NHK朝ドラ『ひよっこ』…歴史年表には載らない、小さな小さな反乱
でも、本気の抵抗…心からの叫び…
今週の「ひよっこ」を写真で振り返り♪#ひよっこ振り返り #必ずまた会える #一生の仲間 #豊子の小さな反乱 #松下さん #朝ドラ #ひよっこhttps://t.co/IQXLIuKPp5
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年6月3日
下請け会社の「向島電機」は、本社の意向には逆らえない。
ラジオ工場閉鎖だと言われれば、それに従うしかない。
「悪いけど、高校には行かせられない」…体育以外の成績がオール5だった…
でも、家の都合で仕方ない。
故郷の秋田から集団就職でやってきた東京…
本当は不安だったのに、一生懸命気を張って、他人に弱みを見せてはなんねえと思ってた…
だけど、工場の人たちは、思いのほか優しかった…
寮の仲間は自分を気遣ってくれた…
好きな勉強も思い切りできた…
なのに、なんで…なんで、その居場所がなくなるのか…
「いやだ!絶対にいやだ~~」
工場内に一人立てこもった豊子…
しっかり者だけど、春までは中学生だった、小さな女の子…
自分のものわかりのよさに、自分で我慢ならなくなった…
皆困惑したけれど、皆、豊子の気持ちはよく分かった。
皆、同じ気持ちだったから…
皆、ものわかりのいい顔をして、本当は胸にくすぶっていたものがあったから…
「豊子の乱」はほんの数分で終わった。
でも、仲間の心に、この事件はしっかり刻まれた。
いやなことは、いやと言っていい…
理不尽なことを、そのまま流しちゃいけないんだ。
次に進むために、自分なりの決着をつけないといけないんだ。
豊子のお陰で、大人たちは振り回されて、迷惑した。
でも、豊子のお陰で、乙女たちはほんのちょっと救われた。
豊子のお陰で、大人たちも、自分の心をちょっとだけ取り戻した…
豊子役は『ソロモンの偽証』の藤野涼子ちゃん。
『ソロモン~』のときと同じように、堂々と、そして切々と自分の考えを主張した。
朝からテレビの前で号泣した人たちが続出したらしい。
工場の仲間や、お世話係の愛子さん(和久井映見さん)たちの説得の言葉にも感動しましたよね。
誰も、「そんなことしたって、何もならないんだぞ」って言わなかった。
豊子ちゃんを信じて、豊子ちゃんが自分でカギを開けるのを待ってくれた。
迷惑をかけた人たちに、豊子ちゃんに代わって「すみませんでした」と言った時子(佐久間由衣)もかっこよかった
レトロな喫茶店に、幼なじみ3人組。久々の集合です♪#有村架純 #佐久間由衣 #泉澤祐希 #仲良し #喫茶店 #朝ドラ #ひよっこ pic.twitter.com/jJxdK3Ck0U
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年6月3日
え~っとですね、英陸は、この4月から業務内容が大きく変更になりまして…
そのせいもあって余裕がなく、ほとんどブログの更新ができなんだ…
5月なんて、UPしたのは1回きり…10年前、ブログを始めたときと同じになってしまいました
書きたいネタはあったけどもね…
TBS火曜ドラマ『カルテット』も終わっちゃったしさ。
後番組(『あなたのことはそれほど』)は、なんかドロドロ気味で趣味じゃないから見てないしさ。
なんか、癒されるドラマがないかな~~って思ってたらば…
あるじゃん、ほら、朝ドラが
最初は、主演の有村架純ちゃんが、「オーディションなし」でヒロインに抜擢されたってことで、
話題にはなったけど、期待してなかったんですよね。
でもね、いいのよ、これ。
この2ヶ月でさ、稲刈りがあったり、「東京オリンピック」に合わせて村で聖火リレーやったり、
お父さん(沢村一樹さん)が行方不明になったり、東京で就職したり、その会社が倒産しちゃったり…
ものすごく目まぐるしい展開なのに、ちっともバタバタしてなくて、
ヒロインも、その周りの人々のことも、丁寧に(または的確に)描写してあって、
下手すりゃ消化不良になりそうなところ、しっかり満足感!
朝ドラにありがちな、「みんないい人」問題はあるけれど、
登場人物一人一人に深い設定がしてあるので、人物像が鮮明で、一人一人の人生を想像させてくれる。
何といっても、昭和30年代後半~40年代の時代を、ちゃんと感じさせてくれるのがいい
当時の流行歌や、映画・風俗だけでなく、労働者の主張とか、働く人たちの環境とか、上野駅の慌ただしさとか、
多面的に、経験値としてドラマに組み込まれている。
ラジオ工場の乙女たちの特集を公式サイトで公開しました(=゚ω゚)ノ#小島藤子 #八木優希 #藤野涼子 #松本穂香 #ひよっこ公式サイト #朝ドラ #ひよっこhttps://t.co/IoUWRVixv6
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年5月24日
前回の『べっぴんさん』も、『ひよっこ』と同時期の「高度経済成長期」が出てきたけれど、
その時代風の衣装や家具を持ってくればいいってもんじゃないぜ!
ヒロインの芳根京子ちゃんはがんばってたし、我らが高良健吾くんは老け役が見事ではありましたが、
ドラマそのものが、全然時代を描けてなかった
やっぱドラマは脚本やね~~
今回の『ひよっこ』の作者は岡田惠和さん。1959年…昭和34年生まれなんだね。
この時代の記憶があるし、ノスタルジーも感じている年代なのかな
ヒロイン有村架純ちゃんに、思い入れをたっぷり持っていらっしゃるし、『ちゅらさん』の作者でもあるから、
今後もの展開が待ってるのでしょうね。
ああ、お父さん、会社が倒産してしまいましたよ…(シャレか)
どこでどうしているのか、お父さん…
実は、『ひよっこ』は『カルテット』に負けないくらいの名言の嵐なのであります。
行方不明になったお父さんを探して、東京に出てきたお母さん(木村佳乃さん)。
警察署に捜索願を出しに来たけど、係の人の「またか…」という態度に傷つきます…
「出稼ぎに来て、蒸発しちゃった人、多いんだよね~。あなたもね、見つかると思わないほうがいいよ。
国はいばらぎ?いばらぎね、まあ、期待しないでいたほうがいいよ…」
必死の思いのお母さんは、この言葉に憤慨します。
「『いばらき』です。『いばらぎ』じゃなくて、『いばらき』です。
谷田部実といいます。私は、私は出稼ぎ労働者を一人探してくれと頼んでいるんではありません。
ちゃんと名前があります。茨城の奥茨城村で生まれて育った谷田部実という人間を探してくださいとお願いしてます。
ちゃんと、ちゃんと名前があります。お願いします。あの人は絶対に自分でいなくなったりするような人ではありません。
お願いします。お願いします。探してください。お願いします」
多くの茨城県民が、このセリフに涙したとか…
こちらが、みね子の家族です。#有村架純 #沢村一樹 #木村佳乃 #古谷一行 #宮原和 #髙橋來 #谷田部家 #家族写真 #高校入学 #朝ドラ #ひよっこhttps://t.co/FyET9M8VKl
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年4月4日
茨城篇にも多くの名言はありましたが、
東京編では、会社の乙女寮舎監の愛子さんが、いい味出してくれました
みね子が、もう、お父さんは見つからないかもしれない…見つからないほうがいいのかもしれない、と言ったとき…
「そう…。みね子さん。じゃ、あれだね。今、あなたにできることはないね?
そうでしょ?
でも、ちゃんと毎日を頑張って生きてないと、いいことはやって来ない。
神様がいるのかどうか知らないし、いたとしても、本当にみんなのこと平等に見てるのかなって思うけどね。
でも、ちゃんと頑張ってないと、神様は気づいてくれない。私はそう思う。
私が神様だったら、つらいことあっても頑張ってる人に、幸せをあげたいなって、思うしね」
悩んでもしかたないってわかってるけど、つい、くよくよしてしまっているとき、
「今あなたがするべきことは、くよくよすることじゃない」って、キッパリ言ってもらえて、みね子はハッとします。
こんなときにかける愛子さんの言葉は最高!
普通は言いにくいこと、聞きにくいことも、愛子さんは一見KYに言っちゃうんだけども、
それがちょうどドンピシャに心に響く言葉になります。
愛子さんは、おっとり、ほっこりしてるけど、実は苦労人だからね。
このときも、乙女の一人に、「愛子さんは、そう思ってこれまで頑張ってきたんですか?」と聞かれて…
「そうだよ。いろいろあったからね。つらいことや悲しいこと…
だから私は、これから幸せしかやって来ないのよ。もうね、大変なことになってしまうわよ。これからの私は」
愛子さんはお茶目です
乙女たちの東京のお姉ちゃん(!?)乙女寮舎監の永井愛子役・和久井映見さんのインタビューを公式サイトで公開しました(*'▽')♪#和久井映見 #ひよっこ公式サイト #ひよっこメール #朝ドラ #ひよっこhttps://t.co/f9jpdtniio
— 連続テレビ小説「ひよっこ」【公式】 (@nhk_hiyokko) 2017年6月3日
愛子さんの「いっぱい食べるの」っていうセリフもよかったなあ…
お盆休みを迎えて、乙女たちは海水浴を計画。
愛子さんはどう過ごすのかを聞かれて…
「 私? 私は、泣くの。たくさん思い出して、ずっと泣くの。涙出なくなるくらい泣くの。
それでね、たくさん食べるの。食べられなかった頃のこと思い出して、たくさん食べてやんのよ。
もうね、とんかつでしょ、ラーメン、オムライス、炒飯、カレーライス、それにとんかつ! あっ、あとコロッケ!
メンチカツ、ハムカツ。あととんかつ!」
とんかつを3回も言ってしまう愛子さんです…( ´艸`)
そういえば、『カルテット』では、巻真紀さん(松たか子さん)が、
「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」
って言ってたっけ…
英陸も、今年のお盆は、いっぱい泣いて、いっぱい食べよう!
ってことで、またまた新展開の『ひよっこ』。
さらなる名言を期待してまぁす
最近、ブログ更新ないのでどうしたのかな~と心配しておりました。
お仕事お忙しそうですね。更新はお手すきの時でよいので、楽しみにしてますよ。
「ひよっこ」は、まずオープニングの桑田さんの歌声、宮川彬良さんの音楽がいいですよね。
ラジオ工場で働くみね子たちを見ていると・・
21世紀の今はグローバリゼーションで、こういった工場は海外移転したり、
また、スマホでラジオが聴けてしまう今では、すでに「ラジオ」という製品自体の存続があやうくなっていたり(わたしもFMはPCの「ラジコ」で聴いてます)。
いまだったら豊子は、当然大学進学していただろうに、当時は中卒で集団就職する子たちが大勢いたわけで。
こうしてみると、つい半世紀前の日本も隔世の感があって、若い人が見たらこのドラマも「時代劇」みたいなものなのでしょうね。
お父さん(沢村一樹)は、どこかで「セクスィー部長」になってたりして。
5月の更新は1回でしたが、4月も1回だったんだな…
仕事を言い訳にしましたが、結局は、英陸が怠けもんだってことです。
前を向いて、進まなきゃ!
(ナンノコッチャ?)
見習いコックの秀くんは元ライダーなんだ!
ヒロインみね子ちゃんが住んでるアパートの住人で、
慶応ボーイ役の竹内涼真くんもライダー出身なのよね?
この2人は、お友だちって設定なんだけど、
ライダー仲間というつながりがあるからなのね?!