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【職業】僧侶(ACT型精神科心理士・心理学者)悩みの原因はストレス対策が自分に適していない。コミュ力が実は高すぎる事です

心が楽になる在職中にすべき習慣~体を壊した時の上手な辞め方~「度一切苦厄」

2023年07月24日 20時02分00秒 | 即効性のあるメンタル回復術
般若心境経の中に「度一切苦厄(どいっさいくやく)」
という言葉があります。
意味を説明すると、
あらゆる苦難を乗り越えて、自由自在の境地に到達する事。
全てが「空」であると言う事。

これでも分かりにくいですよね。

「苦しみから逃げない事も大切」だという事。
人生には必要な試練あると言う事。
苦しみを乗り越えると、魂は磨かれ、心は輝きを増す。
そして、さらなる高みに行ける。
思いがけない苦しみに遭遇したら、逃げ道をつくらずに、あえてその厳しい道に進む事。
立ち向かう事。
それを超える事も人生だと言う事です。





たた、現代人はそもそも「苦しみから逃げない事の方が多いです。」
困難やトラブルから逃げるべき時に逃げない方が多い、その生き方は健康面から見て控えた方がいいです。
困難が複雑化し、対応しきれなくなり、精神に負担がかかりすぎます。

試練を乗り越えられるだけの精神状態と体力や環境が整っている時に乗り越えるべきです。

乗り越えられなかった時、挫折感から苦難を避けて通るようになります。


なので
上手な困難な乗り越え方、を伝えたいと思います。
今回は「仕事」に関して。
仕事は大変なもので、辛くても働かないといけない。
生きていく為にはお金が必要です。
また会社という集団に所属していないと安心できないという、義務教育の中で植え付けられた「集団行動から外れてはいけないと言うモラル」の影響も大きいです。
簡単に言えば「皆と同じことをしない人は悪い子、ダメな子」です。
日本の教育の中で重視されているのは「空気を読み集団行動ができる事」です。
そうした植え付けられたモラルに疑問を持って早くから行動している人たちは、今結果を出せている人たちです。
集団で行動しなくても、個人で仕事ができる時代、会社という組織から離れても、大いに才能を発揮しています。
才能の見つけた方は以前紹介しました。
才能とは意識しないでついついやってしまう事です。
何となく絵を描いたり、ゲームをしたり、スポーツをしたり、物を収集したり。
才能とはそこにあるモノ、特別なモノではないです。
その才能にやり甲斐を感じたなら仕事につながるチャンスです。
才能を発揮できる場所を探す事をしましょう。



ゲームが好きなら、動画投稿、ライブ配信、プロゲーマー、ゲーム会社、あらゆる分野でやり甲斐にさらに、楽しいと心が喜ぶ場所を探しましょう。
ここは時間を多めにかけてじっくり見極めましょう。
才能とやり甲斐と楽しさが合わさり、ご縁のある会社に出会えれば、そこからは充実した生活が送れます。
才能なんてない、そう思って働いている人に比べて最大限才能を発揮できるわけですから、誰よりよりも結果が出せるのです。
余裕があるなら、疲れた時に自己流の回復方法を作っておきましょう。
どんなに才能があっても頑張れば疲れてしまいます。
エネルギーを補充する為にも回復や癒し、プライベートの充実も同時にやりましょう。
二兎う追わなければ二兎、手に入れる事はできません。そして二兎う追う事でチャンスが二倍になり、一兎も捕まえられないというリスクの分散にも繋がります。そういうポジティブな思考を身につけましょう。


さて、話は戻り、集団行動が正しいと植え付けられてきた人は、その枠からはみ出す勇気がなく才能があり独立できるだけのスペックがあるのに、会社に所属している方が正しいと思い、抜け出せません。

そこに、ブラック企業という社員から愛されない会社に所属している人は抜け出せない、そして苦しくて辛いのです。


ブラック企業の基準として、厚生労働省のHPを参考にすると以下の条件となります。
長時間労働
給料が支払われない
パワハラ関係
コンプライアンスの意識が低い
※参考画像は2015年と古いものですが、一番わかりやすいと思います。

さらに、毎年「ブラック企業大賞実行委員会」がブラック企業に対して「あなたの会社はブラック企業です」と表彰式が行われます。
その表彰式に笑顔で出席する企業を見ていると、「会社に対して自分を最大限まで犠牲にして働く時代はもう終わった」と思いました。
表彰された企業の中には過労死、精神疾患等、人の命を大切にできない企業もあります。


私は上記の事を前提に、朝起きて「会社に行きたくない、行けない」と思ったら休む事をお勧めします。
それが続いたのなら、その会社に貴方が合っていない証拠です。
ただ、最近は「辛かったら辞めていい」と言う人が多くなりましたが、そのあとの生活をどうするのか?そこまでのアドバイスはもらえません。お金を借りることや一緒に住むことも無理でしょう。
無責任な優しさが、さらにその人の状況を悪くしている自覚がないのです。

お金より健康、健康より生きがい。これが私の考え方です。


辛かったら辞めるべきですが、辛くなる前から転職の準備し、辞めても生活に困らない、「自分に保険をかけておく」事が大切です。

貯金をしておく等、方法はたくさんありますが、一番最初に、やるべき事は「転職サイトに登録をする」事です。
無料で登録出来るので、今すぐ行動しましょう。
人は後回しにした事は実践しません。
その後回しした過去が現在を苦しめて、未来が見えなくなり「何で生きているんだろう?」と思考力が落ちているので端的な疑問にぶつかります。


仕事をしていく中で、少しでも心に違和感、辛いと思ったときに、転職サイトに今の自分の労働状況や能力、役職、資格、年齢や希望職等を登録しておくと、他の会社での自分の「価値」が分かります。
すると、他の会社だと給料も高いし待遇もいい、今より自分を認めてくれる会社があるかもしれない、そう思えると心が楽になります。
必要とされている事こそ、エネルギーの源です。

心が苦しくなったら転職サイトを見て、常に自分の価値を把握し、辞めると同時に次の仕事にスムーズに移行できる環境を作っておくことが重要です。

大手転職サイトには「エージェント」という、あなた専属の転職アドバイザーが付きます。
メールだけではなく。電話での相談も無料で受けてくれます。
私も利用した事がありますが、転職サイトを見るより電話をして、「ここだけの話」つまり最新の情報が入ってきます。
例えば、これから掲載する求人がある、電話の中でより詳しく経歴を話すと、それならもっと高待遇を紹介してくれたり、私もカウンセラーと同時にキャリアコンサルタントをしてるので、このサイトは本物だ、これを無料で使えるのは凄い。ハローワークより頼りになると思いました。
カウンセラー、ソーシャルワーカーは、目的の一つに社会復帰が含まれています。
仕事をしたい、が目的の人が多いです。
そこで、コンサルタントの研修や短期専門学校、実務経験の中でキャリアコンサルタントの技術を手に入れました。
誰でもなれます。
一番重要な素質は、社会人経験が長い事です。経験ほど説得力があるものはありません。
私のような高齢者にはピッタリです。
実績がなければお仕事としては成り立たないので、まずは実績を作る事です。
今、私が一般社団法人を作る為の活動や行動も半年後には実績として評価されます。
成功させますが、失敗から学ぶべきことの方が多いです。
そして、必ず成功する方法や、起業のやり方はありません。


ここだけは自分頼りです。
何を信じるかではなく、どれだけ自分を信じられるか?それだけです。

頑張っている人は、大抵、転職した方が待遇が良くなるケースが多いと思います。キャリアダウンを恐れる必要はありません。その為の準備ですから。

この準備を辞める直前に行うとキャリアダウンにつながります。キャリアアップするつもりでいるのなら、今から登録していつ辞めても困らない環境を用意しておくことが大切です。

私自身、キャリアコンサルタントとして、相談者から聞き取り、アセスメントをします。転職の理由や、準備期間、そして現在の健康状態を聞いて希望職を探しますが、大抵は三か月を目安に転職したいという人が経験値から多いです。しかし、今後何年も働く会社を探すには期間が短いと思います。
そして、さらに問題なのは健康状態です。転職をしたいと思っている人の中で、すでに精神科に通っているほど具合が悪い人もいます。
その状況では、期限をつける事は求人先や当人、双方にとって良い関係ではなく、キャリアダウンにつながります。


もちろん、その状況からでも転職は可能です。しかし、転職を考えていない時から転職サイトを見る癖をつけておくと、先ほども説明した通り「今の会社よりもっと自分を評価してくれる会社がある」となんとなく安心できるものです。それが心の支えにもなります。

健康についても、ハローワークの職業訓練を受けてから転職を考える人がいますが、病気があると、「本当に転職できますか?」と圧迫面接のようなひどい言われ方をされる場合もあります。アウトリーチとして患者様と一緒にハローワークに行って、私から医師からも働ける状態まで回復している事を担当者が納得するまで説明してようやく申し込みができた、というケースもあります。

離職して、職業訓練の申し込みに行く場合は可能な限り専門家に同席してもらう事をおすすめします。ハローワークの担当者の言葉で仕事をしたいと言うやる気を奪われない為にも必要な事です。


現在、こうした支援も含めた一般社団法人の設立に向けて行動しています。
本当は、私が望んでいる活動を病院や福祉施設にお願いしたいのですが、それが難しいという事は私もよく理解しています。
アウトリーチとは積極的に対象者と一緒に外に出て必要な事をする、という意味合いです。※下記参考資料

医療福祉分野は常に人手不足、その上専門性がないとアウトリーチをしても効果が少ないのです。
非常にバランスが悪いと思います。
なので、私の活動は需要はある。しかしなかなか理解者や実践できる人材が見つからないのです。

そのためにもSNSで活動内容を広めています。ただ簡単には広まりませんし、信用されません。
私も高齢者なので、出来る範囲はありますが、ブログにはイラスト入れてイメージを掴みやすくしたり、興味を持ってもらえるサムネづくりをしています。
文字では伝わらない事は言葉で伝えます。
以前は活動内容を配信で広めていた事もありますが、まず興味を持ってもらえません。
そこで、最近周囲からVtuberを勧められました。そう言うやり方を試すのも一つの手段だと説明されました。やってみなければわからないので、Vtuberのモデルを発注するか?購入するか?必要な機材、オーディオインターフェイス、カメラやマイク、パソコンもビデオカード内蔵型の方がいい、そしてソフトの使い方など、独学で現在勉強中です。
だいたいの流れは把握したので、一ヶ月あれば活動できると思います。

また、Twitterのスペースという機能を使うと配信が出来るので、今後音声による活動もしてい行きます。なのでフォローの方お願い致します。

 



人生は30歳からスタート(0才)です。
30年間で役に立つ事、貢献した事より、学んだことの方が多いでしょう。それを活かすのが30代からです。なので30歳辺りの人は自分は0歳だと思って嫌な事は辞めて、無意識にやっている事が「才能」だと気づき、それが「生きがい」だと分かれば仕事にすればいいのです。
嫌なものは嫌、大人でもイヤイヤ期があっていいのです。
大人は、大人になりなくてなったわけではないのですから。
永遠に青春を送りたいものです。
自分が輝ける場所が見つかれば、いつでも青春です。



般若心境経「度一切苦厄(どいっさいくやく)」
苦難を乗り越えて、魂は磨かれ、心は輝きを増す。
この苦難の乗り越え方は、根性論ではなく、計画的に乗り越える事が現代版の解釈だと私は考えます。

地震や津波から逃げる事は難しいですが、台風のような何日ごろに上陸するなど、気象情報ある程度あり、逃げる準備、心構えがあれば困難を乗り越えられると思います。

苦難を乗り越える、の中にも地震や津波のような乗り越えられないものと、台風のような、準備をすれば乗り越えられるものがあるという事です。

乗り越えらる苦難かどうか?判断する事が大切です。

世界中の生きとしい生けるものが平安で、心安らかに生きる事ができますように。

僧侶・ACT型精神科心理士・心理学者
 「好きな人には親切に、嫌いな人には丁寧に。」人生やり直しはできない、しかし「仕切り直しはできます。」
 人見知り(初対面が苦手)、コミュ障(人間自体が苦手)、コミュニケーション能力が低いと悩んでいる人は実は高い人です。
>どんな人か?:空気を読み過ぎて疲れてしまう、周囲からの刺激を受けやすい 、苦手な人や様々なタイプの人に合わせる事ができる人です。
>非常に疲れる能力:素晴らしい才能ですが、自己否定しやすい、頼まれたことを断れない、相手の変化に気づく、とても繊細な人です。相手によって対応を変えるのは沢山のエネルギーを使います。高すぎる能力に精神も身体も回復が追い付きません。
>ブログの目的:「これらの問題を解決する為に、コミュニケーション能力をコントロールする事、そして精神も身体も回復させる方法を身につける事で、人間関係が楽になり、自由な心が手に入り、自分らしく生きる事ができます。」ブログを通して、仏教と心理学のハイブリットな思考で、自分をコントロールする力を身に着けて、精神と身体の回復方法を手に入れましょう。その先に、「本質である本当の自分がいます。一緒に自分探しをしましょう。」





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