大阪で一人暮らしの叔母を診てくれている訪問診療施設が3月末で閉まると聞いた。
叔母は脳神経内科系の指定難病を患っており、その病気は身体が次第に動かなくなるものです。
運良く、数少ない脳神経内科の訪問医療を見つけ診て貰っていたのに、閉院(>_<)とは・・。
主治医は新しく先生を探してるから心配しないで、と言ってくれてるし、叔母の他にも担当の患者さん達が居るので大丈夫かと思っている・・。
やはり、しっかりした医療と繋がっていると安心ですよ。
昨年、叔母にこんな事がありました。
6月、ご飯が食べられない、便が出ない(毎日排便が無いと非常に気にするタイプ)と聞いていた。
6月末日、極めつけに茶色の液体をゲブゲブ大量に吐いた。
すぐ訪問看護士に電話し、看護士から訪問医師へ連絡、訪問医療の関係先病院へ話しがつき入院の運びとなった。
これが普通に救急車呼んだら入院先は見つからなかったと思います。
療養病院でした。
まず保証人の私へ事務方から「療養病院は治療はしませんので了承してください」と。
叔母は様子見と言う放置状態にされる!?。
怯んでしまったけど承知しないと入院出来ないので承知して、すぐ病院から自宅へ直接お迎えがありました。
ケアマネ、訪問看護士が叔母宅で待機でペルパーが付き添って病院へ。
が、検査して「左の閉鎖孔ヘルニアが原因で腸閉塞おこしている。すぐ手術しないと命に係わるので系列の急性病院に転院します」と、外科医から直接私に電話がありました。
療養病院滞在は2時間で急性病院へ転院した。
急性病院の外科医から直接電話あり、「ホントは対面で身体の状態や手術内容の説明するものだけど、姪御さんは横浜なので・・・、これから緊急手術します。」と、連絡あって2時間後、まだ初期だったので悪い所も少なく終わりましたと。
叔母は変わった病気になるので、勉強になります・・・。
指定難病の「大脳皮質基底核変性症」とか今回の「左の閉鎖孔ヘルニア」も。
「ヘルニア」って一体どんな状態なのか。
体内の臓器などが、本来あるべき部位から「脱出・突出」した状態だと、知らなかったわ。
椎間板ヘルニアとかよく聞く、これは椎間板に繊維輪の一部が突出したものだそう。
閉鎖孔は骨盤下部の眼鏡の様に見える穴です。
小腸が逸脱(本来の場所から逸れるの意味)してこの穴にはまり込んだ為に腸閉塞をおこすの病気です。手術が遅ければ穴から小腸を引き出すのが難しく、壊死した部分が多くなる。
叔母は左の穴に小腸が逸脱したのです。吐くなどから腸閉塞が見つかり、閉鎖孔ヘルニアが見つかったのです。
結局は3週間で自宅へ帰れました。
退院後はコレまで通り、訪問医療・訪問看護・訪問リハビリ・訪問歯科・担当の薬剤薬局(24時間電話できます)・介護保険のケアマネさん、ヘルパーさん(買い物・入浴介護)でお世話になっています。
・・新しい主治医、見つかって欲しい。