おろよい…

　　　　　　　　　　　　　　「おろよい」とは、「劣っている」「くだらない」という意味の熊本弁。
　　　　　　　　　　　　　　　情けな～いニュアンスを多分に含んでます…

ミサイルｏｒ人工衛星？

まずは、北朝鮮のロケット発射実験が成功したことをお喜び申し上げます
　なぜなら、被害がなかったから。
失敗してたら、やれ迎撃だ、国内に部品落下だってことで、大変なことになってたでしょうから。
　もう一つは、日本政府や自衛隊にとって、危機管理と情報伝達の訓練になったから。

ああ、おろよい…

　２００９年４月４日１２時１６分は永久に記憶されるべきですね。
「北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」⇒５分後⇒「誤探知」

日本がいかに危機に対して弱いか、情報が不正確に流れるか、世界中に発信されちゃいました

以下いつものようにより…

　第一報、千葉県旭市にある航空自衛隊のレーダーが、弾道ミサイルを誤探知してしまった…

誤探知ということは、普段からありえることでしょう？なのに、なんで確認を怠るかなあ
もっとも恐るべきは、担当者が「アメリカの早期警戒衛星が発射を探知した」という情報を
付け加えて司令部内に伝達してしまったこと。
そんな情報は「なかった」んですよ。
こんな大事な情報がなかったのに、この誤った情報が司令部から防衛省・中央指揮所に伝えられ、
指揮所の担当者はさらに「発射」と言いかえて指揮所内にアナウンス。
もともとのレーダーの誤探知も「発射」なんてことは言ってないのに！



皆が「発射されるぞ、発射されるぞ」と身構えた結果、
次々に思い込みの連鎖が起こり、誤った情報が世界中に流れることとなりました

これは怖いよ
ミサイルより、こっちの方が、よっぽど怖い。
今回は幸いすぐに撤回できたけど、
一つ間違えば、戦争状態をも招きかねないレベルの情報なんだから

　歴史的に観ても、疑心暗鬼に囚われ誤報に踊らされて悲惨な結果を招いた事例は山ほどある。

ああ、たいぎゃなおろよか～　まーごつおろよか～

やっぱり、軍備を整えたって、ちっとも役にたたない。
軍事力で平和が守れるわけないってことが証明されたんじゃございませんこと？

もちろん北朝鮮もおろよいですけどね。
北朝鮮の国内報道では、「衛星打ち上げは成功し、
すでに軌道を回りながら将軍様を称える歌を地上に送っている」そうですから。

　どうせ衛星から流すなら、「流星雨」なんかいかがですか～
めっちゃハッピーで平和になるよ～

　陪你去看流星雨 落在著地球上～


　　　　　　　　　　　　　　　　ね！