浦沢直樹の漫勉

シーズン２　ＴＯＰは萩尾望都さん

　少女漫画界の神様

萩尾望都 | 浦沢直樹の漫勉 | NHK 貴重なペン先動画など未公開シーン満載！ #漫勉 https://t.co/PwvdfjXt0p

— 英陸 (@chikazai) 2016年3月3日

　ファンの間では古くから「モー様」と呼ばれている萩尾先生ですが、　
英陸は、尊敬と愛情をこめて、「望都さん」と呼ばせていただいております。
そもそも英陸の「えいりく」というＨＮは、『トーマの心臓』のエーリク・フリューリンクから採らせてもらってるのさ。
大学時代から使ってるＨＮ（当時はペンネームって言ってましたね）…何年になるんだろ

　望都さんは、もうデビューから４８年になるんだ…
あの、『ポーの一族』を描いていたのは２３歳ごろだというのですから…やはり天才
そして今なお第一線で活躍！みずみずしい感性は昔のまま…もう、絶対神様
今回、こんな密着番組が見られるなんて、浦沢直樹先生、Ｇｏｏｄ　Ｊｏｂです～～

望都さん…さすがにデビュー当時の写真から見ればお年は隠せませんが、
ある時期からは、まったくお変わりにならない…ただ、眉間のホクロは…大きくなりましたね～～
神か仏か…望都さんの神々しさをさらに際立たせているホクロです…

　作画環境…完璧ですね
欲しいものはすべて据わったままで手が届く…すごく落ち着きそうな机回り
猫ちゃん７匹が同居人…ってか同居にゃん？
美猫ぞろいですね

　さて、ペン先を拝見…超密着！貴重などアップ映像が続きます。
浦沢直樹さんが「彫刻刀で彫っているみたい」と、即座に印象を語る。
まるで紙から彫刻を掘り上げるように、繊細な線を積み上げて、人物を造形する望都センセ。
特に印象的なのが、目の表情でした。



少女漫画は、俗に「瞳の中に星」と言われるように、非現実的に大きなキラキラした目が特徴。
多くの他の少女漫画に比べれば、望都さんの描く目は地味だ…と英陸は思っていたのですが、
その「もの言う目」の目力はハンパない…
物語の巧みさ…登場人物たちの心理描写…もちろん萩尾作品の素晴らしさはたくさんあるのだけれど、
まず、この目に惹きつけられるのだ…ということに改めて気づかされた…

　　「読んでる人にキュンキュンしてほしい」

と望都さんはおっしゃってましたが…はい…英陸はずっとキュンキュンしております
英陸の感性の６０％は、望都さんからできてると思う…

「ちばてつや先生の描く、汗をぬぐう手が色っぽい」って話は、興味深うございました。
浦沢さんとも意気投合してましたね。

　　「矢吹丈もすっとやるんですよ」「ちょっと伏し目がちにするんですよね、ちば先生」

超一流の作家が二人…ミーハーにワイワイ語り合ってて、ウケました

　一コマ、ひとコマ、一切の妥協を許さず、丁寧に描いていく仕事の姿勢は職人の領域
感情が高ぶる場面を描いていても、ずっと涼しい表情だったのがちょっと意外だった…
今回は作画場面だけだったけど、ネームの段階を見てみたかったな。
物語を詰めていたり、セリフを考えてる時は、このクールな望都さんでも、きっと「キ～～～～」となってるだろうから…
でも、そんなときも、猫ちゃんたちに癒されてるのでありましょう

万年少女のモー様も今年６７歳
体力的にもすっごくきついかとは思いますが、
どうかこれからも私らをキュンキュンさせる作品を生み続けてくださいませね


　ああ、可愛いエーリク