『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

らくだNY浮かれポンチ日記【その125】 歩く旅、書く旅

2008-11-27 | Weblog
このNY滞在で最後に書いた
ハガキ。

いやー、よく歩いた旅でした。
いやー、よく書いた旅でした。

今回をまとめるなら
歩く旅、書く旅、履くのは足袋、
ですね。足袋は余分か。

書いた分だけ、喜びがあって
その喜び分だけ、ボクの幸せがあって
本当に、いい旅でした。

この先、世界を歩くたびに
いや、普段の街歩きでもいいよね、

こうした感謝の気持ちを
美味しかったり、出会えてよかったり
とても幸せだったり

素直に伝えれるヒトでいたいと
思います。

らくだの代筆や、は続きます。
らくだばが始まったら、もっともっと
たくさんのヒトに書き続けます。

この、代筆や、活動に
大きく磨きのかかった3週間。
大きな自信のついた3週間。

自分、NYで書いてましたから、
と平気いっちゃえるほど
図々しくなった3週間。

この時間は、有意義すぎた3週間。

らくだ、パワーアップしました!
心も見た目も。

見た目は早く、元に戻さねば・・・

らくだNY浮かれポンチ日記【その124】 ホントに飾ってた

2008-11-27 | Weblog
NYのとある
ビストロに

ボクのハガキが飾ってあります。

あの店の奥角の棚の上に
ボクのハガキが飾ってあります。

これ、額にいれて
飾っておくよ、っていってくれました。

数日前にいったNYワインの
売ってるワインバー。
そんときハガキを贈って
カウンターの正面に貼ってくれてて
この日の昼間にワインを買いに
もう一回いった。
そのまま、貼ってあって
嬉しかった。

今回のNY滞在で何人のヒトに
ハガキや色紙を贈ったでしょう。

お店だったり、おうちだったり
こうして飾ってくれてると思うと
ホントに意味のあった旅だと
思います。

この店、ケイコさんちから近いので
オススメしときました。
あのハガキ書いた友達です、って
ダンくんにいっといてって
いいました。

ダンくんにとっても
ボクにとっても
お互い、一生忘れない思い出
になるといいなー

あのハガキみて
また思い出して欲しいなー

らくだNY浮かれポンチ日記【その123】 ムダじゃないムダじゃない

2008-11-27 | Weblog
前回は、お店に送ったハガキ。
今回は、名前をちゃんと聞いた。

dan

といってた。
ダン・・・

最後に難しい課題だな。

駄無。

しか思いつかなかった。
逆から読めば、無駄じゃんか。

でも、無駄の逆だから
無駄じゃない。

ってもちろん説明できなかったけど
喜んでくれたから
別にいっか。

この男前くん、
背が高くてスレンダー。

金髪で、少し髪が薄いくせに
くやしいくらい男前。

ボクがこんなデコが広くなったら
ただのハゲです。

チキショー、ダンめ!

あんたの気持ちは
『暖』でっせ!

らくだNY浮かれポンチ日記【その122】 サービスのカタチ

2008-11-27 | Weblog
もうお腹いっぱいで
スタッフの男前くんに
『デザートかコーヒーのむ?』
っていわれたんすけど

最後にデザートもいいかなーと
思ってたんすけど
ホントにお腹いっぱいだったから
断って、チェックをお願いした。

はぁ、満足満足と
思ってチェックを待っていた。

あれ?こないなー
奥からなんかゴソゴソ音が
聞こえる。

ん?
ひょっとして

まさかなー

と思ってたら、彼は
ひと皿もってやってきた。

照れた笑いしながら
これ、この前の御礼だよ、
さぁ、食べて
といったかわかんないけど
そんなこといってるように
聞こえて
ボクの食卓の前におかれて
ディナーの延長が宣告された。

やったー!
Oh!
サンキューベリマッチ!と
これしかいえない自分だけど
自分なりに
サンキューの前に
Oh!とつけてみたり
両手を広げて
ビックリした態度をみせてみたり

とにかく
驚きを表現してみた。
驚き表現検定4級のボクは
あまり態度に示すのが上手ではない。

でも、なんとか示したかった。
がんばったと思う。
本当に嬉しかったから。

前回のボクを覚えてくれてたこと。
前回のボクのハガキを飾ってくれてたこと。

そのサービスとして
そのサービスのカタチとして、

デザートプレートをだしてくれたこと、

このカタチがとても嬉しかった。

ボクはむやみやたらに、これサービスです、と
モノをお客さんにだす行為が好きではありません。

これ、オーダーがダブったから食べてーと
たまにそんな光景をみますが
それとこれとは意味がまったく違います。

どうせ、一品だすなら、なにか心を込めて
これは、ボクの気持ちです、と伝えて
サービスしたい。

今日の御礼です。

その一言だけでもいい。
それが、小さな飴ちゃん、ひとつでもいい。

大小じゃなくて
もちろん、モノじゃなくてもいいけど
サービスのカタチとは
その心であると、ボクは思います。

その心のカタチがボクに伝わった。

本当に本当に嬉しかった。
ニューヨークにもこんなヒトいるんだって
思った。
ってか、日本のサービスが一番だと常に思ってる自分
(もちろん、ミシュランとか星付きのレストランは別として)
からして、かなりいいほうで
カルチャーショックでした。

ちなみに、このチョコレートケーキ
明治ミルクチョコレートを何度も
煮沸して、煮詰めて煮詰めて
さらに、カカオと砂糖を加えて
作った味のような
本当に、あっま~~~~いケーキでした。

こんなの食べて
大丈夫、アメリカ人・・・



らくだNY浮かれポンチ日記【その121】 でた、ロッシーニ!

2008-11-27 | Weblog
暗くてよくわかりませんね。

すごかったです。

こんなフィレ肉、食べたことないです。
(量のほうね)

フィレ肉って結構、パサパサしてるイメージがあって
ヘルシー志向のヒトにはいいかもしれないですけど
脂ギトギトの肉が好きなボクは
どちらかというろロース派なんですけど
このフィレ肉はほどよい柔らかさがあって
とってもジューシーでした。

なんてったって
肉の上に王様のように君臨してる
フォアグラさん。

あんた最高。

フォアグラの上には
冠をかぶってるかのように
トリュフがのっかてる。

なんて贅沢な逸品なんでしょうか。

ボクは、このロッシーニ風ステーキを
何度も何度も、ソムリエの勉強してるときに
目にしてきました。

世の中、贅沢な料理があるもんやなーって。

NYで初めて食べました。
これぞ、究極のフレンチですな。

最後のソース1滴まで
パンでキレイにふき取りましたからね。

これ、なんのご褒美なんでしょう。

34年と2ヶ月がんばった自分への
ご褒美でしょうか。
別にがんばってないですけど

人生で初めて『ひとりでいく』
フランス料理屋さんを体験しました。

『ひとりでいく』ってことを
ほとんどしない自分。

食事は、ヒトとしながら
会話しながら、
楽しみながら、
がモットーな自分。

人生で食事しているときが
一番幸せだと思えるから
大好きなヒトと同じ時間を
過ごしたいのです。

だから、もちろん、
この料理だって
ヒトと食べたかったです。
ヒトと同じ感動しながら
食べたかったです。

でも、いいなと思いました。
ひとり、ゆっくり
ナイフとフォークで
肉を切りながら
無言で、うまいうまいと
目の前に
ひと皿に向き合うこと。

こんな贅沢ありますか。

この時間が永遠に続けば
いいと思いました。
ホントにそんなことになったら
自分は豚になりますが・・・
(牛肉を食べて豚になるって
 どういうことなんだよ)

とにかく、
たまには、自分を
褒めてあげましょう。

同じお金使って食事するなら
1回我慢して
1回ガツンと
使ったほうが気持ちいい。

ランチは1ドル餃子。
ディナーは30ドルステーキ。

15ドルずつの
中途半端な食事するなら
メリハリつけたほうがいいね。

ありがとう、ロッシーニ。

らくだNY浮かれポンチ日記【その120】 極上スープ

2008-11-27 | Weblog
1品目は、魚のスープ。

ブイヤベース風とあって
思いっきり、海老エキスたっぷり
でした。
あさりの味噌汁も好きだけど
このスープも超贅沢。

このスープに、とろけるチーズ(てんこもり)
を自分でいれてお好みの味で
いただきました。(といっても、全部いれましたけど)
ラスクと呼ばれる薄いパンに
アイヨリマヨネーズ(にんにくマヨネーズ)を
つけて、このスープを吸わせて
食べます。

もう、この1品で
すでに満足です。

残念ながら、ボジョレーヌーボーは
なかったんですけど
美味しいワインとアツアツのスープ。

すでに、二皿目のロッシーニステーキが
楽しみで仕方なかったです。

らくだNY浮かれポンチ日記【その119】 ラストディナー

2008-11-27 | Weblog
ひとりで向かったのは
あのビストロ。

エッグベネディクトが最高に美味しかった
あのビストロ。

昼間に少し寄って
メニューをチェックしてました。

よし、最後のディナーは
この店にきーめた。

ボクがチェックしてたのは「ロッシーニ風ステーキ」。

ロッシーニ風ステーキって
知ってます?
かの音楽家ロッシーニが愛した料理。

牛フィレ肉にフォアグラがのって
さらにトリュフソースがかかった料理
のことをいいます。

世界三大珍味がふたつ入った贅沢料理です。

この店で一番高かった。
でも30ドルなんで、普通のフレンチでは
考えられない安さ。

夜、20時に店内に入ると
客なし。

やりました、らくだ、
NYレストランをひとりで貸切ました!

らくだNY浮かれポンチ日記【その118】 やっぱりキレかった

2008-11-27 | Weblog
前回NYいったときは
到着した当日に昇ったエンパイアステートビルディング。

今回は最終日にもってきました。
というか、ずっと天気悪かったし。
この日は見事、晴れ(しかも数時間後大雨だったのでラッキー)。

やっぱり、キレかった。
やっぱり、NYは最高だと思った。
やっぱり、NYはこうでなくちゃと思った。

キラキラしてた。

ひとつひとつのビルをみると
見慣れた汚いビルも多いんだけど
こうやって集合体でみると
ホント、100万円の夜景だよ(安っ)。

実際、生活して、足元ばっかみていると
NYは見失う街だと
思います。
慣れた生活習慣の繰り返しだと
NYでは忘れてしまいます。

やっぱり、NYは刺激の街です。

一歩外にでて
少しでも高いとこに立って
NYをみてみよう。

ホント、キレイで
刺激溢れた街です。

2週間お手伝い。
観光は1週間だったから
NYで忘れてきそうになってた
この気持ち。

NYはエネルギーの塊。
それ、ちゃんともらってこんと
あかんよね。

エンパイアのてっぺんには
その元気玉があるような気がした。

明日、自分は日本へ
帰るんだと、ひとり
強い風に打たれながら
早く帰りたい、
まだ帰りたくない、

葛藤しまくりのらくだでした。


らくだNY浮かれポンチ日記【その117】 知ってました?

2008-11-27 | Weblog
24日最終日はお買い物デー。

バナリパでアホみたいに買い物して(しかも計算間違いだらけ)
ビンテージNYというワインショップで
(前回、ワインバーでナンパされたスポット)
NYワインを買って

その帰り、タイムズスクエアで
マンマミーアとオススメのクリスマスCDを買いました。

で、知ってました?
タイムズスクエアのメッカとして知られる
バージンレコード。
来年の春、閉店なんですって。

しかも、ユニオンスクエアの
バージンも来年中に閉店するそうです。

どうやら、CD売上が激減して
やっていけないみたいです。
みんな、アイポッドだのチチパッドだの
音楽とミルクは配信されるものと
世の中は変わってきましたからね。

まぁ、NYにはこの先、当分いかないと
思いますんでボクに影響はまったく
ないんですけどね。

というか、在庫処分セールで
めっちゃ安かったです。

店内にかかってた
オススメのクリスマスCDが10ドル。
こりゃ、お買い得でっせ。
しかも、明るくないクリスマスソングなんですよね。

しみじみ系。

派手なクリスマスもいいけど
ロウソク眺めながら、ゆっくり音楽きいて
しっとり過ごす聖夜も好きなもんで。

らくだばにかけたかったなーと
何度も何度も思いました。

来年はNY思い出しながら
かけようかなー

さよなら、バージン!
(なんか、違う意味みたいやな)

らくだNY浮かれポンチ日記【その116】 らくだ株暴落

2008-11-27 | Weblog
NYから世界へお騒がせしてくれました
AIG前で記念撮影。

なにもビルの前に立つと
なにがどう世界に影響させてんのか
わかりませんでしたけど
地元のヒトから、国から公的資金を
援助されやがって!と
ブツブツ文句をよく聞きました。

ボクはこのあと、
ソーホーにあるバナナリパブリックで
最後の買い物をしたんですけど
前日、5番街で買ったニットが
30%オフだったのに
ソーホー店は40%オフだったことに
ビックリして
ひとりで文句をブツブツいってました。

しかも
全店40%オフ!と勘違いして
気に入った黒のジャケット200ドルを
やった、120ドルだ!と
思ってレジにいったら
セーター&冬物以外は対象外だったみたいで
(レシートをみて気づいた)
もちろん、何も言い返せず
そのまま購入しました。

しかも、カッターシャツも対象外で
ボクの財布は、大暴落しました。

これを、らくだ生活大恐慌と呼びます。
2008年の重大ニュースです。

(だから、昼食は、1ドル餃子のみでした)