米カリフォルニア州立大学、学生の多くにホームレスと飢えの問題
AFP=時事 6月22日(水)15時25分配信
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(2012年3月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国最大の州立大学の学生5万人近くが特定の住所を持たないホームレスで、さらに多くの学生が食べる物に困っている──。今週発表された調査報告書で明らかになった。
米カリフォルニア(California)州にキャンパス23校と学生約46万人を擁するカリフォルニア州立大学(California State University)が委託した調査によると、8.7~12%の学生がホームレスで、21~24%が食べ物の確保に困っているという。
調査は昨年2月、問題の実態を把握する目的で、大学の教職員および管理者、学生を対象にインタビュー形式で行われた。
調査報告書によると、困難な状況に置かれた学生の多くは、問題の深刻度について大学の教職員に理解されていないと感じており、また利用できる援助制度について知らない学生も少なくなかった。
ホームレスの学生の一人は、大学側に状況を説明し、寮の使用許可を求めたが、他の学生に対してフェアではないとの理由で断られたと話した。また別の学生は、食べ物に関する援助があれば、周囲からレッテルを貼られなくて済むと回答している。
一方の教職員らは、限定的な資源を背景に、援助プログラムの通知や奨励について消極的であったことを明らかにしている。学生からの要求が数多く寄せられることを嫌ったのだという。
報告書はさらに、問題の規模が誤解もしくは矮小(わいしょう)化されていたケースも多く、「一部では『飢えた学生』を当然視することもあった」と指摘している。
同大学広報担当は、調査は今後2年にわたって行う予定と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
(以下抜粋)
アメリカでは世界中でみても大学の学費が高いことで知られ、公立でも年間100万円から250万円、私立では250万円から600万円以上かかるといわれており、多くの家庭にとっては高すぎて手の届かないものとなっています。
またアメリカ政府によると18歳まで子供を育て上げるのに平均で2500万円近くかかっていると発表されており、大学時代の費用を合わせると少なく見積もっても3000万円を優に超します。
かといって学生ローンを組んで大学に進学しても就職できるとは限らず、もし就職できなければローンだけを抱え路頭に迷うことになります。
(中略)
またアメリカに比べると金銭的にはヨーロッパや日本の状況はかなり恵まれており、大学のレベルが高いとアメリカは言われてはいるもののコストの面では多くの問題が浮き彫りになってきます。
http://money-academy.jp/educational-expenses/
人口削減計画は必要ないです。私たちの感覚の方が正しいですね。日本にかなりの問題が。
Q.日本にいるすべての人を集めると、
北海道内または四国内または九州内に収まりますか?
A.
>北海道の面積を78000km2とすれば、約3000億人の人が直立して集まることが出来ます。(計算式割愛)
3000億人とは、現在の世界人口の約40倍の人口ということです。
>以前テレビでやっていましたが、ぎゅうぎゅう詰めなら世界中の人を集めても琵琶湖に収まるらしいです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1277612322
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飢餓が原因で1日に4~5万人(1年間に1500万人以上)の人が亡くなっており(FAOより)、そのうち7割以上が子どもたちです。
世界中には食べ物が足りないの?
「飢餓」になるのは、食糧が十分につくられていないからではありません。穀物は年間 24億トン生産されています。これは世界中の人が生きていくのに必要な量のおよそ2倍になります。
1人当たりの食糧供給量を比較すると、日本では必要なカロリーより 31%も多く、ソマリアでは16%不足しています。
結果として、世界の 2割足らずの先進国にすむ私たちが世界の穀物の半分以上消費しているのです。
日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。
この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円。
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。
さらにその処理費用で、2兆円が使われています。
日本はほど大量に食糧を輸入しながら、廃棄を続けている国はないのです。
世界中で困窮している人たちが自立できるための支援が必要であると同時に、飽食や必要以上の消費をしている私たちの生活を見直すことが重要です。
http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/food_crisis.html