『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

らくだNY浮かれポンチ日記【その92】 やり残したこと

2008-11-23 | Weblog
伊勢レストランも終わり
あと滞在は、まる3日間。

さぁ、なにしよう。
ここ数日は、頑張って早起きして
近所の有名なドーナツ屋さんにいったり

昨日は、店の前のベーグル屋さんで
クリームチーズ挟んで食べたり

ラストスパートしてます。

今日は、こっち来て初めて
土曜日に晴れた!

夕方から、サンセットクルーズのひとり旅。
夜は、アフロキューバンというダンスショー。

途中途中で、お買い物もしなきゃな。
もちろん、安いチャイナタウンで。

明日は、ミュージカルでもみようか。
ケイコさんとできる最後の晩餐でもあるしな。
また、先週会った、トシさんも会おうと
いってくれた。

まだまだやり残したことがあるような
ないような

できる限り、時間いっぱい
NYを満喫して

お腹いっぱいになって帰ります。

さ、お出かけしよーっと。
もう、寒いから、パッチいるな。

2008年11月21日11時20分
ラストらくだ。

らくだNY浮かれポンチ日記【その91】 カルロスに涙

2008-11-23 | Weblog
この仕事はいつか終わる。

彼らとは一生、一緒になんかいられない。

いつも店が終わるたび
いつも店が変わるたび
涙なんか流してたら、体も心ももたない。

京都を去るときが一番、涙したかもしれない。
でも、東京では泣かないことに決めた。
新宿を去るとき(は、さすがに泣いたけど)
六本木を去るとき(は、少し泣いたか)
馬場を去るときは泣かなかった。

NYで去るときも、泣かないように
あまり、感情を入れずに接してきたつもり。

でも、カルロスだけは、違った。
なんか、ひとりのアミーゴとして
心底、接してくれた。

昨日の朝、彼は、アイポッドを聞いていた。
なに聞いてるの?って聞いた。
メキシコの歌らしいが、オーケストラばりばりで
なんかのコンサートの曲らしい。
感傷的というか、朝からこんなの聞いてんのか
メキシコ人!
こんなんでテンションあがんのか!って
感じでした。

テキーラ好き?
って聞いたら、
店にあるテキーラをひとつひとつ
説明してくれた。

ホセにハガキを贈ったら
カルロスが飛んでやってきた。
『日本に帰るのか?いつ戻ってくるんだ?』
って、マネージャーのオリトさんに
通訳してくれって、
カルロスの気持ちを伝えてくれた。

カルロスのひとつひとつが
嬉しくて

営業中、少しだけ、涙がでそうになった。

あぁ、もう彼と会えないのか。

いや、でもいつか会えるよね。
きっと会える。

加藤茶の若い頃に似た
男前のカルロス。

今回も写真を撮ったら
『どうだった?』
とカメラを覗き込む
お茶目なカルロス。

ムーチャス グラシャス。
めっちゃ、ありがとう。

もし、ボクがスペイン語を
勉強しだすとしたら
カルロスとゆっくり会話をしたいから。

という理由しかない。

言葉なくても、笑いをみいだせる
コミュニケーション。

カルロスのおかげで
いいこと、学べた。

また、会おうよ、カルロス。
いつか、カトちゃん、ペの文化を
伝承したいと思う。

らくだNY浮かれポンチ日記【その90】 話題のホセさん

2008-11-23 | Weblog
最後の最後、
勇気を振り絞って
アミーゴホセに
ハガキを贈りました。

『トゥデイ、ラストワーク』と。

無理やり、写真を撮らせてもらいました。
『スマイル、スマイル』と
いったのですが
英語の通じないホセは
いつものホセでした。

お尻を触ったことは水に流してくれないか、
とスペイン語が話せたら
いいたかったのですが
きっと、忘れん坊のホセは
覚えてないでしょう。

いや、覚えてるだろな。
でも、あいつ、ウエィトレスには
笑顔で話してやがる。

ただの、やらしいペルー人じゃないか!

なーんて、思ってないから大丈夫。
(ホントは、思ってる)

心の通わぬスタッフも世の中にいること
勉強になりました。

グラシャス!

らくだNY浮かれポンチ日記【その89】 テチコ似

2008-11-23 | Weblog
はじめて見たとき、
あ、この子、丁寧なサービスするなー

が第一印象です。
謙虚で低姿勢。

この業界に、ぴったりです。

そんな彼女、
なんか見たことあるなーと
親しみを覚えていたら、

あ、テチコだ、テチコ。
らくだば応援団とか
写真部とかで世話になってる
テチコ。

彼女にもテチコの話を
しました。
こんな子がいるって。

はぁ・・・
って感じでしたけど
それから、ボクは彼女とすれ違うたび
ニタニタ微笑んでいました。

彼女は残念ながら
昨日で勤務最終日。
ボクと同じ日に卒業しました。

来年、日本に帰ってくるそうです。
実家は山形みたいですけど
東京で働きます、と。

テチコとアヤノちゃんの対面の日。
今から楽しみです。

らくだNY浮かれポンチ日記【その88】 伊勢ファミリー

2008-11-23 | Weblog
最終日の賄い時間に
ハガキを贈りました。

みんな喜んでくれました。
NYで頑張ってる友達が
たくさん増えました。

東京に帰ったらお店いきます!と
いってくれたお友達、
ホント再会が楽しみです。

このメンバーのうち
ひとり、アフロキューバンという
キューバダンスしてる子がいて
そのショーを今夜みにいきます。

アフロでキューバ?
いったい、どんなダンスなんでしょう。

ステージに引っ張られたら
どうしましょう。

ボクは、ヒゲダンスしかできません。

らくだNY浮かれポンチ日記【その87】 テーブルセット

2008-11-23 | Weblog
こんな仕事したことありませんが
これも、ヤラセ写真です。

いつか、ボクが
『新宿御苑で有名オーナー』って特集の雑誌で
取り上げられたとき
オーナーは、NYでも活躍してました
という記事で取り上げてもらうときに
この写真を使おうと思ってます。

顔が常に、半分ニヤケてますので
ボツ確実ですが。

その前に、そんな依頼こねーよ。

らくだNY浮かれポンチ日記【その86】 メニュー回収係り

2008-11-23 | Weblog
これ、ケイコさんに撮ってもらった
ヤラセ写真です。

こんな爽やかに案内してるわけありません。
いつも、話しかけてくんなよ、話しかけてくんなよ、
と思いながら、お客様を席へ
案内してました。

そして、ランチのボクのお仕事は
オーダーをとったあとのメニューをウェイトレスさんから
回収して、フロントへ戻す、運び屋です。

なんて地味なんでしょう。

でも、この仕事のおかげで、ホール内を
うろちょろ動けて、仕事してるフリができました。

目が合わないように、うまく
テーブルウォッチングする、

技術、かなり上達しました。

らくだNY浮かれポンチ日記【その85】 ハガキと色紙とメールと

2008-11-23 | Weblog
2週間お世話になった伊勢レストランの
お手伝いが無事終わりました。

御礼にみなさんへ、ハガキを贈りました。
30人くらいスタッフのいる大型レストラン。
おっきなファミリーのようでした。

最後の朝礼でいいました。
『NYで帰る場所ができました』って。

また、ホント、この場所に帰ってこれたらと
思います。
そして、また東京でも、このスタッフたちと
再会できたらと思います。

***

らくださん

2週間、お手伝いいただきありがとうございました!
たったの2週間とは思えないくらい店になじんでくださり、
とても和やかな風を吹かせてくださって、楽しい時間でした。
最後には色紙までいただき、とてもうれしかったです!

***

最終日翌日の今日、早速メールをくれた
お友達。
とっても嬉しかったです。

彼女はピアニストで、ブルーノートにいく相談を
のってくれてました。
そして、ボクのブルーノートブログをみて、
『あのヒト、知り合いです!』と。

いやー、NY、なにが起きるかわかりません。
なにが偶然で、なにが必然で。

でも
すべての運命は、
絹のように繋がっているんですね、クライシスト。

アーメン。

いつのまに、キリスト教?

ありがと、伊勢さん。