可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

みぞみぞ具合がハンパない!

2017年02月25日 | ドラマ
TBSドラマ『カルテット』…夫さんは見つかったけど…


 「どうしたもんじゃろのぉ~~」「何か…なんかな…」「じぇじぇじぇ!」「びっくりぽんや!!」
…と、思わずNHK朝ドラ歴代ヒロインの決め台詞を言ってみたりなんかする…



巻真紀さんの夫さんがクドカンだった…っていうのは、前回でわかっていたけど、
「ああ、よかった、やっぱ巻真紀さんは、夫さんを殺してなかった」って…ちょっとホッとして、
しかも夫さんはクドカンだったんで、「いい加減なダメ男が、ちょっとバックレたんだろう」なんて思えた…
でもその後の展開を見たら…
まだ、巻真紀さんが夫さんを殺してた…っていうほうが無難だったっていうか、
無難なはずはないのだが、提示されていた筋立てだったし…
そもそも、巻真紀さんの夫さんは、眞島秀和さんとか、平山浩行さんをイメージしてたんで…
(渋くて二枚目路線だけど、じみ目な脇役さん系ね
巻真紀さんは夫さん選びを間違えたのかな…

 夫婦のすれ違いの物語なら、山ほどある…
それこそメロドラマの定番なんだから、今までうだるほど見てきた…
今回の巻真紀さんとクドカン(役名は幹生さん)の夫婦の物語は、
日常に埋没しそうなエピソードを、丹念に積み上げ、滋味豊かなドラマに仕立てられてはいた。
映像の美しさ、演出の巧みさ、これまでの伏線の見事な回収…
夫側からの見方考え方感じ方、妻側からの見方考え方感じ方が、当然違っていて、
夫は早くからそれに気づいていて、でも修復の努力も工夫もしなくて、
妻は安心感に包まれていたのに、あるときそれが幻想だったってわかって、突然奈落の底に突き落とされて…

でも、それまでのことで、「あー、こんなことあるだろうねえ…」と、しみじみはしたけど、
特に驚きも感動もなかった…のだけど…………

 第5話までのファンタジックなお話から一転!本格的にサスペンスになだれ込んできました 
みぞみぞ感がハンパない…

何が恐いかって、夫さんの靴…カラーボールを投げつけられて汚れた靴…
宅配さんに「大丈夫ですか?」って言われてはじめて警戒したすずめちゃん。
それまで「巻真紀さんの夫さん」で、ちょっと気の毒な感じのする人だったから、おうちに入れてあげたけど、
急に得体のしれない生き物に変わった…
すずめちゃんは雨傘を武器代わりに持って、夫さんに「何したんですか?」と聞くと、
「コンビニに入って…レジが開いていたから…」3万円余りを奪って逃げた…
夫さんはコンビニ強盗だったのです…

淡々と泥棒について語る二人のやりとりが滑稽でもあり、
実際、身近に犯罪者がいたら、こんな感じかな、と妙にリアルに思えて恐ろしくもあり…

警察に通報しようとして、ぐるぐる巻きにされちゃったすずめちゃん…
なぜだか巻真紀さんのバイオリンを盗み出そうとして、夫さんともみ合い、バルコニーから落ちた有朱ちゃん…
いやはや…こう次々に、行き当たりばったりに犯罪まみれになる成り行きを、誰が予想したでしょうか??!!

ああ、クドカンが生理的に嫌いになりそう…
それだけクドカンさんの演技が自然で、説得力があったのだけども…

でね、英陸は夫さんが嫌いだけど、夫さんの言い分のほうに共感することが多い…
ご近所トラブルを相談されるのは仕方ないにしても、自分が知らない人のことを、当たり前に話されることの不快感…
自分が良く知っていることを、とくとくと教えようとされる不快感…
自分がじんわり味わいながら見たい映画を、説明させられる不快感…
全然わからない人、いるんですよね…行間が読めない人…もう、一緒にはいられない…

でも、悪いのはもちろん、夫さんです。
なんだかんだ言い訳してるけれど、何も言わずに消えちゃいけない。
コンビニ強盗は、してはいけません。
有朱ちゃん、生きててほしい…生きててくれなきゃ、あまりに巻真紀さんが辛いよ…

今後の展開は、いろいろ考えられるけど、全部予想を裏切られそうでもある…
次回って第7話よね…全10話かな?とするとあと4回…
2月28日、激動の第7話のキャッチコピーは ―終わりのはじまり―
ああ、やっぱみぞみぞ具合がハンパない

 第5話のコスプレ。
ボツにするにはあまりに惜しいヴィジュアルなので、貼っておきます
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