日米地位協定を核にして、みんなでつながろう！
米軍に関する市民運動をされている皆様、日頃の活動、本当にお疲れ様です。
皆様は、米軍活動に関する様々なお悩みをお持ちの事と思います。
辺野古埋め立て、オスプレイ、米軍による事件・事故・犯罪。米軍基地問題。金銭面でも、とんでもない要求をされています。思いやり予算（８千億円）、武器購入（5兆円を5年ローンで購入）
安倍首相は、トランプ大統領の要求に、2つ返事で応えています。その他に、原発問題、戦争に巻き込まれるかもしれない恐怖、等など。
先日も、米国とイランが危機一髪で戦争をするところでしたが、万が一、米国が戦争をしたならば、日本も高確率で戦争に巻き込まれる可能性が、非常に高い状況です。
もう本当に、気が休まることがありませんよね？これらの悩みをなんとか解決できないものか？と心痛めておられるのではないでしょうか？
実は、とっておきの解決法があるのです。え～？本当？そんな声が聞こえてきそうですね。お気持ちはわかりますよ。でもね、うそではないのです。これらの悩みを作り出す本丸さえ洗い出すことができれば、解決の道筋は見えてきます。
では、その道筋について説明させて頂きます。30分ほどお時間を頂けますか？
この説明を聞いて頂けたならば、「なるほど！」という声が上がること間違いなしです。
ズバリ！！解決法を申し上げます！
それは、タイトルにもありますように、「日米地位協定の改定を目指して、その世論を作るべく、みんなで繋がる事」です。
日米地位協定とは、簡単に言えば、在日米軍の法的な取り扱いや地位を定めた条約の事です。
この条約は、日本にとって大変不利な条約内容となっており、しかも、日本国憲法より上位の地位にあるのです。
例えば、在日米軍が日本国内で事件・事故・犯罪をしたとします。その場合でも、日本の法律で彼らを裁くことはできず、調査・問い合わせ（米国当局に）さえもできません。
又、米国側が望めば、国内のどこにでも基地を作る事は可能です。もちろん、日本への許可無しにできるのです。
米軍の軍事演習も日本への報告・許可なしに、勝手に行う事も出来てしまいます。
そして、米軍のヘリコプターは、日本人の住宅の上は低空飛行するのに対し、日本在住のアメリカ人の住宅の上は、高飛行する。こんな、とんでもない事が横行しています。
そう、在日米軍たちはこの日米地位協定を盾にして、どんな犯罪も逃げ切ってしまうことが出来るのです。まさにやりたい放題の状態なのです。
その為、米軍基地のある地区の日本国民は、騒音や事故・事件の恐怖に悩まされているのです。そんな状態であるにも関わらず、日本は米国に対して「ノー」を突きつける事ができないのです。
原発に関しましても、日米原子力協定という協定があるため、原発の稼働も米国から指示を受けて、その命令に従わざるを得ない状況となっています。
日米地位協定によって、日本には拒否権がないので、日米原子力協定をはねつける事が出来ないのです。
つまり・・・・！！この日米地位協定の不平等さこそが、
日本にとっての諸悪の根源なのです。
一言で言えば、日本は米国の属国状態のため、宗主国である米国に対し、いかなる無茶な要求も、ハネのける事が出来ない状況となっているのです。
ここまでお読み頂けたなら、もうおわかりですよね？
今、皆様がお悩みの、米軍に関わる事柄は、この「日米地位協定」が深く影響しているのです。
この不平等な日米地位協定を改定し、米国と対等な立場で交渉できる様にする事。その為には、市民が一丸となって世論を作り、政治家たちを動かす事、これに尽きます。
「日米地位協定を改定する」これさえ出来れば、皆様の抱えている悩みごとは、一気に解決できてしまうのです。
米国と対等な立場で交渉できる様になれば、無茶な要求に対し、堂々と「ノー」を突きつけることができます。よって、国民の命や財産を守る事ができるのです。
もちろん、簡単な事ではないかもしれません。しかし、皆で協力して「日米地位協定を改定して、米国と対等な立場で交渉できる様にしよう！」という世論ができれば、政府も動かざるを得なくなります。
同じ敗戦国の立場でありながら、ドイツ・イタリアは米国に対し、国家としての主権を完全に取り戻しています。米国との地位協定はありますが、対等な立場です。
例えば、米軍が事故・犯罪・事件を起こした場合、自国の法律で裁くことができます。米軍基地を置く場合でも、その国の政府の許可が必要です。
これらの国々は、戦後、米国との地位協定を何度も見直したと聞いています。
それに対して我が国では、戦後70年経っても、一度も見直しがされておりません。これはあまりにも異常事態であり、由々しき問題だと思います。
このまま米国の属国状態が続くと、日本は確実に滅びると思います。国が滅びると困りますよね？
今こそ皆で力を合わせて、日米地位協定改定の世論をもり上げましょう！！！
