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セイコーブライツ電波ソーラー 時計の価値観

2020-09-06 18:11:16 | 時計、ギター、野球
エクスプローラー1を普段使いし、グランドセイコー自動巻きを控えの一番手としていますが、前のブログにも書いてますが、他人に誇示するつもりもなく、ただ単に自分の価値観に沿った「欲しいものを所有する」考えに従っているつもりですが、時計の価値観って説明しづらい。

本来、物の価値、価格は性能に比例するものですが、腕時計はそうではない。

時計を時刻がわかる道具として捉えるなら、100万円の機械式時計より、数万円のクォーツ式時計の方が性能(精度)がいい。   

機械式時計しかなかった時代であれば、価格と性能は比例していたはずです。

全ては、技術革新によりクォーツの大量生産が可能になった事により、腕時計の値段と性能が一致しなくなってしまった事。

セイコーブライツ電波ソーラーは、オメガのスピードマスタープロをメインで使っていた頃に、三針のシンプルな予備用時計として新品を購入したのですが……その後、スピードマスターから三針のエクスプローラー1、グランドセイコーに買い替えた時点で、購入時の目的を失いかけてたのですが、そこは「電波」時計。
機械式時計の時刻合わせ用として、正確な時刻を知る手段として重宝してます。

この新品でも5万円弱の時計、欠点がないんです。

三針で見やすく、チタンで軽く、電波で正確で、ソーラーで電池交換の手間が大幅に軽減され、金額設定も手頃……
これって「機械式時計が好き」っていう「特殊な価値観」がなければ、メリットだらけです。

「機械式時計好き」な自分が怖いのは、エクスプローラー1の代わりにセイコーブライツ電波ソーラーを使用した場合に、
・価格の呪縛が解ける(安くてもいいものはいい。値段相応がいい)
・値段が高い割に機械式の精度の悪さが際立つ
といった面が出てきて、今まで機械式時計を評価してきた価値観が崩れてしまわないか、といった怖さです。

折角、今所有しているエクスプローラー1の価値観を見失わない為には、ずっと「使い続ける」事しかないのでは、と。

もし、セイコーブライツ電波ソーラーを普段使いとして使用した際に、何の気兼ねもせず、時刻合わせも必要とせず、仮に紛失してもある程度以上落ち込まず……
実用品として欠点がない。

あえて言えば、時計の重みというか存在感というか、ブライツ電波ソーラーを使用した時、今まで使用していた機械式の重みや存在感は感じられず、多少の物足りなさを感じる事。

その物足りなさを解消する為に、エクスプローラー1を使用し続けている、といったところでしょうか。

面倒な手間を伴う機械式時計だからこそ、所有する満足感があり、それを身に付けていないと何か物足りない、と思うのが「機械式時計好き」の「特殊な価値観」だと思います。

高額な機械式時計をしている事を、あくまで「特殊な価値観」であって、決して世の中の大多数のスタンダードな価値観ではない事を自覚していないと、折角のいい機械式時計も他人から見たら「ダサく」見えてしまう。

機械式時計に興味のない人に、本気で「機械式時計」を語っちゃ「カッコ悪い」んです。

もっと安く性能のいい時計がいっぱいあるんですから。

だから、前にも少し書きましたが高級機械式時計は機能云々ではなく、「ファッション」であったり、多少の「遊び心」や「趣味」と自覚していた方が「カッコ良く」見えるんです。












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