七夕とは
織姫（おりひめ）さまと彦星（ひこぼし）さまが
天の川を渡って
1年に1度だけ出会える日のことです。
中国から来たお話で
二人は恋をしてから
機織りをしなくなったので
罰として
年に一度しか会えない
という
ここまで聞くと切ないお話ですよね。
しかし
それは私たちの物差しや基準に当てはめて考えると
「切なく」
感じます。
例えば寿命です。
私たちの概念では寿命は８０歳まで生きられれば御の字だと思います。
しかし
織姫星や彦星もまだ若い星で
天文学的に見れば
１０億年程度は生きられると言われているので
彼らにとっては
１年に１度しか会えないのは
「罰」程度なのかもしれません。
そう考えると少し
「よかった」と
思ってくれる人がいると嬉しいです。
少し心理学的な視点を取り入れて
織姫星や彦星の恋愛事情を読み解くと
バランスの崩れた過度な恋愛状態だと思います。
相手がいないと生活が成り立たない。
自分の価値が相手に依存しすぎている。
相手のために自己犠牲をすることが多くなる。
他の重要な事が軽視される。
仕事や友人、家族との健全なバランスが崩れる。
七夕から学びたいことは
恋愛において
盲目になりがちだが
適切な距離感を見つけ出さないと
周りは応援してくれなくなり
仕事や周囲に迷惑が掛かってしまう
という事です。
恋愛というのは２人だけの事情ではありません。
どこかで誰かが補ってくれるから
成り立っているという事。
２人からしてみれば自分たちの力で
成り立たせている恋愛も
周りが
私達のために
気づかない程に
気を使って助けてくれている
という事を忘れてはいけません。
特に結婚をして２人だけで生活を始めて
子供ができた頃に
周りに助けられて生きていると感じる事が
多くなるでしょう。
そうした感謝の気持ちは
必ず形にして返してあげましょう。
返す相手が親なら
いっそうのこと
できるだけ早く
形にして
返しましょう。
一緒に飯を食べる。
手紙を書いて渡すなど
何でも良いです。
親と不仲な方もいるとは思いますが
その不仲が今のあなたの足かせとなって
物事が上手くいっていない可能性もあります。
親とは自分と一番長く過ごし、そして深い関係にあるものです。
ここのバランスが崩れた状態では
物事は上手くはいきません。
どんな事情があれ
生きているうちに
感謝を形にしましょう。
その勇気の結果
あなたが1番欲しかったモノが
手に入るでしょう。
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