2月23日(火曜日)
「兄貴のことだから、今年も餅あげを見に行っただろうな」と田舎の弟からメールが来ました。
はっ!
そうだ。今日は伏見・醍醐寺で、「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」が営なまれる日だ。しまったしまった島倉千代子。
テーブルの横の自分のカレンダーに「醍醐寺 餅上げ」と書いていたのに、カレンダーを見るのを忘れていました。この所、毎年のように見学行っていて、餅上げ力奉納のことは良く知っています。
済んだことは悔やんでも仕方有りません。来年を楽しみにしましょう。
今年の様子を、youtubeに誰かアップしていないか検索しました。出て来ました。女子の部。
女性は90kgの鏡餅を抱え、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈ります。毎年20数名の方が出場しますが、持ち上げれる方は数名です。
昨年横綱になった方は、新記録の11分台でした。今年は果たして何分持ち上げることが出来るか興味深々です。youtubeでは、一人の方だけ持ち上がっています。
時間は5分の声が聞こえてきたので、横綱は5分以上と推察しています。「頑張れ辛抱やで」の声が会場から聞こえて来ます。この声は聞き覚えのある声です。京都 田中道場主の田中美枝子さんに違い有りません。横綱になろうと思えば、ここに入門するのが一番です。道場には本番と同様な台に、タイヤがくくりつけられいる物で練習しているとのこと。
もう直ぐ朝刊が配達されるので、記録は判明します。楽しみだ。
【参 考】
「京に春を告げ、一年の幸せ祈る五大力さん(ごだいりきさん)」。毎年2月23日に伏見・醍醐寺で、「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」が営まれます。不動明王など五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願う行事です。
私が興味があるのは、五大力尊仁王会の関連行事、 「餅上げ力奉納」です。男性は150kg、女性は90kgの鏡餅を抱え、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈ります。また何秒間抱えておれるかの力比べを競い合い、優勝すれば横綱の称号が与えられます。9年前に初めて見て、これは面白いと、ほぼ毎年見学に行っています。
2月24日(朝刊記事)
5分48秒の記録で優勝した川辺マキさん(40)は、東日本大震災などを機に、東海地方から京都市山科区へ移り住んだ主婦。今回が5度目の挑戦で、「京都の人が優しく温かく迎えてくれたので、感謝を込めて持ち上げました」と喜んでいた。男性の部は、大津市の公務員山腰祐司さん(49)が4分25秒で優勝した。