今年の春、コロナで在宅勤務の頃、時計を2本買いました。
その時持っていた時計は、オメガのスピードマスターブロフェッショナル(手巻)の現行品と、20数年前のシーマスター120の自動巻き。
他にオリエントの古い機械式。
自分は、コレクションするつもりはなく、普段使うものと少しの予備があれば…という考え方なので、機械式時計は2,3本あれば充分で、それ以上だと持て余してしまう気がするので、欲しい時計が出来ると結果、それまで持っていた時計を売り出す事になる。
それが前に書いた履歴となっている訳です。
今年の春、ふと、自分がそろそろ50を迎えるという現実に気付き、人生80年ならばあと30年。
自分が思う理想の老人(?)の時計として、やはりシンプルな3針ではないかと勝手に思い、今までいい時計と認識していながら、あえて向き合わなかった「グランドセイコー」。
あらためてネット等で調べると、いつの間にか文字盤の表記が「SEIKO」から「GS」に変わっていたが、そこは別にどっちでも。
グランドセイコーを選択する時に、自動巻きにすべきか、クォーツにすべきか、スプリングドライブにすべきか、迷うはずなのが………、意外とすんなり自動巻き SBGR251に決定しました。
理由は、以前ショッピングモールの時計屋に立ち寄った際に、無料で置いてあるカタログを何冊か持ち帰ったうちの1つが「グランドセイコー」。その時はあまり詳しく見なかったが、今回それが役に立つとは、その時は思いもしなかった。
カタログで機種を選んで、ヤフーオークションで落札。中古ではあるが使用感なく付属品完品、といった中古で買う時の鉄則(?)というべきか、しかもリセールバリューがないと言われる「グランドセイコー」。定価の半額ちょっとで買えました。
家に届いて実物見た時、軽い衝撃受けました。
今までロレックス(自分が持っていたのは5桁)とか結構所有して使ってきたけど……現行グランドセイコーの自動巻き、見た目は5桁なんとかジャストより、いいです。
自分のは、サイズが37mmなのも理由かもしれないですが(以前グランドセイコーの40mmクォーツしてる人の見た時は、あまり…………)何か、デザインといい、サイズといい、価格に見合ってるなと。
暫く1カ月ほど毎日使用して、日差は殆ど無く、週に2秒あるかないか。
これもかなり、いいです。
ほかのブランドの、これより高額のものに負けてないと思う。
30代の頃、あまりに時計然とした文字盤とセイコーの名前から、スイス高級時計を選んでいたのに……
いまでは、その文字盤が「セイコースタイル」なるもので、その1つ1つのディテールが文字盤全体のデザインと合わせ、あらためて国産デザインの良さを実感する事になるとは……(外国人はどう見るのかな?)
このグランドセイコーと引き換えに、オメガ シーマスター120自動巻きを同じくヤフーオークションで売却。
手元にオメガ スビードマスタープロとグランドセイコー。(他、オリエント)
ここから、更に、まさかのロレックス エクスプローラ1を買い、スビードマスタープロを売ることになるとは、自分が一番驚いている(……ていうか、……他の人は他人の時計興味ない、家族すら。所詮、自分だけです。自分の時計に興味持ってるの)
エクスプローラ買った理由は次回。