稽古最終日は…

カルメンのソリスト練習最終日は音楽中心でした。

今回もなかなか大変なカルメン。
大変なのは当たり前…大作オペラなんだから。

その中で、私は恵まれてるなって思ったのは、生意気だけど言いたいこと言ってもいい方向に解決してくれる先輩や歌仲間がいてくれたこと。

これには本当に感謝です。

カルメン…ちゃんと歌うと大変なんですよ。

世界的に有名な歌手でさえ、カルメンを歌って喉を壊して歌手生命を短くしてるんですから。

もしかしてソプラノの人がキレイに歌い上げる方が喉には負担が少ないかもしれない…

どのオペラもそうですが…
テンポや間、ブレスや準備がとても大切なんです。ほんの少しのズレがのちのちの大きなダメージに繋がります。

カルメンは有名なオペラだし、楽しいのはそれは当たり前…だからこそ世界中で愛されてる演目の１つなんだから♪

私はカルメンをやってて集中が途切れた時が一番キツいです。スモールライトで小さくしたお相撲さんを背中に乗せてたら急に元の大きさに戻った…そんな感じをイメージしてもらえたらわかりやすいかな…そのぐらいのキツさです。

指揮やオケともタイミングが合わないとそれはそれは体力も喉も相当酷使します。

私のカルメンちゃんはこうやって色んな事を考えながら作っています。

だからこそ、一回一回のお稽古はとても大切だし、積み重ねていかなければなりません。

演技も特殊ですし…

女性合唱さんの方がサマになってるなぁと思うこともありますが…負けてられません（笑）

なんだかんだ書きましたが、泣いても笑っても本番まで数日…

怪我人も出ず、皆がいい演奏をしていい公演になりますように