彼らには、常に解散説が付きまとっています。
何か4人で集まるたびに、
「今回が最後の~」とメディアに書かれます。
台湾観光局のイベントに出ても、
「4人そろうのは今回が最後?」
なんて言われるし、来年1月発売のアルバム(台湾、香港では12月28日発売だそうです)でも,
「F4最後のアルバム?」って言われてますね。
まあ、普段はソロで別々に活動してるし、Jerryとヴァネスは自分の事務所持ってるしね。
これだけ大スターになっちゃうと、マネージメントとか、それこそマネーの問題もあって、最初のころみたいに
「せっかくドラマ(流星花園)のF4で人気者になったから、4人でまとめて売り出しちゃえ」
みたいなノリではいられないのは確かです。
「F4」というグループ名自体が、もともと「花より男子」からの無断借用。
日本版のドラマもヒットしたんで、「F4」は、彼らの固有名詞ではなくなってきました。
そこで柴姐Pは4人の新名称として「JVKV」を発表したけど、ぜんぜん浸透してないのよね。メディアも相変わらず「F4」って呼んでますものね。
そこに追い討ちをかけるように、仔仔が「我不是F4」なんて歌出すもんだから
「いよいよ解散!?」
ってことになるわけです。
でもねえ、彼らには、もはやそんなことはどうでもいいに違いないのよね。
かつて「解散説」については孝天が、
「僕らはプライベートでも親友同士なんだから、解散なんてありえないよ」
と言ってた言葉に尽きるでしょう。
彼らは人生において、最高の出会いをしたんだから。
それにしても興味深いのはヴァネスの発言です。
10月28日「台湾観光局」イベント後の記者会見で
「4人でコンサートをやりたい。近いうちに実現できると思う」、と力強く宣言し、仔仔のアルバム発売記念サイン会では
「F4はいつまでもF4です!!」と、声高らかに叫んでるんですね。
「F4就是F4」…「流星花園」の中で、何度となく出てきたセリフです。
ケンカしたり、誤解が生じたりして友情が危うくなったとき、それを乗り越えた後に、彼らは必ずこう口にしました。
…「F4就是F4」―F4はF4なんだ。
いつもは別々に活動していても、4人で集まれることを何よりも喜び、一人のことを皆で応援し、励ましあう…
ま、「別れた」、「切れた」、「くっついた」、が大好きなマスコミが、F4をネタにするのは仕方ないけどね。
それだけ、彼らが仲いいってことさ。