選挙期間中の、れいわ新選組の熱狂が凄いが、この祭りの後の反動を考えると、ちょっと心配になる。
というのは、今回の選挙でれいわ新選組の候補者が10名当選したとしても、政権は取れない。れいわ新選組で政権交代を望んでいる人が多いが、選挙が終わり、直ぐにでも政権交代する様にイメージしてた人が、「あれ?おかしいぞ?なんも変わらないわ」と、落胆する姿をイメージする。
ここ2~3年で市民運動は凄く盛り上がってきたが、気になる傾向がある。それは最近、市民運動に参加した人達の心構えである。少し動けば世の中が変わるイメージで市民運動に参加したが、全然、イメージ通りに事が進まず、諦めてしまう人達を目の当たりにしてきたらだ。
世の中が動き出して5~10年位は時間を要するという事を理解せず、直ぐにでも変わると考える人が諦めてしまわないか、心配だ。今回の選挙が盛り上がれば盛り上がる程、その反動は大きい事は予想できる。
俯瞰の目、第三者の立ち位置で政治を見ると、落胆する事もなくなるので熱狂せず、冷静な目を持ち合わせてほしいと思う。
「何があっても諦めない」と心に誓い、前に進んでほしい。