可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

坊さんズ 大活躍!!

2017年09月09日 | ドラマ
昊天さんが好きっ!


 傑山さんもカッコいいよね~~

南渓和尚は別格です

方久と家人の辰は、頭を丸めたばかりの新参僧ですが、井伊家菩提寺・龍潭寺の坊さんたちがそろい踏み
ホームでは「THE・坊主ズ」と呼んでるのね。
でも英陸は「坊さんズ」と呼んでます。

坊さんズ⇒ボウサンズ⇒ボン・サンス…ってね

<余談ですが…>

ボン・サンスとは、17世紀フランスの思想家デカルト…「我思う、ゆえに我あり」の人ね…の用語で「良識」の意味。
良識とは、物事を正しく判断し、真偽を識別する能力のこと。
デカルトは「良識(ボン・サンス)はこの世で最も平等に分配されている」とも述べている…(『方法序説』)

ってことで、坊さんズからボン・サンス(フランス語: bon sens)を連想してしまうのだけど、
本当は逆で、ボン・サンスって聞いたとき、「え?坊さんズ?」って思ってしまったことがあるのさ

話を戻しましょう…
『おんな城主直虎』を見ていると、中世において寺社がいかに重要な役割を果たしていたのかがわかりますよね。
もちろん修行の場でありますが、「寺子屋」の名に残るように学校であり、研究所であり、病院であり、集会場であり、
宿場のない時代は宿泊所であり、福祉施設であり、そして戦の時には陣地ともなり、避難所ともなりました。
お坊さんたちは、学者で、医者で、政治・軍事・外交などの顧問であります。

 昊天さんは、龍潭寺の住職・南渓和尚の右腕で、薬学博士。
次郎さんや政次さんたちが子どものころには、書を教えてくださる先生でしたね。
そのたたずまいはいかにも高僧の趣…背筋がすっと伸び、泰然自若…
いついかなる時も、冷静に事を運ばれます

ほんでもって武闘派の傑山さんはマッチョなイケメン!!
これまで、どれだけ皆の危機を救ってくれたでしょうか?
最強のボディーガードです

南渓和尚の一見、生臭坊主のような飄々とした態度は、すべてを超越した観想の境地なのですよね。
この3人がいると、きっと何とかしてくれる、と思える…
とっても頼りになる坊さんズです

忘れちゃいけないにゃんけいさん
ドラマの中でも外でも癒しの存在です。
常慶さんはにゃんけいさんが大好きなのね~
修験僧の常慶さんは、全国を飛び回って、情報を集め、使者となって各種約定をまとめるお役目。
いい仕事してますよ~

 とっころで、「直虎」の各回のタイトルは、歌や映画のタイトルをもじったものですね。
第29回「女たちの挽歌」(→男たちの挽歌) 第32回「復活の火」(→復活の日)などはわかりやすいですが、
第30回「死の帳面」は笑いました→『デスノート』だよ~~
そんでも、やはり最高傑作は、「嫌われ政次の一生」→もちろん『嫌われ松子の一生』からとられてますが、
政次役=高橋一生さんの名前まで重ねてあるという手の込みよう!!
ブラボー!!

 そもそも第1回のタイトルが「井伊谷の少女」→『風の谷のナウシカ』!
このドラマ全体が、つまりは『風の谷のナウシカ』なんだよね。

井伊谷=水の谷のナオトラ…

タイトルバックのCGが、アニメ映画の最後のシーンを彷彿とさせる…
スタッフさんたちも、凝って作ってます

 ←ナオトラ

 ←ナウシカ

 明日放送のタイトルは「井伊家最後の日」(→地球最後の日?)
井伊家再興の日はいつ来るのか…
きっと直虎さんが導いてくれる…
いつか、青き衣をまといて、金色の野に降り立ってくれることでしょう…

 どこまでもパロディー好きやね…

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2 コメント

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にゃんけいさん (ごんふく)
2017-09-11 00:07:41
毎回、にゃんけいさんに癒されてますにゃん。
「直虎」、毎回のタイトルが映画や小説のパロディで、おお、次は何かな?じゃ、元ネタは?という楽しみもありますね。
寺が参拝だけでなくいろんな機能を持っていた、陣地でもあり避難所でもあった、というくだり、
西洋でいうところの「アジール」に近いですよね。

そうか、オープニングの最後は、「ナウシカ」なのか・・!?
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最初の兜もそうかもしれない (英陸)
2017-09-11 23:58:34
 ごんふくさん
昨日の展開はちょっと意外…
「井伊家最後の日」というより、「次郎さんに休息を」って感じでしたね。
虎松ちゃんに秘策を与えた南渓和尚がとぼけてて面白い
でもこれからまた一山もふた山もあるのよね…
戦国時代の人って、どんだけストレス抱えてたんだろうね~
返信する

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