ＮＨＫドラマ『みをつくし料理帖』を見ていたらば…

『重版出来』率高過ぎ！？

　うまそうな江戸めしがいっぱいで、「こいつぁいけねえ！」

【みをつくし料理帖】、次回は6月10日。次回は「ほろにが蕗（ふき）ご飯」が登場します。こいつぁいけねえ( ＾ω＾) ｲｹﾈｪﾖｫhttps://t.co/m1iJExtbew#NHK #みをつくし料理帖 #レシピ

— ＮＨＫドラマ (@nhk_dramas) 2017年6月10日

「こいつぁいけねえ」っていうのは、ヒロインの澪がつとめる料理屋「つる屋」の主人、種市の口癖。
澪のこさえたものを食べて、「こいつぁいけねえ」っていうものだから、最初は澪さんも驚いたけど、
いわば、これはイマドキの「やばい！」の意味の江戸弁なのでしょうね。
「うますぎて、いけねえよ～！」ってこと

　数年前、民放でもドラマ化されてましたよね、『みをつくし料理帖』。
その時のヒロイン澪役は北川景子さん。
ちょっと美人過ぎるよね～って感じてましたが、
今回、ＮＨＫの連続ドラマでの澪ちゃんは黒木華さん。
頑張り屋さんで、下がり眉で、健気なヒロインが、ハマってる
今回、天才料理人を演じるにあたって、手元の吹き替えは一切なし。
すべて、黒木華さんが自分で調理しているのだとか…スゴイです…

　昨日の江戸めしは「ほろにが蕗ごはん」
澪の料理に脅威を感じた大店の料理屋「登龍楼」が、“ふき”という少女を使って、澪のレシピを盗ませ、
「つる屋」の営業を妨害していた。
ふきは、幼い弟を「登龍楼」に預けているため、言うことを聞かざるを得なかったのだ。
「登龍楼」の悪だくみに憤った澪は、店に乗り込み、ふきを助ける…が！
「つる屋」は付け火に遭って、燃えてしまう…

…というのが、昨日のお話し…

波乱万丈の物語ではありますが、出てくる江戸めしは、どれも美味しそうで、
番組の最後にはレシピも紹介されます。
英陸的には、やはり「とろとろ茶碗蒸し」が食いたい

澪の献立帖～第２回「とろとろ茶碗蒸し」料理レシピ～ | みをつくし料理帖 https://t.co/ItWHRqTSEY

— 英陸 (@chikazai) 2017年6月11日

　そんでね、薄幸の少女ふきを演じている女の子が、「どっかで見たよね…」と、思ってて、
「あ！」と思い出したのが、『重版出来』。
漫画家・牛露田 獏の娘で、ダメダメな父の姿に傷つき、笑顔を失っていたマユちゃん！
蒔田彩珠（まきたあじゅ）ちゃんっていうんですね。
こういう、幼いのに影がある少女の役をやらせたら、右に出るものはいない…

で、そこではじめて、「あらぁ～」と気づきました…キャストの『重版出来』率が高過ぎる！！

何といってもヒロイン澪＝黒木華さん＝ヒロイン黒沢心。
「つる屋」の主人種市＝小日向文世＝漫画界の重鎮三蔵山 龍先生。
澪を支える医師永田源斉＝永山絢斗＝異能の天才漫画家中田伯。
そして、ふきちゃん＝蒔田彩珠＝マユちゃん

永山絢斗くんは、『重版出来』の中田伯役で、一皮むけたと思うのよね。
朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロインすみれの夫役。
最終的に、人のいいカメラおやじになり果てましたが、
初めのうちは、人見知りで、非常にナイーブな青年の設定でした。
英陸は、中田伯つながりの人物設定かな～って、思ったよ

＜ちなみに…＞

『べっぴんさん』で、永山絢斗くんは、高良健吾くんの“義理の弟”になりましたが、
２０１１年度上半期の朝ドラ『おひさま』では、高良健吾くんがヒロイン（井上真央さん）の夫役で、
永山絢斗くんがヒロインのお兄さんだったんで、“義理の兄”だったのよね

＜どうせだからついでに…＞

なんかイマイチだった『べっぴんさん』ですが、唯一、別格なスペシャルが一回だけありました。
ヒロイン夫婦の子どものころからの恩人である、靴屋の「あさや」さん。
靴職人でオーナーの麻田さん役が ミュージカル界のレジェンド市村正親さん。
戦後間もない、あるクリスマスイブ…サンタクロース姿でケーキを届けに来た市村さんが、
なんと「ホワイト・クリスマス」を歌ってくれたのです
あの時間だけは、本当に「べっぴんさん」だったよな～～

　ＮＨＫは、もう一つ、江戸めしの新番組
こちらはＢＳで放送されていたものですが、英陸は見ていなかったからな。

あの「ブシメシ！」が土曜ドラマに登場します。第1回「茶粥でチャ・チャ・チャ」は総合・2017年6月10日（土）よる8時15分から！https://t.co/w73dPo6Ajz#NHK #ブシメシ

— ＮＨＫドラマ (@nhk_dramas) 2017年6月10日

サツマイモの入った茶粥…めちゃめちゃ美味しそうでした…
つくって食うかな～～～