人民元を基軸通貨にはしたくない米国ですが、米国が中国に対して譲歩した形です。
先日中国が米国に対して積極投資すると発言して、ボーイングの旅客機を300機購入しました。
米国は経済戦争では中国には勝てない事を悟って、譲歩したんでしょうか?それとも、米国債を売るぞと脅されたんでしょうか?
米国、中国人民元のSDR採用支持に向け一歩前進-首脳会談後に声明 2015/09/28 10:07 JST
(ブルームバーグ):米国のオバマ政権は、人民元を世界的準備通貨としたい中国の取り組み支持に向け一歩踏み込み、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)に人民元を組み入れるために中国は金融改革を実施すべきだとの主張を和らげた。
25日の米中首脳会談後、両国は「人民元がIMFによるSDR見直しにおいて現行基準を満たすのであれば」、SDR通貨バスケットへの人民元組み入れを米国は支持するとの声明を発表した。
米中両国が6月に発表した声明では、人民元のSDR「組み入れにつながる改革を実施する中国」を米国は支持すると説明。今回の声明は、「さらなる金融・資本市場改革を実施するとの中国のコミットメント」への米国の支持に言及した。政権当局者が匿名を条件に述べたところによれば、人民元がSDR基準に合致するかどうかのIMFの見極めが米国の支持にとっての決め手になることを、中国側に新たな文言で明確に示した。
原題:U.S. Takes Step Toward Support for China’s Reserve-Currency Bid(抜粋)
中国は、やっぱり米国債を売っていた!
中国政府の中国株、人民元買い支えが、
米国株にとっても対岸の火事ではない理由
2015年8月31日公開(2015年8月31日更新)
<今回のまとめ>
1.普通、株式市場が荒れると米国債が買われる
2.ところが今回は、米国債は売られた
3.売りの張本人は中国だった
4.中国政府は中国株や人民元を買い支える資金作りのために米国債を売却した
5.米国での金利上昇は不景気を招くリスクがある