はかない(儚い)って読むのですね…
好きでした 好きでした あなたへの 花一色
花一色~野菊のささやき~ 歌詞:松本隆 作曲:財津和夫
「民さんは野菊のような人だ。僕は野菊が大好きだ!」
松田聖子さんの主演映画第一作『野菊の墓』の主題歌。
改めて聞くと、すごくいい歌
今度カラオケで歌おう~
誰があの子を殺したのでしょう…
おいしいもんが大好きで、人を喜ばせるのが大好きで、
笑顔のやさしいあの子を 二十歳にもならないうちに殺したのは誰でしょう…
かっちゃんが海軍に志願して行き、悠太郎さんが満州に行き、
泰介くんまで徴兵されて、め以子さんは一人になりました。
いけずな和枝さんは、生半可な哀れみは持ちません。
め以子さんが一人で生きていく覚悟を持たせる。
かっちゃんの戦死の公報が届いて、め以子さんが半ば正気を亡くし、
せっかく芽が出た二十日大根を枯らしてしまったことを、
和枝さんは問いつめる…
「誰が殺したんや!あんさんが殺したんや!」
「そのとおりです…」
め以子さんは泣き崩れる… 「あの子を殺したんは私です!」
それは正しい。でも、それは違う。
紙切れ一枚で連れて行かれて、紙切れ一枚で死亡宣告…
女たちは御国のために戦争に協力した。
余所さんの息子を、夫を、父親を戦場に送った。
自分とこの息子を、夫を、父親を殺した。
そのことは、やっぱり自覚せなあかんのやろう…
今回『ごちそうさん』で、じっくり、食べること、生きること、
身近な人とゆっくり関係をつくること、大事な人を大事にすることを描いてきたのは、
この喪失感のためだった…
悠太郎さんは、シベリアに連れて行かれそうな気がする…
女たちがせっせとご飯を作り、大事な人に食べさせてきて、育ててきて、
ほんで、「ごくろうさん」って、殺されて…
泰ちゃんが出征する前、初めてぽろぽろ涙流して泣きました。
周りの人たちのことがよく見えて、うまく取り成ししてくれた優しい子。
理系の才能がなかったんで、赤紙が来てしもうた。
戦争に直接役立つものを作れる理系の人間は徴兵猶予。
文系の人間は役に立たないからと、さっさと戦場に送られる…人間の選別…
いつもにこにこして、他人のために献身的に働いていた泰ちゃんが、はじめて愚痴をこぼした。
やりたいことがいっぱいあるって言って泣いた。
「僕は…僕にそれを許さんかった、この時代を、絶対に許さへん」
夢見ることを、許さない時代…
「一番守りたい人はお母さんや」なんて言ってくれた泰ちゃん世の母ちゃんたちの心を鷲掴み?!
泰ちゃんは時代が悪いって言ったけど、英陸はあらためて思った。
この時代、この戦争で、いったい誰が若者たちを殺したのか…
アメリカ?中国?そのほかの敵国??
いいや、違う…この大事な人たちを殺したんは御国や。
御国が、夢を奪い、未来を奪い、自由を奪い、命を奪ったんや!
またまた英陸は泣いた…悔しくて悔しくて泣いた
こんな聡明で優しい子たちの命をボンボン燃やして灰にして、
愚挙を働いたじいさん連中は生き残ったんや…これが泣かずにいらりょうか?
誰が見たってわかるはずや。
どんな小さな子でも、サルでも、犬でも、猫でもわかるはずや
二度とこんな時代にしたらアカンて。
こんな御国にしたらアカンて
それが日本でもどこでも同じこと。
アメリカでも、ロシアでもウクライナでも、韓国でも中国でも、
島より大事なのは人の命でしょ。
石油より今日のご飯でしょ。
GDPより毎月の給料でしょ。
怒りより笑顔でしょ。
まずいものよりおいしいもの!代用品より本物!
どっからが大国?何が大国?
大国より鯛飯でしょ!!??
それがわからん為政者は、アホやからいらん!
金メダリストに、ホイホイ電話かけて、自分が偉そうにする首相なんかいらん!
以前、英陸はこのドラマを安倍晋三首相に見せたくないって書いたけど、
(正確には「戦争を美化する人たちには、このドラマを見せたくない。 見せたって、わかりゃしない」って書いてる
「かっちゃん元気でやるんやで」)
今は見せてやりたい。これ見て、なんとも思わへんか?って。
あんたがやらんといかんことは、何や?って、問い詰めたい。
泰ちゃんが「この国を変えてやりたい」って言うたんは、どんな国にしたいて言うたと思てんのや?
あんたは、やるべきことと、やったらいかんことの筋を間違えてへんか?
あんたが、おじいちゃんを尊敬してるんやったら、
おじいちゃんや、その仲間がやらかしたことの責任を取れ。
晋三さんは、責任取るのがお好きみたいやからな…いや、「責任とる」て言うだけが好きなんやろな
今日の朝日川柳から…
「復興が最優先ときっと言う」 (大阪府 石田貴澄)
3月11日、きっと言うんやろね…
聞いてる人たちの心が空しくなるようなことをね…
かっちゃん、ホンマに死んだんかな…死んだんやろな…
笑顔のかわいい、人なつこい子やった…
「元気でやるんやで」って、送り出したのに…
悲しくても哀しくてもお腹は減る…
うちの母はいみじくも言いました。
「こんなこと、日常茶飯事だった…」
ちょっと待て!こんなこと、「日常茶飯事」にしたら、いかんやろ~~!!
やっぱり、うっちーに歌ってほしい 『見上げてごらん夜の星を』
せっかく夢をみることができる、夢を語ることができる時代のはずなのだから…
手をつなごう僕と 追いかけよう夢を
二人なら苦しくなんかないさ~
2人でリハビリがんばってね
2人なら、苦しくなんかないさ~
がんばれ!長谷部誠&内田篤人!!
うっちー 長谷部さんと手をつなごうアーカイブ
(でもやっぱりハグぐらいしてくれてもいいのに~?!)
サッカー・ワールドカップ2014ブラジル大会 開幕まで あと96日
「夢」の話はまだつづく…