさの体験学習館」です。出入りするのは人間だけなのに、場に似つかわしくない頑強な金属製のゲートがあります。確かめてはいませんが元々ここに「みなぞう」がいたんでしょうね。
みなぞうを見た事はありませんが、万一夢海子がここに嫁入りしていたとするならば、ここに通いつめていたでしょうね。そんなことを思いしばらく時を過ごしました。
入館して、最初に人だかりになっていたのがこの水槽。
地味でしょう。色気のない川魚ですよ。殆どの水族館では飛ばし見されたりする水槽なのに、ここでは順番待ちで見てるんですよ。
ところが今は誰も見ていない。
種を明かすと、この水槽は時間によって水位が上下します。水位があがると深い左側へと集まってきます。
ところが、水位が下がると…
小さな段差が現れてきて、上流(右側)から水が下流(左側)に流れ落ちだします。
すると、魚たちは一生懸命上流に向かって段(滝?)をピチピチ跳ねながら登り出すんですね。
その様子をカメラで撮ろうとする人が、順番待ちするほど人が集まるんですよ。
見せ方一つで、いつもは地味な脇役が主役になっているんですね。
これには感心しました。
★フィンズ
相模湾大水槽の中で暮らす魚達を水中からアップをカメラで映し出し紹介しています。
おさかな入門編と言った感じでしょうか。
★うおゴコロ
哺乳類のように人になついたりする事が殆どない魚類ですが、一部には人になじむ魚も存在します。相模湾大水槽の中でスタッフと上手くコミュニケーションのとれる魚達を紹介しています。まさかそんな事が…と思うから、お客さんの反応は「おぉぉぉ…」の連続でした。
この写真も、たまたま近くに寄ってきた魚ではなく、ある個体を呼び寄せて一緒にくるくると回って踊っているかのように見せてくれました。
おいでおいですると、紹介されていた魚だけが一直線にやってくるなんてね。
家の金魚も私が近づくと一斉に寄ってきますけど、餌待ってるだけだし。
しかも全部寄ってくるし。
ハオリムシ
絶対にこれは見たかったんだけど、動きがないとちょっと寂しいな。
ミズダコの展示はあまりどこも変わんないです。
今までミズダコの展示としては、のとじまが最高でしたよ。
深さ7m、450tのジャイアントケルプの水槽にかなりの大物を4つ5つ入れてた事があったんですけど、観客側のアクリルにべったりくっついて、しかもほぼ目線の高さにいたからなぁ。
またあの展示してくれないかなぁ。
えーっと、タコクラゲの幼体だったかなぁ。
★スプラッシュ!
さてここからはショーの写真ばかりです。
イルカとアシカのショーです。
一つの流れの中に連続していますので、同時には出て来ませんがイルカショー&アシカショーではありません。
水中ショーは日本海側では本当に少ないです。気温のせいもあるんでしょうね。太平洋側にはエプソンなどの特殊な例は除いて、冬の寒さをしのぐための室内プールはないですからね。
音楽の使い方がいいです。
オープニングのナレーションは小林克也さんですか?
一気に場の雰囲気が変わってしまいますよ。
ショーとしての完成度は、八景島・エプソンより高いと感じました。
ショーに限らず、とにかくまた来たいなぁと思いながら楽しめました。
★ドルフェリア
これは水中パレエと言うものですか?ミュージカルなのかなぁ。
他で似たような物を見た事がありません。
小中学生の女子には受けそうな感じ。と、おっちゃんは思いました。
※おまけ
上手く行かない事も、そりゃありますよ。
バンドウイルカがビニールの球体をおもちゃと思ったのか、噛みついて離しません。
1回目のショーでは全て上手く行ったようでしたが、2回目のショーでは何度かこのような場面がありました。歌を歌いながらのショーですから、途切れさせる事(やり直おし)の出来ない流れの中でうまく対処していましたね。
~水族館ナイト4~
詳しい内容については、見事にまとめ上げたレポートを書かれている方が何人もいらっしゃいますし、検索して探してみてください。
今回で4回目となりますが、参加したのは初めてです。
一年間の総決算的な内容だったそうですが、今回初めてなので、そのあたり良く判りません。
でも中身は濃くて、単発で参加しても楽しい充実した時間が過ごせました。
普段の生活の中では味わえませんから。
行きたければいつでもいけるわけではありませんが、またタイミングが合えば参加したいです。
以前の水族館ナイトでとった好きな水族館のアンケートの集計結果だそうです。
実際、順位には意味はありません。人数がたまたま多かったかどうかと言うだけですから、“良い水族館の順位”ではありません。
私的には10位の右が一番に決まっているでしょ。
行った事のある所は6ヶ所でした。
まだまだ行ってみたいけれど行った事のないところはあるのです。
今日初めて行った新江ノ島をはぶくと、行った事のある5館は全てリピートしていますから、気に入らなかったわけがない。日本は水族館に恵まれています。
後半は、博物学者の荒俣宏さんを向かえての人魚の話。
荒俣さんは、知識欲の塊なんでしょうね。そこまで深く掘り下げて真相を明らかにしていくなんて、すごいですよ。普通なら簡単にあきらめて趣味の世界で満足してしまうでしょうに。
タヒチアン人魚
これも人魚なの?
これって、ぷっすまの草なぎ君が描いたんじないの?
これがなにに見えるかと言われたら、レゲエのペンギンって答えるわ。
すげえなぁ、よくこれを人魚と見破ったもんだ。
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