つばさ
2012年10月15日 | 新
ある日突然、癌とわかった彼女~の言葉~
彼女に会うたびに、何度となく耳にする言葉
『あと5年は生きたいと思うの~。。。』
『???』
何となく聞いていたのだけれど~違和感のあるこの言葉~
なぜ、5年なの~?
なぜ、期限を自分で決めるの?
なぜ、自分のいのちの制限を自分でするの?
もっと気楽に~無限に生きられる自分を想像しようよ~
目の前が広がる気がしない~~?
病気を知るまでは~命に制限なんてしていなかったはず~~
病気でもそうじゃなくても、何も変わっていない。
治療という、重い荷物は背負ってしまったけれど~
心、自分の思いは自由でいたい。
心にまで、おもりはいらない
翼を広げてみようか~~~私達
今まで考えたこともない
リアルな死の恐怖で押しつぶされそうになることがある。
癌というだけで
癌だからこそ
心は 柔軟だというのに
心に関係なく 体が いつの間にか侵されていっているのではないかと不安になっていく。
体調が良くても不安
そして少しでも体調の変化があるとなお不安。。。
だから せめて5年の寿命がもらえるのなら
好きなことができ 好きな人と会い 身辺整理もそれなりにできるのでは・・・
5年あるのなら それは重篤な宣告を受けたものとしては ありがたいとおもった。
でも 5年たったら もう5年と思うでしょう
そして もう5年。。。あと5年と欲張っていくでしょう。
自分の時間が止まるのは怖い。
私は生きたい。
思いっきり翼を広げて生きます。
ありがとう。
よ~くわかっているんです。
でも、これからの私達は~
心が不安になったり、恐怖になったりすると
身体も不調になってくる~
心が頑張って、自分を信じて
”健康に生きる。”と思うと身体がついてきてくれる。
心だけでは生きれない。。身体だけでも生きれない。
仲よく一緒に歩くしかないから~
どんな状況になっても
~私は大丈夫!~ と心に勇気を与えます。