9電力とも夏の安定供給を確保 経産省委員会、数値目標は設定せず
産経新聞 4月16日(木)11時28分配信
経済産業省は16日、節電対策を議論する有識者による検証委員会を開き、沖縄電力を除く大手電力9社の今夏の電力需給見通しを示した。火力発電の活用や節電の定着などで、8月の需要に対する供給余力を示す「予備率」が、9社すべてで安定供給に最低限必要な3%を確保できる。このため政府と各電力は3年連続で、今夏の節電要請に数値目標を設定しない方向だ。
ただ、原発比率の高い関西電力と九州電力の8月の予備率はそれぞれ3・0%と綱渡りの状況だ。「原発ゼロ」が続くなか、火力発電にトラブルが生じれば供給力不足に陥りかねない。
他社からの電力融通がなかった場合の予備率は、関電が0・8%、九電がマイナス2・3%。それぞれ中部電力と中国電力から電力融通を受け、予備率3・0%をかろうじて確保する。九電は川内原発(鹿児島県)1基が稼働した場合、8月の予備率は5・1%に拡大する見通しだ。
8月の9電力平均の予備率は7・0%。地域別に見ると、北海道、東北、東京電力など東日本は比較的余裕がある。
同日の委員会では東日本と西日本の間の送電能力を2020年代後半までに、現在の120万キロワットから300万キロワットに増やす方向が改めて示された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150416-00000514-san-bus_all
日本の地方議員 人数も高級ぶりも他の先進国に比べて段違い!!
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20150417-316214/1.htm
全国で唯一議員報酬を日当制にした矢祭町の「今」
http://diamond.jp/articles/-/61510