夫婦二人暮らしの公開日記

人生いろいろあるけど、ぼちぼち前向きに。

福ロスと、はなちゃんの夏休みのあとがき

2018-11-16 17:40:13 | 

ふくちゃんロスにどっぷりはまっております。

家では殆ど泣いております。

泣き疲れました。

友達と会っていても、一人になるとまた心が沈んでしまいます。

福に会いたい。夢でもいいから会いたい。

まだ、私の左肩は福の重みを覚えてます。

指にとまった重みも覚えてます。

福の存在は覚えていても、福の重みの感覚がいつかは忘れてしまうのかも。

時が止まればいいのに。

福が生きていた、先週に戻れたらいいのに。

寂しい。

新しい子をお迎えしたら?

いいえ、今は福しか考えられない。

もし、新しい子をお迎えしても、また短命だったら・・・。

怖い。

もう少し、時間をあけてみよう。

 

福。

いたずら好きなセキセイインコでした。

冷蔵庫に貼っているマグネットの上にとまり、紙をちぎります。

 

夕方、ソファーに座り、晩ご飯何しようかと料理本を見ていたら、私のお腹下辺りでゴソゴソ。

本をかじってます。

 

タンスはびっくりしました。

 

以前、ブログにアップした箱。ボロボロです。

畳もホジホジしてやられました。 

いたずらばかりするので、ダメ!ふくダメ!と言うと、

ビッ!ビッ!と反抗してきます。

朝から、鳥と人間の言い合いがあった時もありました。

旦那曰く、なんか会話になってるな~。

福は雰囲気が分かる子でした。

ごはん(エサ)容器に鳥専用の栄養剤を袋から出していると、

私の指にとまって、中に入っている乾燥剤を引っ張り出て下に落としたり。

ベターっとブローチの様に胸辺りに張り付いて離れず、トイレに入る寸前までくっついて来たり。

隙間があれば、かくれんぼしたり。

そのくせ、お留守番をさせると、鳥かごと決まった場所にしか動きません。

 

ペットボトルのキャップをテーブルから下に落としたり、落ちたキャップを足でコンコンしたり、

くわえて放り投げたりするので、お留守番させる時は一応キャップを何個か置いて出掛けてました。

帰宅すると、キャップがテーブルから何個か落ちているときもあれば、全然落ちてないときもありました。

要はお留守番の時は動き回っていないのがよくわかりました。

途中から、ホームネットワーク(監視カメラ)をつけたので、お留守番の福の動きが詳細に分かるようになりましたが。

 

この2、3日、外に出掛けていて、福がいるから早く帰らないと、思うのがないので寂しいです。

帰宅しても、福がいないので寂しい。

朝、お水、ごはんの替えをしなくてもいい、鳥かごの掃除をしなくてもいい。

ウンチの跡を拭くことがない。

すべてが寂しいです。

時々、福がいるつもりでエア福で遊びます(危ない人です)

涙がとまりません。

 

ふと、石田ゆり子さんを思い出しました。

彼女も動物大好きな人で、過去にはわんちゃん、猫ちゃんを亡くしている。

早速、石田ゆり子さんのエッセイで「はなちゃんの夏休み」を読みました。

あとがきで書かれているのを読んで少し落ち着きました。

毎日、同じことの繰り返し。でも、繰り返される日々の中にこそ幸せはちりばめられていて、

そのかけらを探すのが私はなにより好きです。

だけど、じつのところ、その瞬間は、人間にはなかなか捕まえられない。

それを捕まえられるのは、一瞬一瞬を生きている動物なのではないかと、思うのです。

 

以前、私が帰りが遅くなったとき、福は自分自身で鳥かごに戻っています。

おやすみのカバーをかけるのが遅くなり、福に申し訳なくなります。

一泊で旅行に出掛ける時は、家を出るまで十分に遊んでから出掛けたり

しますが、帰りが遅くなってしまったりすると、ごめんね~と思います。

それでも、次の朝にはケロッとして、寄ってきてくれました。

福は、動物は、引きずらない、毎日が新しい日なんだ。

人も毎日が新しい日なんだよと、福が教えてくれたような気がします。

また、小さな子供と暮らしたようでもありました。

そして、親の気持ちにもさせてくれました。

 

ふく・・・ふくちゃん。

ありがとう。

泣き虫な、かあちゃんより

 

 

 


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