映画「新聞記者」を観た感想は『やっぱり、国は根幹が腐っている』『官僚、マスコミにも、志を持った人はいる』です。
エリート程、知らぬ間に飼い慣らされ、時間の経過とともに、人間の尊厳という感覚が朽ちて行き、人間らしさを失っていく。気が付くと、人を人だと感じられなくなり、組織(日本)を守る為という大義名分で、悪さする事が当たり前になっていく。組織を守る事が正義だと勘違いし、大事な感性がドンドン薄れ、国民の為という感覚から、組織を守る為という感覚に移行し、最初の志(国民の為)が朽ち果てて行き、人間らしさを失っていく。
自分の生活を守る為に、理不尽な命令も淡々とこなす様になっていき、知らぬ間に人の心を失った、サイコパスに変貌していく描写がリアル。
以前の自分なら、この映画を観て、国家の犯罪体質に後ろ暗い気持ちになり、『ハッ~......』と落ち込んだ気持ちになっただろうが、不正選挙の裁判で、司法が我々の味方ではナイというを目の当たりで体感しているので、落ち込む事はなく、『この国を何とかしたい』と必死にもがく、官僚とマスコミの姿に感銘を受け、『何か自分に出来る事はないのか?』とう視点で映画を観ていた。
官僚、マスコミの中にも『人の心』を持つ者が居て、国家の圧力と戦う人達が存在するという事が、再認識出来て凄く嬉しかった。
政治家、官僚、マスコミにも悪者も居るが、志を持った人も居る。生活という人質を取られていなければ、悪者に染まる人は、少ないだろう。声を上げたくても圧力で口封じされ、我々、市民の様に好き勝手発信する事が難しいんだという事が、再認識できた。
『この国を何とかした』と思う人は各所におり、その人達とつながり、各々が自分の出来るベストを尽くし、諦めずに前に進む。これがベストだと思う
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。