Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

VOLUNTEER ON 2010 SPRING AND 映画「DRAEMON」

2010-04-17 01:24:04 | 旅行記

一部の知らない人のために毎度ながら説明をいたしますと、
まあそういうわけで、障がい児相手のボランティアというものに巻き込まれ、3月のある土曜から泊りがけの旅行に行っておりました。


ちなみに当時は仕事がかなり忙しいうえに、実績出してもまったく認められない状況。疲れていたし機嫌は悪かった。
周りに前もって言っておこうかと思ったくらいだが、取りあえずそれは出さずに頑張りました。


集合は午後で、今回は遅刻もせずに行けた。
ちなみに昨年、ここでボランティアをしているある人にとても気分を害され、それについてはこの団体に苦情も言わせてもらい、問題点として上層部には知れ渡っていたのですが、その渦中の人物が今回も参加するということで関係者の間では戦慄が走る中で当日を迎えました。
集合場所に行ってみれば先に到着していた向こうから「おう、お疲れ」と軽い挨拶。俺も特に感情は外に出さずに挨拶。


で、まずはボウリングセンターへ移動。
昨年は電車内で子どもたちがうるさかったので、今回はそれを課題にしていたが、子どもたち自身も注意されていたようで意識して静かにしてくれました。
俺が嫌な思いをさせられた人が「独り言でもしてんのか」と言いたいくらい一人大きめな声でしたが周りの迷惑になるほどでもないのでそっとしました。


そしてボウリング。
小学生ばかりなのでガターしないようなレールを出してもらうようにお願いしたが、気づけば消えている。
店員を呼んだら「ボタンを押すとレールが収納されるので押さないようにしてください」と注意されたが、
全然見えないところにあるボタンだったし
「あんた俺たちが押したって言ってんの!?」
とさすがにケチをつけさせていただいた。
やはりこの日は機嫌が悪かったね。機嫌が良ければもう少し冷ややかに言ってやったんだが結局は言っていたと思う。


ボウリングが終わり、移動前にトイレに行かないか確認するように言われたので子どもたちに聞いたが、何度聞いても応えず自分の話ばかり。
で、結局行く時になって「トイレ行きたい」などと言いだすので「何回も聞いただろーが!」と注意させていただきました。
こちらとしても聞くというよりも「トイレいこ―よ」と誘うくらいがよかった。翌日にその反省は活かした。


ボウリング自体は無事に終わり、宿泊施設に行く。
風呂入った後食事。
俺が一所懸命バクバク食って見せている時に、子どもたちが小食で心配だったが、とっとと済ませてカラオケ。
子どもが歌うのを見ているだけでしたが、彼らの世代にも草食系が浸透したか歌うのもあんまり好きじゃないようで、後半は2人で交替で歌うのみなので、乱入。
ドームの影響もあってB'zを歌いたかったし、その前に歌われていたプリキュアで「キック!」や「アタック!」の掛け声を子どもが好むのも見ていたし、「ULTRA SOUL」を歌ったが、計算通り子どもにバカ受けでよかった。
その次には「残酷な天使のテーゼ」や「リンダリンダ」もリクエストされてしまいました。


カラオケ終わってからは部屋でテレビを見た。
エンタの神様?が総集編で、知らない芸人がいっぱい出ていたので面白かったですよ。
実はハタヨークも初めてちゃんと見たかも。あれだけ人斬りまくっておいて全く見られなくなってしまいましたな。2010年に見てしまうと「~斬り!」も蛇足だしどこが面白いか分からなかった。


その番組が終わって、皆11時に寝る約束だったが、小学3年の子が寝付けず、騒ぐ。
羊を数えても寝れないので難しい話をしてあげようと思い、
「12×12は?」と2ケタ掛け算をさせたがこっちも答えを計算するのがめんどくさくて1問で辞める。
次は1+1=2,2+2=4と次々に倍々にしていく奴。
他の子どもたちまで参加して大盛り上がりだったが、3万まで行くと数字を覚えるのがつらい。
倍にした数字と、子どもたちは下の位から計算したがるから結局5ケタを4パターン把握しないといけないですしね。
もう眠れないのでロビーに連れ出し。
「スクワット50回」
「ダメなら腕立て伏せ」
「それもダメなら外走ってこよう」
と色々提案したがどれもめんどくさいそうで断られ、ロビーにあった新聞の記事を音読させる。
それでようやく眠らせることができましたが、何故か俺の布団にもぐりこんで眠ってしまって、俺が寝る場所がやたら狭かった。
子どもたちが寝た後ミーティングなんぞをさせられたが、疲れていたし眠くて仕方なかったですね。話をしている相手の名字が浮かばないほど脳みそが死んでた。
そして、どういうわけか6時半過ぎには起きてしまい、ディケイドを見ることができた。
まあでも「昨日は新聞読んだおかげですぐ寝れたよ」とお礼を言ってもらえた。


で、旅行2日目。
相変わらず小食な子どもらをよそにご飯3杯いただき、高校野球の開会式では女子高生のオペラと一緒に君が代を熱唱して、あゆみ荘を発つ。


部屋の鍵がなくなってしまったので対応のために残ったリーダーを置いて映画館へ行く。
途中にあるはずだったコインロッカーがわからず、現地に着いてから追いついたリーダーと2人で16人分の荷物を抱えてロッカーまで戻ったのがとてもきつかったです。


そして今回鑑賞した映画は、実は決定した時子どもたちからもブーイングがあったという「ドラえもん」
荷物運びもあったし、そもそも前半があまりにものんびりで、眠くてたまらなかったですね。


ところでドラえもんの新しい声優、スネ夫役はあの関智一さん。
ジャイアンに「男なら根性で耐えろ!」と怒られていたが、個人的には
「じゃあジャイアンは関さんが他のアニメで演じたキャラみたいにザクを一刀両断して見やがれ!テレビ見て覚えた宙返りとかやって見やがれ!」
と言いたかったです。
でも関さんのスネ夫はけっこ―似てたと思う。まあ俺はそもそもあんまり声優交代気にしてないけどね。メタルバンドだとボーカル交代なんて山ほどあるわけだし。


それにしても、今回は30周年記念作と銘打っている割には、スケールが小さかった気がしますね。
今までかかわった冒険とリンクするネタがあってもよさそうなものなのに。
特に今回、テキオー灯が出たりと「海底鬼岩城」を彷彿とさせるだけに、しずかちゃんがボルトを大事そうにしているとか、しずかちゃんのピンチに偶然車の部品が飛んできて間一髪助かるとか、そういう演出がかすかにでも欲しかった。


そしてゲストキャラ。
ソフィアは最後いいこと言っていてウルッときたし、それを言わせたのび太くんの行動もよかったんですけど、
問題はソフィア護衛隊?隊長のハリボーだ。
始めはドラえもんたち地上人が嫌いで、それが後で味方になるんですが、敵だろうが味方になろうが結局まるで役に立たない。
考えた作戦も、自分はただの実況兼解説じゃねーか。


現実社会の椅子取りゲームを生き残るため、大人たちは日々自分の武器を磨きに磨いているというのに、大事な使命を帯びた一国の隊長がかわいさと人柄だけでやっていこうなどと、片腹痛いわ。
まあハリボーの中の人は飯塚雅弓さんだから許すけれども。


映画を見終わった後、上記のようなことを語っていたら子どもたちから「子供向けの映画なんだから多めに見てあげてよ」とたしなめられました。


ちなみに昼ご飯はファミレスで好きなの注文させたら、それはすべて食べていましたね。
前から気づいてはいたが、子どもたちの好き嫌いの多さと食べる量の少なさがなんとなく気になる旅行でした。
ジョセフ・ジョースターが離乳食を作るのが上手いと子どもが好き嫌いがなくなると言っていた気がしたが、ここのお母さんたちは離乳食を作るのが下手なんだろうかとボランティア仲間と話し合ったりした次第です。


とりあえず無事に、前みたいにけんかやケチをつけられることもなく終わってよかったです。
終わった後、ボランティアメンバーで呑みに行くことになったらどうしましょうと危惧したりしていましたが(今回苦手な人が一緒だったので)、結局何もなく解散しました。
まあ、いつも母たちが「終わった後食事でもしてよ」とお金を渡していたが、俺が苦情を言ってからそれがなくなってしまいましたから、本人も気づいてしまったかもしれませんね。ちょっとかわいそうかもしれない。


まあ色々仲間内でどう思っているかも確認しましたし、次回また嫌がらせを受けようものならただじゃおかねえ。
そもそも問題視しているのは彼が団結を見だしたりボランティアを減らすことにつながりかねない行動を取ろうとしていたりする点なんですが、でもとりあえずは団結優先で、本人をいい方向に促す方から入っていくのでご安心ください。


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