2月10日(水曜日)
雀友のK君から2週間前に「クレソン採り行かないか? 行くのであれば、10日の10時に和歌山の実家の駐車場に集合することにしているからお出で」の誘いを受けました。
返事はモチロン行く!
7日にスモークサーモンの下処理のお手伝いにK君の家に行く予定が、K君がインフルエンザにかかり中止となりました。
こりゃ10日のクレソン採りは延期だろうと諦めていました。所がK君から1昨日、「10日クレソン採りに行くよ」と電話が掛かって来ました。
「行っても大丈夫か?」「大丈夫!」
そんなことが有り、クレソン採りに行くことが決定。女房にそのことを告げると、「行く途中のどこか温泉で私を下ろして」と言います。女房の車は車検に出していて、代車しか有りません。「代車は怖いので乗らない」と言い乗っていません。自分の車が有れば、買い物にもお風呂にも行けますが、家に一人いても面白く有りません。この所、体調が悪く、温泉が体に一番効くようです。
一番便利な温泉は、K君の家から5分ほどの場所に有る、 「八風の湯」が何かにつけて便利です。
「八風の湯」は、女房はブルーベリー狩りに行ったとき、2度入ったことが有ります。この温泉は1,000円握りしめて行けば、手ぶらで入浴出来ます。風呂から上がり休憩室に行けば、リクライニングのシートに寝て、個人用のテレビを観ながら好きな時間だけ過ごせます。
7時15分に家を出ました。通勤時間帯なので渋滞を心配しましたが、何もなく9時10分に「八風の湯」に到着。

オープンは10時です。車の中で開店10分前までいて「またね~」。
K君の家の駐車場に10時に行くと、まだ誰も見えていません。しばらくするとK君の車と、もう一台やって来ました。
色気のない平均年齢70歳代の爺ばっかし5人・・・。
私は長靴を履きK君の車に乗り、2台でクレソンの群生している文蔵の滝の下流に行きました。

ここで皆さんと別れて、クレソン採りに勤しみます。昨年の経験がものを言います。あそこに行けばクレソンは有る。ゴミ袋とハサミを持ち、クレソンをチョッキンチョッキンな~(^^♪




瞬く間にゴミ袋に2つにクレソンが。



もういいでしょうと、私の今年のクレソン採りは、これにてお終い。私が採ったはるか下で、4人の方は採っています。

どれだけ採れたかな?と様子伺いに行きました。持っている袋を見ればどなたも私の半分くらいです。ここでの野生のクレソン採りには、土手から川まで下りるには梯子は必需品。K君はアルミの伸縮梯子を昨年購入しています。
今年初めて参加のお方は、お上品に手で摘み取っていました。
1時間ほど川に入って、皆さん引き上げました。K君の駐車場で、皆さんとサヨナラ~。さてこれからどうしましょ。
橋本市の「やっちょん広場」で柑橘類を買って、女房が待っている「八風の湯」へ行くことにしました。 「 やっちょん広場」で安いネーブルを買おうと探しましたが見当たりません。

K君が先日買って来てくれたのは1個40円ほどでしたが、ここでは2倍の値段です。何も買わず帰ればガソリン代が勿体無い。この時期には菜の花が安くて良いだろうと買いました。1束100円也。
「八風の湯」へ行くと12時45分。取りあえず女房に今どこにいるかメールを。「12時50分八風の湯に入りました。上がったらリラックスルームにおるので探してや」
直ぐに返事のメールが。風呂から上がり、リラックスルームで休んでいました。
安心して入浴し、30分ほどで上がりました。リラックスルームに行くと、気持ちを良さそうに寝ています。
20分ほど休んで「八風の湯」を後にしました。帰路の途中に有る、ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘へ立ち寄りました。

入り口には柑橘類がコンテナで山積みされています。


ネーブルは無いかな? あった!1箱残っていました。コンテナ1杯1、500円也。即お買い上げ。
帰路にいつもお世話になっている愛称:いしころさんに差し上げようと宅に立ち寄りました。残念ながら留守だったので、「クレソン・ネーブル・菜の花」を置いて帰りました。
夕方になると「クレソンが美味しくてバクバク生で食べました!」の有難うメールが。
こんなに喜んでもらえれば、こちらも嬉しくなります。クレソンが好きなお方がいれば、遠慮なく言って下さいね。来年のことを言えば、鬼が笑うかも知れませんが・・・。
今日は私にとっては気持ちの良い1日でした。好天に恵まれ、無心になってクレソンを採り、温泉に入りシメは京田辺市でラーメンを食い\(^o^)/

夜なべ仕事で女房はクレソンの掃除です。明日は豆乳、豚肉、豆腐、クレソンの美味しい鍋を食べましょね。
【参 考】
1.オランダガラシ(和蘭芥子)は、水中または湿地に生育するアブラナ科の多年草。クレソン(フランス語:Cresson)ともいう。
2.日本には明治3-4年ころ輸入移植し、野性化した帰化植物 。外国人宣教師が、日本各地に伝導の際に各地にもって歩いたので広がりました。
3.クレソン
≪ 辛みと香気がよい
ピリッとした後味のいい辛みと香気が食欲をそそる、肉によく合う理想的なサラダ素材 。
そのさわやかな口当たりが肉や魚のアブらっぽさをすっきりさせるので、ステーキのつま飾りに欠かせない。
体にいいのはもちろん、口臭を消す働きがあり、ヨーロッパでは「健康草」とも言われ、薬効も知られている。
ゆでても辛みは失われず、あえものにするとこくがあり別の味が楽しめる。
サラダ、汁の実、天ぷら、おひたし、肉料理、なべ料理、漬物
βカロチン、カルシウム、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるヘルシー・ハーブ
セリに似た苦み混じりの風味の中に、カルシュウム、リボフラビン、アスコルビン酸やビタミンAの結源がある。
ビタミンC、ミネラルの他に鉄分を多く含んでいます。
サラダにすれば必要な鉄分を補給できてしまうほど、貧血気味の方にお勧めのハーブです。
≪ 栄養価
クレソンの葉や茎にちょっぴり辛みがありますが、ワサビやダイコンなどと同じカラシ油配糖体のシニグリンという物質。酵素の働きで抗菌性の強い成分となります。
肉食が多い場合の血液酸化防止に効果があります。また、抗菌作用もあります。
クレソンは栄養価も高く、カルシウム、リン、鉄分などの無機質やビタミンC、カロチンが豊富に含まれています。