発売された『文藝春秋』創刊100周年記念号
『文藝春秋』2023年1月号
12月9日、文藝春秋本社を訪ねると、玄関に胡蝶蘭がたくさん置かれていた。その日は月刊『文藝春秋』2023年1月号の発売日で、これが「創刊100周年記念号」にあたる。お祝いの花がいろいろなところから届いていたのだった。 その日、『文藝春秋』の新谷学編集長に話を聞いた。夜には記念のオンライントークイベントも配信予定で、新谷編集長が司会を務めることになっていたから、まさに大忙しだったに違いない。 発売された記念号は分厚い中身になっていた。「101人の輝ける日本人」という大特集は、昭和天皇、伊藤博文、与謝野晶子などの歴史的人物を何らかの関わりを持った人が語るというもので、準備に半年くらいかかったという。
編集長就任以来、『目覚めよ日本!』がモットーなのですが、なぜこの国に時計の針が止まったような停滞ムードが漂っているかといえば、厄介な問題をことごとく先送りしてきたからではないか。『文藝春秋』はそれをひとつひとつ俎上にのせて、当事者に解説してもらって一緒に考えましょうと問題提起していく雑誌だと思っています。例えば象徴天皇制についてももう一度考えてみる必要があるし、防衛費の問題もこれから積極的に取り上げていこうと思っています。
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