Exit Music (for a film) - Radiohead cove...

Exit Music (for a film) - Radiohead cover


"いつまでも色あせない ・・・ フレッシュ・ピアノトリオ名盤"
ジャズ新世代を担うピアニスト、ブラッド・メルドー。彼は意外性のあるロックバンドの楽曲を度々取り上げ、深遠な響きをもつジャズへ仕立てるのですが、ここでもレディオ・ヘッドの楽曲(4)“Exit Music (For a Film)”が素晴らしい。半分は彼のオリジナル曲で、メランコリックなミディアムナンバーが、静謐で深遠な世界を繊細に構築します。腕にはタトゥ、アルバムの自筆によるライナーなど、独自のこだわりが何とも頼もしい。
※1998年度スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞ニュー・スター賞
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Autumn leaves

Autumn leaves


"いつまでも色あせない ・・・ フレッシュ・ピアノトリオ名盤"
現在、人気、実力共にピアノトリオの最高峰とも言えるキース・ジャレット・スタンダーズの1986年に行われたミュンヘンでのライブ録音。ここ近年リリースラッシュ状態で非常に多作ではありますが、何故このアルバムかと言いますと、ズバリ！選曲です。曲目をご覧になっていただければお分かりかと思いますが、スタンダードの王道のオンパレード。馴染みの曲と少し“ずれ”を感じさせるメロディーが、クローズアップされるように奏でられます。この“ずれ”が“ゆらぎ”となり、キース独自の耽美的なカタルシスが、鍵盤に次々と生み落とされます。リズミックでメロディック、やはりキースには美しい旋律を弾いて欲しい。
※1988年度スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞銅賞

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Chick Corea Trio 1968

Chick Corea Trio 1968


"いつまでも色あせない ・・・ フレッシュ・ピアノトリオ名盤"
天気雨。――明るく晴れ渡った草原に突然のスコール。そんな意外性のある爽快感が鮮烈な印象を残します。スピード感とキレのあるチック・コリアのピアノ、トリオのバランスもとても良く、センシティブなニュアンスを濁らせることなく清らかに伝えます。リターン・トゥ・フォーエバーのチックとは違い、難解でストイックな感じが否めないですが、私はこのデビュー盤がたまらなく好きです。レコードは5曲のみでしたが、CDでは美しい小品のボーナストラックが沢山追加されています。何度聴いても新鮮な輝きを放つ、ピアノの雨に打たれましょう。
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