可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

大事故の教訓

2015年08月12日 | Weblog
日航ジャンボ機墜落から30年


 そして福島第一原発事故から4年5カ月…




 今年はいろいろ節目の年…
30年前の夏…英陸は、福岡の友だちのところに数人で遊びに行っていた…
楽しい気分で過ごしていて、夜…TVのニュースは、延々と名前を読み上げていた…
最初は同じ名前を繰り返しているのかと思ったら…読めども読めども終わらない名前…

「ジャンボ機、落ちたらしいよ…」

その晩は、まさか…という気持ちしかなかった…
けれど翌朝…大惨事が明らかになり…楽しい気分は吹き飛んだな…

あれ以来、日本の大手航空会社で乗客が死亡した事故はない、という…
せめて事故の教訓が生かされなければ、犠牲になった520名の命は浮かばれない…

しかし、世界的に見れば、航空機の大事故はたびたび起こっているし、
ニアミスは数限りない…
先日は東京調布で小型飛行機が墜落した。

航空機以外の輸送機関を見れば、JR西日本の福知山線の事故のような悲劇もあった…
トラックやバスの事故は頻繁に起こるし、米軍のヘリコプターは落ちまくるし…

1つの事故を他人事と思わずに、「他山の石」としなければならない…
教訓は自ら学ばなければ、絵に描いた餅…馬の耳に念仏…

 大事故から何も学ばなかった人たちが、「我田引水」して原発再稼働…



 朝日新聞(2015.8.12付)
【朝日川柳】
☆フクシマの月命日の再稼働(東京都 大和田淳雄)
 「責任は私」と言わぬ再稼働(静岡県 増田謙一郎)
 楽しみだ安くなるはず電気代(東京都 田中通祐)

3・11から4年5カ月目の月命日に再稼働を開始した川内原発1号機…
何て無神経なんだろう…
こんな配慮もできない人たちが、動かす原発…
今回は、いつも「責任は私が!」が口癖の首相も、責任問題は棚上げしてる。
にも関わらず、今回の川内原発をひな形にして、
なし崩し的に30基ほどの原発を動かそうとしているのだ
九州電力は、これで電気代の再値上げをしなくてよいといってるらしいけど、
原発が安価な発電源であるはずないでしょ?
太陽光発電のパネルより、風力発電の風車より、潮力発電のブイより、核燃料が安いワケ?
もし安いとしたら、何か間違ってるでしょ?歪な構造が隠れてるに決まってるでしょ?

原発が問題なのは、事故のことばかりじゃない。
使用済み核燃料の問題も、まったく解決してないのに…
簡単に10万年埋蔵とか、誰が管理するねん!!
次々に施設が老朽化していったとき、どうやって廃炉にするんだ?
福島第一原発の廃炉だって、どんどん予定が変わっていて、手順のマニュアル化もできないのに

これでまた再生可能エネルギーの開発が遅れるだろうことに、腹が立つ…
どれだけでも、工夫次第で発電源は確保できるのに!!
電力は分散型で生産した方が、リスクは低いし、融通が利くし、
地方の働き場所をつくることになるし、当たり前に、絶対にその方がいいのに、
なぜ後退する??
やっぱ、歪な構造のせいでしょ?
ああ、腹が立つ…

ってことで、お風呂入ってきます
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