諏訪湖畔にほど近い高島城は
桜の名所としても知られている所です。
かつては諏訪湖に突きだした水城で
諏訪の浮城と呼ばれていたそうですね。
江戸時代に諏訪湖の干拓が行われて水城の面影は無くなったが
島根県の松江城、滋賀県の膳所城とともに
日本三大湖城のひとつに数えられていると言います。
ここはそんなに広いお城ではないけれど
桜の木の種類も本数も多い所ですね。
殊にお壕にたなびく枝垂れはほんとに見事です。
この門はよくドラマや映画の撮影に使われるそうで
とても雰囲気のあるところです。
庭園を歩いていると不意に突風が吹いて
桜の花がいっせいに散り始めました。
その数の多さは目を開けていられないほどで
これは・・・・
まるで夢の中の出来事のようです。
ほんの数秒の出来事だったかもしれないですが
桜の花の乱舞を見るような夢に引き込まれるような
そんな瞬間でしたよ。
戦国時代に祖城したここもその後何度も修築されて
現在の姿になっていますが
その歴史の中には様々な物語が秘められていたようです。