先日(土)の稽古で見学の方が3名いらっしゃいました
和太刀の稽古は、いつでも稽古参加ご希望の方は来て頂いております。
初回は稽古内容を御見学という事で見て頂き、(その時の状況次第ですが実際刀を持って頂き、体験で動いて頂く事もあります。)
実際通われるかを御本人に決めて頂いております。
昨日はこちらの稽古参加人数が少なかった事もあり、基本稽古と一本殺陣作品の稽古過程から発表までの流れを見て頂いた後、実際に刀を持って頂き、斬り役(芯)に入って頂きました
ありがたい事に『楽しかった!』との事で無事稽古を終えたのですが…
ベテランメンバーとの帰り道、ふと
『ステキな方達で一緒に稽古出来るのが楽しみなんですけど…お顔が実はわからないんですよねぇ』と言われ…
一瞬の?の後……
『そうだ!』と。
マスクです。
稽古中は当然マスクをしているので、
お顔の下半身がわからないままなのです
これまで一緒に稽古してきたメンバーは、当然マスク無しの状態で出会って、稽古や舞台公演をしてきていますから、当然素顔を知っている上で、今はお互いにマスク状態で稽古をしております。
そういえば、ちょっと前に
小学校1年生のお子さんを持つお母様の投稿で、
担任の先生が
『みんなせっかく出来たお友達や、先生のお顔知らないんだよね。
しゃべったらダメだけど、ちょっとみんなマスク外して、お友達のお顔を見よう』と提案して下さり、はじめてマスク無しのお友達や先生のお顔が見れたとお子さんが喜んでいたという記事を見て、改めて今の状況の異常さに愕然としたのを思い出しました。
そして、まさに今身近に、改めて実感をし、早くこの『いつでもどこでもマスクが常識』という状況が終わる事を心から願います。
具合が悪い時に、他の方に迷惑をかけないようにするためのマスク。
その本来の使い方に戻って欲しい
幸い御見学にいらっしゃった皆さん、
稽古に参加されるとの事でしたので、
マスク無しで刀を合わせられる日を心待ちにするばかりです。