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石神井池(ボート池)の古い柳の木の根元にいたのはゴマダラカミキリ。
キリッとカッコいい表情です。
デジカメを構えていると、通りかかった小学生の男の子とお母さんが「虫がいる」とひとしきり眺めたあとに「ありがとうございました」とお礼を言って去って行きました。
ゴマダラカミキリには息子たちが小学生のころの思い出が。
夏の雲公園のサルスベリのツルツルした木肌にいくつも穴が開き、成虫になったゴマダラカミキリが何匹も出てきました。学童クラブの時間に、時には散策の虫好きの大人たちといっしょになって、ドン!と蹴っては出てきたカミキリを捕まえていたと聞きました。
サルスベリにとっては気の毒な話です。サルスベリは今でも健在ですが、だいぶ古くなっていました。
ゴマダラカミキリはよく見かけますが、一度見てみたいのはルリボシカミキリ。
図鑑でしか見たことがない瑠璃色のカミキリムシ。材木の間にいることが多いと聞いていますが未だに遭遇していません。
白い花はヤブミョウガのよう、小さな甲虫は図鑑で調べたらセマダラコガネの模様に似ています。画像をあとから見たら、下の葉にも何かわかりませんがかわいい虫が。
板チョコを食べている口元のような写真、バカボンのパパに似ていませんか。
サルスベリの木肌に何かの札がめり込んでいます。石神井池の北側の歩道を歩いて行き、井草通りと交差する手前のサルスベリの木です。
泥のついた小さな抜け殻はニイニイゼミのもの。
いかにも出てきたばかりのニイニイゼミがそばにいたそう。連れ合いが出かけた帰りに拾ってきました。
抜け殻もアブラ、ミンミン、ニイニイ、クマゼミ、ツクツクボウシと並べると違いが一目瞭然でおもしろいもの。
抜け殻比べができるのは8月も後半かな。うちの男たちがきっと拾ってきます、きっと!