花に癒されて・・・

長年やってきたフラワーアレンジ、ブーケ、ベランダガーデンの花々の紹介

百合のブーケ(リリメリア)

2007-03-31 20:52:59 | Weblog
今日は鉄砲百合の花びらを重ね合わせたリリメリアです。まず、百合の花を真ん中から2つにカッターで切ります。花びらがばらばらにならないように三枚ずつ、ワイヤー止めます。そのパーツを沢山作って、中心から重ね合わせていくとこのようなブーケが出来上がります。オランダでは、今も人気があるブーケーだとか・・。
正面からの写真を見た人から「これ何?大きなダリア?」と聞かれましたが、横から見ると分かりやすいと思います。簡単なようで、これもかなりの時間を要するブーケでした。まだまだ、私の技術が未熟ということでしょう。ハードな一週間ももうすぐ終わりです。

イギリス正統派ウェディングブーケ

2007-03-27 22:38:25 | Weblog
今日は、もっともスタンダードなキャスケード・ブーケです。デンファレとルスカスで8本のガーランドを組んで外枠を作ります。そこに花束のように仕上げた中心部分のステムを4つに分けて差し込んでいきます。日本で使うワイヤーより細いので、バラのピアスが一苦労でした。仕上げにフェザーを使って、正統派イギリスのウェディングブーケの出来上がりです。ナチュラルなパリのブーケに比べると、かなり重い雰囲気です!保守的なイギリスを感じさせる伝統的なブーケでした。この日もワイヤリングの本数が多くて指の関節が悲鳴を上げました。オランダの花屋さんの作業の速さには脱帽!ワイヤリングの速さを自負していた自分が恥ずかしい!

Jane packer flower school

2007-03-23 19:23:32 | Weblog
ロンドンで一週間通ったJane Packer フラワースクールのショウウインドウです。週代わりで変えているようですが、大小のグラスに花の色に合わせた色水をいれ、エアープランツとバンダと赤いバラの組み合わせが斬新です。なかなかこの色の取り合わせは難しいと思うのですが・・。近くにパリのパン屋さん「PAUL」があり、朝授業前にカフェオレとりんごのパイを食べました。この一週間は、今でも心の中でピカピカに光った、ちょっと誇らしいような思い出です!


すずらんのブライダルブーケ

2007-03-10 17:35:42 | Weblog
とてもクラシカルなすずらんのブーケです。すずらんからパールまですべてワイヤリングしてあり、およそ6時間作成に要しました。ジャスミン、ミニバラ、パール・・。女の子の夢が詰まったような可憐なブーケに仕上がりました。結婚生活という名の長い航海に出る花嫁へのエールです!どうぞ、末永くお幸せに!!

ロンドンのブライダルブーケ

2007-03-09 22:48:31 | Weblog
ロンドンのJANE PACKERスクールで初日に習ったブーケです。20年ほど前、日本でも胡蝶蘭のブーケが大流行でしたが、ロンドンでは今も人気があるようです。ゆらゆらと揺れる感じの柔らかいスタイルに、ビーズを通したワイヤーを絡めてあるところが今風でしょうか。おそろいのリストレットを作りました。パリに比べて、やはり保守的な感じがします。12名のクラスでしたがついていくのがやっと!決められた所まで出来た人からランチなので、サンドイッチを片手に作業の毎日でした。