PC-FX版のドラゴンナイト4無事に2周目を突破してクリアしました。
何気ない最初の村に向かうシーンだけど、好きなビジュアル。
ナターシャに正体を明かしてから言われた台詞。色々考察させられる場面だと思った。
結果、仲間を誰も殺させずに無事にルシフォン討伐に成功!
もう一人のヒロイン、魔界の王の娘でありながらエトに恋した悲劇の女性。
クリア感想なんでネタバレを含むからこれからプレイする方は気をつけて!いないとは思うけど(笑
率直な感想としてはレトロゲームだけどこの令和の時代にでも普通に遊べる神ゲーだった!
いや、なんだろうねこの楽しさは?街の探索→シュミレーション戦闘→街の探索の繰り返しだけなんだけどテンポが良いのがまず挙げられる。
なんでこんなにテンポがいいのか少し考えてみたけどこのドラゴンナイト4は装備という概念が一切無いのに気付いた…!
キャラ育成は単純に戦闘するか、種を与えるかの2択だけ。シンプル過ぎる。システムがシンプルだから物語に入り込めるし、街での探索・会話も苦にならず楽しめる。
今時のゲームって3D化して無駄にマップが広くて探索が億劫になるのも多いけど、このドラゴンナイト4は安心です。探索が普通に楽しくて広いとか感じません。
なんと言っても主人公・カケルと仲間達との掛け合いが楽しかった。会話のセンス?文章力があり過ぎ!元が18禁ゲームだから今だとアウトなやり取りも表現されてるし。
ゲーム主人公枠で考えたらズバ抜けて好きな主人公。
何気ない最初の村に向かうシーンだけど、好きなビジュアル。
あと特筆すべきはオリジナルは1994年に発売されてるのにも関わらずタイムパラドックスを用いた物語が面白かった。主人公の名前がカケルだから、時を駆ける…なるほど!
今だとループ物とか溢れてるし、タイムパラドックス系もシュタインズ・ゲートとかあるから特に驚かない物語だけど当時として考えると画期的!
リアルタイムでプレイしなかったのが悔やまれる…ぐぬぬ
1周目はカケルとなり世界を救う事に失敗、仲間全員が岩の下に落とされ死亡。カケルだけ囚われの身になりマルネーレのお陰で過去に溯りエトとなり2周目がスタート。
過去に戻れたけど、同じ世界線にカケルが2人存在する事になる為、仮面を被り正体を隠してエトとしてルシフォンに2度目の挑戦。
ナターシャに正体を明かしてから言われた台詞。色々考察させられる場面だと思った。
1周目でカケルを育ててたから、最初からエトは強いままスタート。ナターシャ・ネレイド・マルネーレ・クラリス・レアをメインに育てて攻略。おっと忘れちゃいけないのがセイル!
1周目は育て忘れたからしっかり鍛えて立派なドラゴンナイトに成長。あまり好きなキャラでは無いけど活躍してくれたから良し(笑
結果、仲間を誰も殺させずに無事にルシフォン討伐に成功!
てか弱っ!弱過ぎルシフォン!第二形態とかあるんだろうなって思ってたら何もなかった!
魔力を封じられた魔界の四天王は弱かった…
EDは仲間1人1人の冒険後の様子を丁寧に紹介するのには好印象だった。
カケルとナターシャも少しは素直になれたかな?
一番の気掛かりはマルネーレ…
もう一人のヒロイン、魔界の王の娘でありながらエトに恋した悲劇の女性。
ラストはエトが正体をカケル達に告白して消滅する運命に…仕方ない事だけど残されたマルネーレが不憫過ぎる。
私にとってのエトはあの人ただ1人だけど、
今のカケルがこのまま成長してエトと同じ容姿になった頃、自分の前に現れたらどうなるか分からない…
1人ひっそりと旅に出るマルネーレ…という終わり方なんだけど、報われない最後だなって思った。
結局最初プレイヤーが操作するカケルは後にエトとなり最後は消滅する運命だからなかなか考えさせられる物語だったけど最後まで楽しくプレイ出来ました。
最新のゲームでは味わえない、古いゲームだからこその楽しさがあるからレトロゲームは面白い。