日日火水木土土

「月月火水木金金」ではない
怠け者の絵日記、photo日記。

台北のゴミ箱

2013-10-05 | ゴミ箱鑑賞


今年4月に台北を旅行したときに採取。
1枚目は、中正記念堂の中にあった、観光スポットにありがちの物件。
基本は2枚目と同じ、ごくごく一般的な公共の場所に置かれたゴミ箱。
しかしながら、観光スポットであるが故に木製のカバーが掛けられている。
2枚目は、あまりにも凡庸で、紹介するまでもないのだが、
ゴミ分別の台北での現状と、漢字の表現がおもしろかったので、一応押さえておいた。

 

それよりも、特筆すべきは街中のあちこちで見かけたこの物件だ。
最初、ピックアップのバスの車窓から見かけたときは、てっきりゴミ箱かと思った。
お、これは貴重な物件とときめいたのだが、その後歩行中に確認したら配電盤だった。(ガックシ!)
同じような絵で、街のあちこちでみかけた。
しかし、同一の絵ではなく微妙にバリエーションが施されている。
日本で見かける、同様の用途の物件は無骨な姿のまま、歩道に敷設されている。
確か、写真も押さえてあるのだが、わたしの写真の管理がなっていないので、
ここぞというときに、すぐに取り出せない。いやはや、悲しい限りだ。
今日はもう遅くなったので、近いうちにフォルダーを探すか、再採取してくることにしたい。

9月に読んだ本

2013-10-05 | 鑑賞記録
2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1249ページ
ナイス数:6ナイス

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 (中公新書)カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 (中公新書)
読了日:9月23日 著者:竹内正浩
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
読了日:9月8日 著者:村上春樹
ゴールデンスランバー (新潮文庫)ゴールデンスランバー (新潮文庫)
読了日:9月1日 著者:伊坂幸太郎

読書メーター

特技・得意技

2013-10-04 | ひとりごと
クリストファー・ロビンが学校に上がろうとする時、
くまのプーさんに、いちばん好きなことは、なんにもしないことだと言う。
学校では、かけ算のやり方や、ABCの使い方や、ブラジルの場所は教えてくれるらしいが、
なんにもしないってことができなくなってしまうらしい。
それを悲しんで、クリスタファー・ロビンはプーさんに、
きみは、いつまでも森に来て、なんにもしないことをしてくれると頼む。
そして、僕のことをいつまでも忘れないでいてとつけ加える。
話をよく理解していないプーさんに、クリストファー・ロビンは言う。
「プーの、おばかさん」



先日で、会社で自己紹介を書くことがあり、特技の欄に
「なんにもしないことをすること」と書いた。
今年小学校に上がった孫娘に言ったら、「じったんのおばかさん」と言われそうだ。



でも、ほんとうにわたしの得意技は、なんにもしなくても平気でいられることだと思っている。
あ、そうだ、それに手のひらでプー、プーって音を出すのも得意技の一つだ。
これは、孫たちにやってみせたら、尊敬の目で見てくれた。



なんだか、今日は涼しさをこえて、寒いくらいだ。


9月に観た映画

2013-10-04 | 鑑賞記録
月の鑑賞メーター
観たビデオの数:11本
観た鑑賞時間:1147分

赤い季節 [DVD]赤い季節 [DVD]
新井浩文が好きなので期待したが、つまらなかった。でも、彼を主役に映画を作ると、こういう感じになるのだろうか。『ゲルマニウムの夜』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』での、暴力的でどうしようもなくイヤな奴とか、『ゴーイング マイ ホーム』でのちょっと気の弱い広告マンや、『その夜の侍』での面倒見のいい学校教師と、脇に入るとすごく幅広くいい味を出すのに。『ゲルマニウムの夜』は主役なのかもしれないが。彼の魅力を引き出そうとすると、この映画のような役になってしまうのかもしれない。
鑑賞日:09月30日 監督:
アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]
鑑賞日:09月29日 監督:ベン・アフレック
かぞくのくに [DVD]かぞくのくに [DVD]
鑑賞日:09月28日 監督:ヤン・ヨンヒ
愛しきソナ [DVD]愛しきソナ [DVD]
鑑賞日:09月26日 監督:ヤン・ヨンヒ
ディア・ピョンヤン [DVD]ディア・ピョンヤン [DVD]
ほとんどが、ホームビデオで撮っているのだろうか。しかも、手持ちで被写体に語りかけながら。こういう映像を重ねて、1本のドキュメンタリーに仕立て上げる、ヤン・ヨンヒの映画作家としての力に感服だ。北朝鮮での映像とか、それを発表するには、並々ならぬ強い作家意識を感じる。『かぞくのくに』を先に観ていたので、いろいろなことを比較しながら観た。父親の印象が、映画とはちがいかなり暖かく感じられた。ヤン・ヨンヒの父親に対する複雑で、深い愛情が、ドキュメンタリーと映画の落差の中で見え隠れしていた。
鑑賞日:09月23日 監督:ヤン・ヨンヒ
凍える牙 [DVD]凍える牙 [DVD]
ソン・ガンホが好きなので、期待して観たが、みごとにはずされた。狼犬を使った犯罪?なんだかよくわからなかった。
鑑賞日:09月22日 監督:ユ・ハ
ピエタ (1 DISC) <ブルーレイ>/ドラマピエタ (1 DISC) <ブルーレイ>/ドラマ
鑑賞日:09月17日 監督:キム・ギドク
エクスペリメント [DVD]エクスペリメント [DVD]
なんだか観たことあるようだと思ったら、『es』のリメイクだったんだ。このテの映画を観ると、人間の持つ根源的なバカさ加減に、悲しくなってしまう。
鑑賞日:09月09日 監督:ポール・T・シュアリング
サルトルとボーヴォワール 哲学と愛 [DVD]サルトルとボーヴォワール 哲学と愛 [DVD]
60年代後半、サルトルは時代の寵児といった塩梅だった。実存主義、選択の自由、アンガージュマン、自由恋愛、なんだか懐かしい用語が飛び交っていた。
わたしがサルトルを意識したのは、高校3年の時の担任が、ホームルームの時に、さりげなく「選択の自由」について語った時だった。その先生、卒業後家に遊びに行った時に、本棚に、埴谷雄高の『振子と坩堝』だったかなんだか定かではないが、未来社の『○○と✖✖』といったタイトルの本が並んでいた。映画とは全然関係ないのだが、そんなことが思い浮かんだ。それだけの映画でしかなかった。
鑑賞日:09月08日 監督:イラン・デュラン=コーエン
Cosmopolis/コズモポリスCosmopolis/コズモポリス
『危険なメソッド』と二本立てだったので、早稲田松竹で二度目の観賞。やはり印象はかなり断片的なモノしか残らなかった。このての話は、原作を読んでみないと分からない気がする。
鑑賞日:09月03日 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
危険なメソッド [DVD]危険なメソッド [DVD]
ユングとフロイトの物語を、クローネンバーグが映画化、それだけでなんだかワクワクした。でも、しっかりと理解、受容できたかどうかわ疑問だ。キーラ・ナイトレイの演技に冒頭から驚かされてしまった。それから、フロイトとユングが船旅をするときに、ユングだけが、裕福な妻の計らいで一等船室で、
フロイトは通常の席だというエピソードが、なんだか不思議だし、おかしかった。
鑑賞日:09月03日 監督:デヴィッド・クローネンバーグ

鑑賞メーター

Over the Rainbow

2013-10-02 | ひとりごと
今日は、朝から映画館で映画鑑賞。
だいたいが、映画館へ行くのは、平日の朝一番の回だ。
それに、どちらかというとヒットとは縁遠い、地味な映画が多い。
そのせいで、いつもガラガラの館内で、さみしく鑑賞というのが常だ。
しかも、最近は映画好きの友人の影響で、
最前列もしくは2・3列目で観るので、隣に人がいることはほとんどない。
なのに、今日は開演前はあちこちから話声が聞こえ、にぎやいでいた。
それに、両隣には、二人連れのおばさんと、母娘が入ってきた。
いっぱいで、いい席が取れなかった。ちゃんと見られるだろうかと、
母娘は、しきりと心配げな会話と続けていた。
かかっている映画は、是枝裕和『そして父になる』。
カンヌ効果なのか、福山効果なのだろうか。
是枝監督の作品は、『歩いても、歩いても』以降は劇場で観ているが、
こんなに混んでいたことはなかった。
公開すぐということも影響しているのかもしれない。
やはり、もっと落ち着いてから観るようにしようと反省した。
映画の出来は、それなりではあるが、80点くらいかな。
 

映画が終わってから、出産を今月に控える娘のところに寄った。
ちょっと心配なことがあり、疲れているみたいだったので。
その帰り道、きれいな虹を見た。
すぐに、電話をして娘にベランダに行くように話した。
まだ近くにいたので、4階のベランダからと、地上からきれいな虹を楽しんだ。
くっきりとしたきれいな虹だった。
このきれいな虹が幸運を運んできてくれるのだと信じたい。