風が吹いて
一斉に鳴りだす
ガラスの風鈴
境内の緑の中に
清らかに
響き渡ります
梅雨の晴れ間に初めて訪れた
「現人神社(あらひとじんじゃ)」
茅の輪くぐりができる神社を探していたら
家から車で15分という近くに見つけました
住吉三神の本津宮という
由緒ある神社が
こんなに近くにあるなんて
知りませんでした…(^-^;
本殿の横に立つ
古い大きな楠の御神木には
今年も客人が訪れているようです
アオバズクです!
うろの中で卵を温めている母鳥
父鳥は見張り番をしていました
梅雨が明けるころ
枝木に並ぶ家族の姿を
見ることができるそうです
心地よい風鈴の音色を
聞きながら
雛の誕生を楽しみに
待っているのですね
これから夏の間
この神社ではたくさんの
「願いむすび風鈴」が
願いを神様に運びます
˚✩。˚✡ 願い結び風鈴˚✩。˚✡
昔
人は風に神様の出現を
感じてきました
さらに風は
人の願いを神様に
運んでくれるものとされていました
風鈴は
そうした目に見えない風の流れを
音として感じさせてくれます。
風が吹いて鈴がなると
「あっ 神様があらわれた」と
昔の人は考えたようです
風鈴の音色として現れる
現人神社の神さまと
夏の間 ご縁を結ばれてください
願い事もきっと
風にのって
神さまに届くはずです
現人神社
~「願いむすび風鈴」によせて~
どうか
少しでも早く雨があがって
これ以上災害が大きくなりませんように…
風にのって
神さまに届きますように…。