昔よく食べさせられた
あまり好きではなかったが 蜂の子とりが面白かったので紹介
採集
ハチの巣を見つけ出すには、ハチの移動経路や営巣場所となりやすい場所を注意深く観察し、飛翔するハチを手掛かりに巣の場所を予測して見つけ出す方法と、エサを巣に運ぶハチを追跡する方法とがある。
後者の場合、綿を付けた生肉(カエルの肉が良いとされる)や魚、昆虫等をエサにハチをおびき寄せ、巣に運ぼうとするところをひたすらに追跡する。綿は飛翔するハチの視認性を良くし、空気抵抗によってハチの飛翔速度を落として追跡しやすくする役割がある。綿が小さすぎるとハチを見失う可能性が高くなり、大き過ぎるとハチがエサの運搬をあきらめてしまうことがあるため、綿の大きさの調節には経験が必要。
ハチは畑や川、人家、道路などの上を直線的に飛翔し、また上方を飛ぶハチを見ながら走って追跡することになるため、追跡には交通事故、転倒、転落などの危険が伴う。加えて、追跡時に田畑の農作物を踏み荒らす原因になることから、「蜂追い(ハチ取り)」を禁じている地域もある。こうした事情から、現在では都市部はもとより、郊外においてもこの方法を取ることは難しい。
巣が発見できたら煙幕花火などを使って巣を燻すすか
セルロイド(下敷き=文房具など)を燃やして その煙で追い出すかして
ハチが一時的に(1 - 2分程度)仮死状態となっている間に地中から巣を掘り出す。
長野県では、硫黄分の配合を多くした「蜂取り用専用煙幕」が販売されている。
幼虫は、膜を張った巣室の中にいるので、ピンセットを使い、膜を剥がし取り出す。味は淡白で炒ったものは鶏卵の卵焼きを想起させる味である。
食べ方
- 岐阜県の東濃地方(恵那市・中津川市など)、静岡市葵区山間部では地蜂の子を「へぼ」と呼び、「へぼめし」という炊き込み御飯にして食べる習慣がある。甘露煮にした瓶詰も作られて販売されている