朴野龍王神社奉灯句

徳島県那賀郡那賀町朴野の龍王神社に明治初期から続く伝統文化行事である『朴野龍王神社奉灯句』事務局のブログです。

令和6年度「朴野龍王神社」秋の例大祭③

2024-11-24 13:49:12 | 日記
宵宮が始まる前に三つ目の行灯も紹介しておきましょう


最後の行灯は「文句付け」です
文句付けというタイトルは正解なのかどうかはわかりませんが自分がかかわり始めてからはこのような言い方でやっています
まあ連想ゲームみたいなものですね
「青い」というお題なら「海」
「チョコレート」と言えば「明治かロッテ」(まあ森永やチロルもありますが、、)
そんな感じでお題で思いつく言葉(文句)を短く言い表します
勘違いされて5・7・5で作ってこられる方もいらっしゃるのでこちらの案内不足もあるんですがちょっととっつきづらいのかもしれません

それでは行灯をご覧ください
文句付け「さっぱり」の入選作です




続いて文句付け「何はさておき」の部





日が暮れはじめました
行灯に灯をともすことにしましょう
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令和6年度「朴野龍王神社」秋の例大祭②

2024-11-24 12:57:23 | 日記
祭りの準備中


冠句「ぐいぐいと」の入選句
冠句とは頭に課題の言葉、今年は「ぐいぐいと」と「また値上げ」から始まる川柳です
俳句とはまた違った味わいや可笑しみがあります
冗談も猥談もなんでもありです(笑)





同じく冠句「また値上げ」




カサカサと音を立てて枯れ葉が森に積もっていきます
だいぶ日も傾いてきたようです
宵宮がもうじき始まります
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令和6年度「朴野龍王神社」秋の例大祭①

2024-11-24 12:15:33 | 日記
「遅い秋の遅いお祭り」

11月22日(宵宮)~11月23日(本宮)の二日間にわたって行われる徳島県那賀郡那賀町朴野の龍王神社秋の大祭が無事に終わりました
近在では一番遅い時期に行われるお祭りなので境内の楓は色づいているのが普通なのですが今年は夏が暑く長かったせいなのか葉っぱの先が少し色づいた程度でほとんどの葉がまだ緑のままでした
地球の温暖化はこんな過疎地の小さな村祭りの景色にも影響を与えているようです

「奉灯句」も句集を奉献し境内に行灯も掲げて参拝者の皆さんにご披露しました
作品をお寄せいただいた皆様に感謝を申し上げます
今年は埼玉県と千葉県の方が「今年の三傑」に選出され地元は一人だけでした
もう少し氏子の皆さんの頑張りが必要かもしれません(笑)

お天気に恵まれて行灯も穏やかな表情


それでは入選作を順番に見ていきましょう
まずは俳句「夜長」の作品




同じく俳句「芒(すすき)」の入選句




神社の境内は少し肌寒く感じられますが穏やかな日差しが射しこんでいます
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