もろもろの事象は過ぎ去る 怠ることなく
修行を完成させよ
加納有輝彦 氏、ブログ転載
http://ameblo.jp/papadad/entry-11305360752.html
2012-07-18
昨今の日本の低俗な言論空間における「喧噪」「騒乱」に少し疲れた。
刹那と刺激を求め、色と金に執着する・・・
こういった時は、沈黙の仏陀を想起する。
仏陀の言葉には、馥郁たる香りがある。
他者を刺激するだけのイミテーションの光は微塵も存在しない。
真実のみがある。
光のみ実在
愛のみ実在
『もろもろの事象は過ぎ去る
怠ることなく修行を完成させよ』
もろもろの事象は過ぎ去り、最期は、
おのれ自身の良心のみ存在する絶対空間に移行する。
あいつに騙された!
あいつが悪い!
あいつは嘘つきだ!
いくら他者に責任転嫁しても、
何の意味もない。
おのれの良心のみ存在する。
そして問われる。
他者は関係ない。
おまえは、どう生きたか。
他者がどうあろうと、いかなる環境下にあろうと
おまえは、どう生きたか。
おまえの人生の主題が、「あいつは偽物だ!」と
いうことであったとしたら、
おまえはお前自身の人生をまったく生きていない。他者は関係ない。
お前自身が、正しき心の探求をしたのか、それのみを問う。
他者をお金欲しさに告発したとしよう。
間違っているのは、他者ではない。おまえだ。
もろもろの事象は過ぎ去る。
他者との関係の中で起きたもろもろの事象も過ぎ去り、無となる。
残るのは、おまえのこころのみ。
もちろん、おまえとはわたしの事である。
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以上、転載、させていただいた記事です
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