視聴率は芳しくないですよね…ひとケタだって…
普通のドラマなら、視聴率9%台なら、「まあまあ」なのでしょうが、
大河ドラマだからね…
現代ものだし、主人公はあまり有名じゃないし(すみません、勘九郎さん)
苦戦することは予想されていましたが…
肝心の熊本でも、評判はあまり高くない…
明治と昭和が入り組んでいて、
おまけにビートたけしさんの古今亭志ん生が出てきたりするんで、
元来の大河ウオッチャーであるお年寄りが、展開についていけなくて見るのをやめたとか…
英陸的には、天才クドカン(宮藤官九郎さん)の作だし、
出演者は豪華だし、それなりに面白く見てはおります。
綾瀬はるかちゃんが、熊本弁をしゃべってくれてるのがうれしい~~
熊本の #金栗家 では、#ストックホルム の現地時間に時計の針を合わせて、#四三 を応援する宴が開催される。得意の #自転車節 で四三にエールを送る #スヤ。ひたむきな思いはストックホルムの四三に届くのかー。#いだてん 第12回「#太陽がいっぱい」本日[総合]夜8:00 pic.twitter.com/hRe2DEUhJT
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年3月24日
ご本人も、「ば!」とか「ぎゃん」とかが「可愛い」とお気に入りらしい
英陸も、これだけ熊本弁を聞かされると、ついつい普段以上に熊本弁ばしゃべろうごつなるけん、おかしかね
改めて気づかされたのが、「にゃ」
よく三河弁がにゃーにゃー言ってるっていうけど、熊本弁もかなりにゃーにゃー言うのね。
「とつけむにゃー」(とんでもない、すごい)もそうだけど、
「がまださにゃいけんよ」(頑張らなければいけないよ)とか、
「そげんこつぁにゃーじゃにゃーや」(そんなことはないでしょう)とか…
驚いたときの「ば!」は、『あまちゃん』のときの「じぇじぇじぇ!」みたいにメジャーになったりしないかな?
道順を説明するときの「ぎゃん行ってぎゃん行ってぎゃん!」(こう行ってこう行ってこう)なんかは、
流行ってもいいと思うんだけどなあ~
ただね、やっぱり題材が「オリンピック」なんでね…
来年の「東京オリンピック」のプロパガンダならいやだよね~~
クドカンさんは脚本の執筆にあたって、こうおっしゃてます。
日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、
東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年。
戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。
歴史に“動かされた”人と町の変遷を一年かけてじっくり描く予定です。
まあ、こんな大河ドラマも、たまにはいいよね、と大目にみていただけたら幸いです。
がんばります。 NHKホームページから
「戦争と政治」だけでなく、「景気」に振り回された人々…っていうのが、いいよね
やっぱクドカンさんを信じてみよう、と思える。
#いだてん 第12回「#太陽がいっぱい」いかがでしたか?「勝ち負けじゃない世界で生きてきたので、今回、 #金栗四三 さんの役をとおして“負ける悔しさ”を思い知りました。撮影後もマラソンのことを思い出すと悔しくて、熱を出してしまったほどです」(#中村勘九郎 さん) pic.twitter.com/dF5ubjLJSJ
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年3月24日
「同じ時間に走っている二人の魂が、いつしか触れ合っていくようなイメージを作りたいと思いました。 #四三 の無言に対して邪魔だー!と蹴散らす #孝蔵。暑さに苦しむ四三に対して火事だー!と叫ぶ孝蔵。四三の魂を感じている、そんなロマンを込めました」(演出 #一木正恵)#いだてん pic.twitter.com/D3EqffmhNo
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年3月24日
今日の放送は、いよいよマラソンの当日。
期待を一身に背負いながら、日射病で意識を失い行方不明になってしまうという、辛い回だった…
でね、見終わってからTwitter開いたら、こんなツイートが
#いだてん すべてのドラマ好きとスポーツ好きと、スポーツや五輪に興味無い人にも観てほしい!今は日本初の五輪出場となったストックホルム大会。今日の20時からはついに日本初のマラソン選手として四三が走る!いったいどうなるのか?笑えるし泣けるし楽しいよ!観て!
— 獣になれない野木亜紀子 (@nog_ak) 2019年3月24日
あの『逃げるは恥だが役に立つ』とか『アンナチュラル』とか、『獣になれない私たち』とか、
話題作を連発した脚本家・野木亜紀子さんが、『いだてん』の応援をしているじゃありませんか!
以下連ツイを…
#いだてん 日本はスポーツ黎明で意識も理論も確立されていない時代。その頃の四苦八苦が史実含め面白い。私は「東京五輪やってる場合か?」派だがドラマはドラマ。むしろ、いま一度ナショナリズムとは何か、スポーツと平和の祭典とは何かを問い直す骨太な大河ドラマに今後益々なっていくと思う。
— 獣になれない野木亜紀子 (@nog_ak) 2019年3月24日
#いだてん は二つの時代を行き来するドラマ。日本初のオリンピック参加に臨む若き日の四三(勘九郎)がいる時代と、東京五輪を招致した阿部サダヲの時代。両時代を結ぶ語り部が、孝蔵(森山未來)と、孝蔵のその後の姿である志ん生(北野武)。登場人物と小道具や風景で時代は見分けられる。
— 獣になれない野木亜紀子 (@nog_ak) 2019年3月24日
#いだてん どっちの時代か一瞬わからなくなっても心配なし。見てるうちにわかってくる。それぞれの時代のつながりがじわじわ立ち上がってくるのを楽しめばいい。脚本とお芝居のみならずロケも美術もリッチ!これをあと何十話も観られるなんて楽しみでしかない。まだ12話で今から観ても間に合うよ!
— 獣になれない野木亜紀子 (@nog_ak) 2019年3月24日
この後…まず、ストックホルム・オリンピックに参加した面々が日本に帰ってきたとき、
明治が終わって、大正になっているぞ!!
明治天皇は1912年7月30日に亡くなるからね。
それが金栗さんたちの五輪結果にどう影響するのか…
そして翌年には大正政変が起こって、民衆のパワーが第3次桂太郎内閣をぶっ倒す
さらに1914年に第一次世界大戦がはじまって、金栗さんたちが夢のような時を過ごした欧州が戦場となる
シベリア鉄道のロケシーンや欧州の場面はワクワクした。
金栗さんの手記をもとに、庶民が感じた直の体験がリアルに描かれていたから…
#ストックホルム 到着後、練習を開始した #四三 と #弥彦。初めて経験する白夜、そして外国人選手との体格差にがく然とし、徐々に自分を見失っていく弥彦…😫果たして無事に本番を迎えられるのか!?
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年3月9日
📺3/10 #いだてん 第10回「#真夏の夜の夢」
[総合] 夜8:00[BSP] 後6:00https://t.co/USgPiClLjE pic.twitter.com/TGUd9HW5S5
いよいよシベリア鉄道9000km、17日間の長旅がスタート🚂
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年3月2日
初めての洋行に不安を募らせる #四三 は、ハネムーン気分の大森夫妻や横柄な外国人にストレスを溜めていきます。果たして旅のゆくえは?
📺3/3 #いだてん 第9回「#さらばシベリア鉄道」
[総合]夜8:00 [BSP]後6:00https://t.co/tDWAUGzGJt pic.twitter.com/gr8Er8Vkxx
そして、まさにナチス・ヒトラーがプロパガンダに利用した1936年ベルリン・オリンピック。
幻の1940年東京オリンピックと続き、中国との戦争や太平洋戦争も描かれることになるのでしょう。
金栗さんは、女性のスポーツ参加に道を開いた人でもあるから、
そこらへんが誠実に描かれるといいなあ。
多くの批判や抵抗、攻撃も受けたはずだからね。
「誠実」とは、そういう不都合なことも含めて、きちんと描いてくれること
それにつけても「痛快男子」三島弥彦(生田斗真くん)はいいねえ~~
めちゃくちゃ脱がされてますよね!
✨#いだてん 公式サイト#IDATEN倶楽部♣を更新!🏃🏻
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年1月27日
#運動会の覇王 こと #三島弥彦 を演じる #生田斗真 さんのインタビュー👺https://t.co/nCCGF0OZro
しかし、弥彦の父親は…あの三島通庸なのだよね…
福島事件(1882)では県令として自由民権運動を壊滅させ、その報復で加波山事件(1884)では命を狙われ、
保安条例(1887)で民権派を東京から追放したときの警視総監…
自由と民権を徹底的に弾圧した人の息子が「天狗倶楽部」とはねえ…
みなさん! #いだてん 第1回ご覧いただきありがとうございました。
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年1月6日
スポーツを愛する豪快な男たち #天狗倶楽部。
彼らのユニフォームのワッペン、#TNG は本当にあったデザイン。当時から言葉を省略してローマ字で表す文化があったんですね! pic.twitter.com/7oaz96BN3h
四三さんの足袋をつくってくれたピエール瀧さんにケチがついてしまったけど、
2020東京オリンピックそのものがダーティだからねえ…
NHKも忖度TVになっちまったし…
もう、真っ黒!!
こんな状況で、『いだてん』はどんな展開をみせるんでしょうか?
乞うご期待
わたしはとっても面白いですよ。
四三の熊本弁も懐かしかあ。
逆に見ないのがもったいない。大河ドラマらしくない、と言われますがそうでしょうよ。
むしろ大河ドラマにしとくのはもったいない。
映画的手法ですから。
クドカンは友情、を描くのが秀逸。
反発し合いながら、やがて相手の奥深い所を理解し合うようになる過程が、過不足なく描かれていて、それだけに心に沁みてゆく。
あまちゃんのときのアキちゃんとユイちゃん然り、今回の四三と弥彦しかり。
先々週の回で四三はスタジアムの掲揚台を見て、
あのセンターポールに日の丸を揚げにゃいかん、とつぶやきます。
24年後、それは実現します。
日本男子マラソン唯一の金メダル。
しかしそれを日本の獲得メダルとしてカウントしていいものか。
日の丸が揚がるのを見た孫基禎(ソン・ギジョン)選手の胸中は複雑だったでしょう。
クドカンはそのへんのことも書いてくれるのかな。
ああ、そうだ…
孫基禎(ソン・ギジョン)選手のこともあったね…
そんなこんなことも含めて、オリンピックのブラックな面をきちんと描いてほしい。
それでこそ、未来の遺産になるはずだよね。
がんばれ!クドカン