最近ちょっと仔仔をいぢめすぎちゃったような…
ごめんね、仔仔、英陸は大好きな子をいぢめるクセがあるの。悪い癖よね~
人を魅了することを、中国語で「迷人(みーれん)」といいます。
この「れ」はね、濁点つけて発音してください。
なれないうちは、日本人には難しい発音なんですが、
ちなみに「日本人」だったら、「りーべんれん」で、「り」にも、濁点です。
魅力的な人は、だから「迷人的人」。ややこしいですね。
魅了されちゃった方、夢中になってる側が「迷(みー)」。
「英陸はいかにしてF4迷になりしや」
「F4が非常迷人だったから」って答えるのが一番正しいと思うけど、
ずっと以前から、英陸は中国語を勉強していました。
中国が世界で非常に重要な国になることは明らかだったし、隣の国だし、漢字の国だし、
東アジア文明の起源の国だし、言葉を覚えることは、必要だと思ってました。
でも、あんまり好きじゃなかったのよね、昔は。
だから、「迷」という言葉は早くから知ってたけど、自分はちっとも中国迷ではなかった。
それでも習い始めたのは、
「中国語を勉強していて良かった、と思う日が必ず来る」という、強い予感からでした。
今は中国語が聞こえるとうれしくてたまらない
ただし台湾式の発音と、普通話(標準語:北京語が基礎になってます)の発音は結構違うんですよね。
スーの中国語は、なまってます
F4迷への最初の一歩…それは、「私は中国語を勉強しなければならないわ」っていう予感。
真的、英陸とF4の出会いは「運命」です
でも、最初の最初の出会いは不幸でした。
正直に申し上げましょう。英陸は『花より男子』の原作マンガを、まったく見たことがありません
まったく、というのは間違いで、F4迷になったあとで、手にとってみたことはあります…が、
…読めませんでした。
苦手です、あの手の話…
『山田太郎ものがたり』は、ね、おもしろいです。好きです。
『花より男子』は昔からベストセラーだったから、タイトルは知ってたし、映画が作られたことも知ってたし(最悪のね)、
台湾でドラマ化されたのも知ってました。
でも、だから(?)そのドラマなんて、見たいなんて、全然思わなかった。
でも中国語を習いだしてから、中国語の先生が、
「台湾では日本のドラマとかマンガをやってるのよ」と言って、『ちびまる子ちゃん』を見せてくれました。
「ドラマとか見ると上達が早いわよ」
その教えが実を結ぶまでに、何年かかったことか…
若い…
英陸は最初、「太郎ちゃん落ち」しました。
多くの仔迷の方は、もちろん「花澤類落ち」なんでしょうが、
英陸は「太郎(タイラン)可愛い~」から始まってます。
だから、逆に「花澤類」は、すごく衝撃でした。
「同じ人???!!!」
ついでにヴィック・チョウと周渝民と仔仔の関係がまったくわからなかった。
「同じ人???!!!」
真的、仔仔は迷人(人を困惑させるという意味もあります)です
へへへへへ
英陸が小さい頃から、とても気になっているおとぎ話があります。
北欧のお話らしいのですが、題名は『巻き毛のリル』。
そのお話が載っていた童話の本がどこかにいってしまって、くわしいことがわかりません。
本屋さんで探しても、見つからない。ネットで検索しても見つからないので、英陸の思い違いなのかもしれないけど、
お話をかいつまんで言うと、こうです。
むかしむかしある国に、それはそれは聡明な王子様がいました。
あらゆることをたちどころに解決し、かつ心優しく、どんな人にも親切で高潔な王子様でした。
ところが、王子様はサルとまったく見分けがつかないほどの、それはそれは醜い容姿で、
背中もひどいせむしで曲がっておりました。その背中にくるりと長い巻き毛があったものですから、
国の人々は、王子様の人柄を尊敬しつつも、陰ではお名前をとって
「巻き毛のリル」と呼んであざけっておりました
あるとき、お隣の国にそれはそれは美しいお姫様がお生まれになりました。
数年後には妹君もお生まれになりました。
妹君のほうは、あまり美しいお姿とは言えませんでしたが、
とても利発で、早くから国の政治にも力を尽くされました。
ところがお姉君の方は、姿は美しいのですが、ぼんやりとして、何をやってもまともにすることができません。
国の人々は、「妹君がいてくださってよかった。そうでなかったら…」と、
陰でひそひそ噂し合っておりました
ある日のこと、リル王子様が隣国との境の森を散歩されていると、しくしくと泣く声が聞こえます
不思議に思って泣き声のするほうに行って見ますと、それはそれは美しいお姫様でした。
「ああ、この方は隣国のお姉君にちがいない。噂に聞くよりも何倍も美しい」
リル王子がそう思って見とれておりますと、気づかれたお姫様は非常に驚かれて、「バケモノ」と叫びました。
逃げ出そうと思うのですが、悲しいことにお姫様は
自分の足をどう動かしていいやらわからず、すぐに立つこともできません
リル王子は、やさしく語りかけました。
「驚かせて申し訳ありません。私は隣国の王子、リルと申します。
よろしかったら、泣いていたわけをお話くださいませんか?」
リル王子のやわらかい物腰に安心されて、お姉君は話し始めました。
「わたしは、なにもできないのです。みなをこまらせてばかりいます。
いもうとも、かわいそうです。みなにもうしわけなくて、かなしくなって、ないていました」
その言葉を聞くと、王子様はお姫様の手をとって言いました。
「私には愛する人を、自分と同じくらい賢くする力を与えられています。
もし、あなたが私と結婚してくださるなら、あなたを賢くしてあげましょう」
お姫様は「きもちわるい」と思いながら、利口になれるなら、と、
「わかりました。あなたとけっこんいたしましょう」とお返事なさいました。
たちまち今までぼやけて見えていた目の前が、パッと明るく開けたように感じ、お姫様は立ち上がりました。
「ああ、私は、こんなところにいる場合ではありません。帰って王様にお話したいことがたくさんあります」
そう言って走り出しました。
リル王子はあわてて、お姫様の後姿に向かって叫びました。
「忘れないでください、2年後の今日、私はあなたをここで待っています。
2年後にあなたは、私と結婚するのですよ」
さあ、それからというもの、お姉君は生まれてから今までやれなかったこと、
できなかったことをいっぺんにやっておしまいになったので大忙し。
さらに父王君を助けておおいにお励みになったので、国はますます栄えていきました。
美しい上に賢くなられたお姉君さまですから、結婚を申し込みに、
遠くから王子さまやら伯爵様やら公爵様がぞくぞくと押しかけました。
いずれ劣らぬ立派な若君様ばかりでしたので、
お姉君は「とても決められないわ」と、たいへんお困りになりました。
お姫様は賢くなったために、迷うようになったのです。
どうしても決めることができず、ある日お姉君は隣国との境の森を散歩しようと出かけました。
そこには、リル王子が待っていました。その日がちょうど約束した2年目の今日だったのです。
リル王子は喜びましたが、すっかり忘れていたお姫様は驚きました。
「どうしたのですか。賢くなられたのに、なぜそのような悲しい顔をなさるのですか?」と王子様はたずねました。
「賢くなったために、私は迷うようになりました。あれがいいか、これがいいか。
悩んで、苦しむようになったのです。こんな風だったら、もとのぼんやりの方がよかったわ。
お願いです。元に戻してください」
お姫様の言葉に、王子様は「ははん」と思い当たりました。
「なるほど。あなたは、私と結婚するのがイヤになったのですね。
ならばいい。あなたは、自分のお力をご存知ですか」
「私にどんな力があるとおっしゃるのですか」
「あなたは、人を美しくする力をお持ちなのですよ。その力で、どうぞ私の容姿を美しくしてください」
「もし、私にそんな力があるなら、すぐにでもあなたを美しくしてさしあげますのに」
そういうが早いか、それまでサルのように醜かったリル王子は、
たちまちこの上なく美しい王子様になりました。
こうして二人は結婚し、隣国同士も仲良く幸せに暮らしました。
ちっともかいつまんでないですが、かいつまんだつもりで話すと、こういうお話です。
不思議な話でしょ。
英陸は子ども心に、大きく2つのことが気になりました。
「賢くなると迷うようになる」―『あれか、これか』はまさにキルケゴールの問い。
今はよくわかりますが、子どもの頃は、「賢い=正しい」「迷う=悪い」と思い込んでますからね。
「なんでね?【熊】」
この問いは、ずっとわが胸に刻まれておりました。
もう一つは、このお話そのものが、何のお話だったのか、という点でした。
一般の教訓話なら、「外見より心が大事」って話になるんでしょうが、
このお話は、結局二人とも美男美女になって、しかも聡明である。
リル王子は心根もやさしいことになってますが、
結婚してもらうためにお姫様を賢くするあたり、ちょっといやらしいですよね。
お姫様の方は、それこそ王子様との約束はすっかり忘れてるし、
リル王子が美しくなったから、結婚したんであって、
醜いままだったら…すごく恐ろしい話になってたかも??!!
わかんないでしょ。
ちょっと前までは、「愛の力が相手を賢くしたり、美しくしたりする」話
かと思ってましたが、そうじゃなさそう。
じゃあ、何?「人生は打算よ」って話??または「Give and Take」??
今はね「迷人」の話だと思ってます。
「迷人的人」は、相手を変える力を持つ。そして、「迷」は、自分を変える力を与えられるんだって。
リル王子も、お姉君も、心から「変わりたい」と願った。
それは自分のためだけど、相手のためにも「そうなりたい」と願ったのは間違いない
仔仔、私に力をくださいね。せっかく迷になったのだもの。
「最低の男」が最高に可愛い
今のところ、ここまで変えられてるので、あとは怠け者のところを治してもらって…
ああ、だめだ!仔は筋金入りの怠け者だ!
あ、孝天、孝天助けて。ああ、だめか、こっちは自然体…
Jerry、ヴァネース、我に力を!!
面倒見切れませ~ん。「天は己を助けるものを助く」って言うでしょ~
と、いうことで、「スーコン・ルポ」以来書き癖がついて、書かずにはいられなくなってたんですが、
これで、いったん小休止…の予定です。
ちょっと休まないと、他のことができない…
だから、寝てる場合じゃないんだってば!
ごめんね、仔仔、英陸は大好きな子をいぢめるクセがあるの。悪い癖よね~
人を魅了することを、中国語で「迷人(みーれん)」といいます。
この「れ」はね、濁点つけて発音してください。
なれないうちは、日本人には難しい発音なんですが、
ちなみに「日本人」だったら、「りーべんれん」で、「り」にも、濁点です。
魅力的な人は、だから「迷人的人」。ややこしいですね。
魅了されちゃった方、夢中になってる側が「迷(みー)」。
「英陸はいかにしてF4迷になりしや」
「F4が非常迷人だったから」って答えるのが一番正しいと思うけど、
ずっと以前から、英陸は中国語を勉強していました。
中国が世界で非常に重要な国になることは明らかだったし、隣の国だし、漢字の国だし、
東アジア文明の起源の国だし、言葉を覚えることは、必要だと思ってました。
でも、あんまり好きじゃなかったのよね、昔は。
だから、「迷」という言葉は早くから知ってたけど、自分はちっとも中国迷ではなかった。
それでも習い始めたのは、
「中国語を勉強していて良かった、と思う日が必ず来る」という、強い予感からでした。
今は中国語が聞こえるとうれしくてたまらない
ただし台湾式の発音と、普通話(標準語:北京語が基礎になってます)の発音は結構違うんですよね。
スーの中国語は、なまってます
F4迷への最初の一歩…それは、「私は中国語を勉強しなければならないわ」っていう予感。
真的、英陸とF4の出会いは「運命」です
でも、最初の最初の出会いは不幸でした。
正直に申し上げましょう。英陸は『花より男子』の原作マンガを、まったく見たことがありません
まったく、というのは間違いで、F4迷になったあとで、手にとってみたことはあります…が、
…読めませんでした。
苦手です、あの手の話…
『山田太郎ものがたり』は、ね、おもしろいです。好きです。
『花より男子』は昔からベストセラーだったから、タイトルは知ってたし、映画が作られたことも知ってたし(最悪のね)、
台湾でドラマ化されたのも知ってました。
でも、だから(?)そのドラマなんて、見たいなんて、全然思わなかった。
でも中国語を習いだしてから、中国語の先生が、
「台湾では日本のドラマとかマンガをやってるのよ」と言って、『ちびまる子ちゃん』を見せてくれました。
「ドラマとか見ると上達が早いわよ」
その教えが実を結ぶまでに、何年かかったことか…
若い…
英陸は最初、「太郎ちゃん落ち」しました。
多くの仔迷の方は、もちろん「花澤類落ち」なんでしょうが、
英陸は「太郎(タイラン)可愛い~」から始まってます。
だから、逆に「花澤類」は、すごく衝撃でした。
「同じ人???!!!」
ついでにヴィック・チョウと周渝民と仔仔の関係がまったくわからなかった。
「同じ人???!!!」
真的、仔仔は迷人(人を困惑させるという意味もあります)です
へへへへへ
英陸が小さい頃から、とても気になっているおとぎ話があります。
北欧のお話らしいのですが、題名は『巻き毛のリル』。
そのお話が載っていた童話の本がどこかにいってしまって、くわしいことがわかりません。
本屋さんで探しても、見つからない。ネットで検索しても見つからないので、英陸の思い違いなのかもしれないけど、
お話をかいつまんで言うと、こうです。
むかしむかしある国に、それはそれは聡明な王子様がいました。
あらゆることをたちどころに解決し、かつ心優しく、どんな人にも親切で高潔な王子様でした。
ところが、王子様はサルとまったく見分けがつかないほどの、それはそれは醜い容姿で、
背中もひどいせむしで曲がっておりました。その背中にくるりと長い巻き毛があったものですから、
国の人々は、王子様の人柄を尊敬しつつも、陰ではお名前をとって
「巻き毛のリル」と呼んであざけっておりました
あるとき、お隣の国にそれはそれは美しいお姫様がお生まれになりました。
数年後には妹君もお生まれになりました。
妹君のほうは、あまり美しいお姿とは言えませんでしたが、
とても利発で、早くから国の政治にも力を尽くされました。
ところがお姉君の方は、姿は美しいのですが、ぼんやりとして、何をやってもまともにすることができません。
国の人々は、「妹君がいてくださってよかった。そうでなかったら…」と、
陰でひそひそ噂し合っておりました
ある日のこと、リル王子様が隣国との境の森を散歩されていると、しくしくと泣く声が聞こえます
不思議に思って泣き声のするほうに行って見ますと、それはそれは美しいお姫様でした。
「ああ、この方は隣国のお姉君にちがいない。噂に聞くよりも何倍も美しい」
リル王子がそう思って見とれておりますと、気づかれたお姫様は非常に驚かれて、「バケモノ」と叫びました。
逃げ出そうと思うのですが、悲しいことにお姫様は
自分の足をどう動かしていいやらわからず、すぐに立つこともできません
リル王子は、やさしく語りかけました。
「驚かせて申し訳ありません。私は隣国の王子、リルと申します。
よろしかったら、泣いていたわけをお話くださいませんか?」
リル王子のやわらかい物腰に安心されて、お姉君は話し始めました。
「わたしは、なにもできないのです。みなをこまらせてばかりいます。
いもうとも、かわいそうです。みなにもうしわけなくて、かなしくなって、ないていました」
その言葉を聞くと、王子様はお姫様の手をとって言いました。
「私には愛する人を、自分と同じくらい賢くする力を与えられています。
もし、あなたが私と結婚してくださるなら、あなたを賢くしてあげましょう」
お姫様は「きもちわるい」と思いながら、利口になれるなら、と、
「わかりました。あなたとけっこんいたしましょう」とお返事なさいました。
たちまち今までぼやけて見えていた目の前が、パッと明るく開けたように感じ、お姫様は立ち上がりました。
「ああ、私は、こんなところにいる場合ではありません。帰って王様にお話したいことがたくさんあります」
そう言って走り出しました。
リル王子はあわてて、お姫様の後姿に向かって叫びました。
「忘れないでください、2年後の今日、私はあなたをここで待っています。
2年後にあなたは、私と結婚するのですよ」
さあ、それからというもの、お姉君は生まれてから今までやれなかったこと、
できなかったことをいっぺんにやっておしまいになったので大忙し。
さらに父王君を助けておおいにお励みになったので、国はますます栄えていきました。
美しい上に賢くなられたお姉君さまですから、結婚を申し込みに、
遠くから王子さまやら伯爵様やら公爵様がぞくぞくと押しかけました。
いずれ劣らぬ立派な若君様ばかりでしたので、
お姉君は「とても決められないわ」と、たいへんお困りになりました。
お姫様は賢くなったために、迷うようになったのです。
どうしても決めることができず、ある日お姉君は隣国との境の森を散歩しようと出かけました。
そこには、リル王子が待っていました。その日がちょうど約束した2年目の今日だったのです。
リル王子は喜びましたが、すっかり忘れていたお姫様は驚きました。
「どうしたのですか。賢くなられたのに、なぜそのような悲しい顔をなさるのですか?」と王子様はたずねました。
「賢くなったために、私は迷うようになりました。あれがいいか、これがいいか。
悩んで、苦しむようになったのです。こんな風だったら、もとのぼんやりの方がよかったわ。
お願いです。元に戻してください」
お姫様の言葉に、王子様は「ははん」と思い当たりました。
「なるほど。あなたは、私と結婚するのがイヤになったのですね。
ならばいい。あなたは、自分のお力をご存知ですか」
「私にどんな力があるとおっしゃるのですか」
「あなたは、人を美しくする力をお持ちなのですよ。その力で、どうぞ私の容姿を美しくしてください」
「もし、私にそんな力があるなら、すぐにでもあなたを美しくしてさしあげますのに」
そういうが早いか、それまでサルのように醜かったリル王子は、
たちまちこの上なく美しい王子様になりました。
こうして二人は結婚し、隣国同士も仲良く幸せに暮らしました。
ちっともかいつまんでないですが、かいつまんだつもりで話すと、こういうお話です。
不思議な話でしょ。
英陸は子ども心に、大きく2つのことが気になりました。
「賢くなると迷うようになる」―『あれか、これか』はまさにキルケゴールの問い。
今はよくわかりますが、子どもの頃は、「賢い=正しい」「迷う=悪い」と思い込んでますからね。
「なんでね?【熊】」
この問いは、ずっとわが胸に刻まれておりました。
もう一つは、このお話そのものが、何のお話だったのか、という点でした。
一般の教訓話なら、「外見より心が大事」って話になるんでしょうが、
このお話は、結局二人とも美男美女になって、しかも聡明である。
リル王子は心根もやさしいことになってますが、
結婚してもらうためにお姫様を賢くするあたり、ちょっといやらしいですよね。
お姫様の方は、それこそ王子様との約束はすっかり忘れてるし、
リル王子が美しくなったから、結婚したんであって、
醜いままだったら…すごく恐ろしい話になってたかも??!!
わかんないでしょ。
ちょっと前までは、「愛の力が相手を賢くしたり、美しくしたりする」話
かと思ってましたが、そうじゃなさそう。
じゃあ、何?「人生は打算よ」って話??または「Give and Take」??
今はね「迷人」の話だと思ってます。
「迷人的人」は、相手を変える力を持つ。そして、「迷」は、自分を変える力を与えられるんだって。
リル王子も、お姉君も、心から「変わりたい」と願った。
それは自分のためだけど、相手のためにも「そうなりたい」と願ったのは間違いない
仔仔、私に力をくださいね。せっかく迷になったのだもの。
「最低の男」が最高に可愛い
今のところ、ここまで変えられてるので、あとは怠け者のところを治してもらって…
ああ、だめだ!仔は筋金入りの怠け者だ!
あ、孝天、孝天助けて。ああ、だめか、こっちは自然体…
Jerry、ヴァネース、我に力を!!
面倒見切れませ~ん。「天は己を助けるものを助く」って言うでしょ~
と、いうことで、「スーコン・ルポ」以来書き癖がついて、書かずにはいられなくなってたんですが、
これで、いったん小休止…の予定です。
ちょっと休まないと、他のことができない…
だから、寝てる場合じゃないんだってば!
晩安~
何かF4関連のこと始めちゃったら、時間忘れますよね。
どうぞ美容と健康のため、早くおやすみください
RedStarさん
書かないわけじゃなくて、長くなるのを避けたいな…と思ってます。
発作は…
ほら、英陸は「常に沸騰状態」だから…
仔への愛が溢れて溢れて…
別におとぎ話に教訓はいらないんで、
それぞれが、そこから意味を得ていけばいいんだけど、
>お姫様は賢くなったために、迷うようになったのです。
この一文からだけでも、このお話は、とても不思議で、心に残ってます
リル王子がどんなに高潔な人でも、外見にコンプレックスを持ってるのは明らかです。
『美女と野獣」の野獣(なんて名前だっけ)や、かえるの王子様は、
魔法のせいで醜くなってるので、もともとの自分の姿には自信があるはず。
でも、リル王子には、自分が美しくなれる根拠はなかったんで、不安だったと思う
ある意味、『かえるの王子様』のお話と同じで、女の子の成長物語ではありますよね。
何もできなかった女の子が、迷いを持つほど思慮深くなるんだから
優秀な妹君が存在することを考えても、この話では、女性が聡明で力を持つことを肯定してると思います
で、本当に完璧な女性なら、リルの外見をも受け入れて、そのままを愛するのでしょうが、
王子が美しくなっちゃうところが、やっぱりおもしろい。
魔法使いじゃなくて、「人が人を変える」という点でも…
いつまでも気になる物語なんです